えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
雨宮処凛さんの編著した「この国の不寛容の果てに 相模原事件と私たちの時代」を一気読みしました。雨宮処凛さんはファンでけっこう著作を読んでいるのですが、この「不寛容の果てに」は相模原での障害者施設で19人もの人が殺された事件に、何らかの意味や形で当事者として関わり続ける人たちとの対談です。雨宮さんの対談のお相手は、自ら障害のある子どものおられるRKB毎日放送記者の神戸金史さん、東京大学先端科学技術センター准教授で小児科医の自らも障害を持つ熊谷晋一郎さん、ずっと医療の問題、尊厳死の問題を追いかけ続けてきたBuzzFeed Japan記者の岩永直子さん、批評家で元障害者ヘルパーの杉田俊介さん、東京都池袋で炊き出しや医療相談も行う精神科医の森川すいめいさん、浦河べてるの家ソーシャルワーカーの向谷地生良さん。日本って何かすさまじくすさんだ国になりつつあるような気がして、希望があるとしたら、それに抗っているこの本で話しているような人や話されている言葉だろうと思い、心を閉ざしたり、単純な言葉を鵜呑みにしてもいけないとも思うのです。
この本を読みながら、ふと思い出したことが一つ。前に努めていた会社の朝会で、部長がやるかやらないか、白黒はっきりさせて行動しろなどと、口角泡を飛ばして檄を飛ばしているのをぼーっと聞いていたら、隣にいたKくんが、サカイさん、ぼくは大概、人間ってのは灰色だと思いますよ、とぼそっとぼくに声をかけてくれました。その言葉には目を覚まされたように感じ、ときおり思い出し、なぜか忘れられません。どうだろう、そのことはこの本と関係はないのかな?
この本を読みながら、ふと思い出したことが一つ。前に努めていた会社の朝会で、部長がやるかやらないか、白黒はっきりさせて行動しろなどと、口角泡を飛ばして檄を飛ばしているのをぼーっと聞いていたら、隣にいたKくんが、サカイさん、ぼくは大概、人間ってのは灰色だと思いますよ、とぼそっとぼくに声をかけてくれました。その言葉には目を覚まされたように感じ、ときおり思い出し、なぜか忘れられません。どうだろう、そのことはこの本と関係はないのかな?
<< 即位礼正殿の儀を見て
HOME
横須賀ピースフェスティバル >>
[1970] [1969] [1968] [1967] [1966] [1965] [1964] [1963] [1962] [1961] [1960]
[1970] [1969] [1968] [1967] [1966] [1965] [1964] [1963] [1962] [1961] [1960]
この記事にコメントする
カレンダー
えいちゃんのお奨め
カテゴリー
最新コメント
最新記事
(11/01)
(10/30)
(10/28)
(10/25)
(10/24)
(10/21)
(10/16)
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
ブログ内検索
最新トラックバック