えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』を見て、坂本龍一さんの口述筆記で著した本『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』は買ってあって、積読になっていて、読んでいないままになってきたのを思い出し、読みました。面白くてほぼ一気読みです。口述筆記の坂本さんの人生を語った前著の『音楽は自由にする』が2009年の発売で、それ以降の自身の人生が語られております。『音楽は自由にする』も読んでみたくなりました。
目まぐるしくいくつも手がけた音楽の仕事以外に、病気のこと、死生観や、政治や社会に対する見方なども語られていて、とても興味深い。坂本さんが、最近は、普通のポップ・ミュージックから離れて、そのフィールドを映画の音楽やアートのインスタレーション(空間表現)の背景もしくは前景となる音楽、現代音楽、前衛音楽の方に広げていたこと知りました。東京都現代美術館の『坂本龍一 音を視る 時を聴く』をみそびれてしまったことが悔やまれます。
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』のためにインタビューした鈴木正文さんの「あとがき」が秀逸にして、その交友も生々しくも記され、素晴らしい。その中で坂本龍一さんと東北ユースオーケストラに関するところでは目頭が熱くなりました。人生は無常で有限です。坂本龍一の音楽よ、永遠に。
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』 坂本龍一
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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