えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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先週の週末に見た映画「ジャニス リトル・ガール・ブルー」がとてもよくて、今週は会社から家に帰って来て、夜、ジャニス・ジョップリンばかりを聴いていたよ。ジャニスって正式のスタジオ録音のアルバムはその死の直後に出された"PEARL"も含めて4枚しかなかったのだね。しかも、その4枚の歩みで高みの頂上まで行ってしまってもいると思う。

1枚目は"BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY"というアルバムで、ここでのジャニスはサイケデリックなガレージ・バンドにほうりこまれたブルース好きのおきゃんな少女の趣。その中でもA面の1曲目の"Bye Bye Baby"という曲は、短い生涯を破れた恋のつらさばかりを歌うことについやした、彼女のまず一番初めの歌として相応しい。これからの歌手人生を予言するかのような歌なのだ。



2枚目は"CHEAP THRILLS"。ここでのガーシュイン兄弟作を大胆にアレンジした強烈な"Summertime"にぶっとびます。それから、ロバート・クラムの漫画のジャケットも最高だし、コンサートではハイライトとして必ず歌っていた"Ball And Chain"も入っています。





3枚目は"I Got Dem Al' Kozmic Blues Again Mama"。このアルバムのバックのプレイヤーの奏でる音が一番ソウルっぽい。それで、アメリカの批評家たちはアレサ・フランクリンの真似はやめるべきだ、などというお門違いないちゃもんをつけていたのだけど、"Maybe"や"Little Girl Blue"のような歌を、こんな歌い方で歌えるのはジャニス以外に誰ができるのだろう。





で、4枚目に"PEARL"を残してジャニスは逝ってしまう。どの曲も、どの歌もこのうえなく素晴らしい。その中でも"My Baby"という歌では、悲しい歌ばかり歌ってきた彼女にも希望のひとすじが見えてきたような、そんな歌なのに、旅暮らしのホテルの一室で空の向こうに旅だってしまうとは。



ジャニス・ジョップリンは最高です。おやすみZZZzzz.....
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えいちゃん
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男性
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S.E.
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音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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