えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

沖田修一監督の「モリのいる場所」を見ました。画家、熊谷守一とその妻、秀子の晩年の数日を描いた淡々とした映画でした。ほとんど、ストーリーらしきもののない映画が風狂、自由、そして、清廉という言葉がぴったりと来そうな熊谷守一の人とその絵のようでした。
熊谷守一を山崎努さんが、秀子を樹木希林さんという二人の名優が演じておられます。こんな年老いた夫婦がいたのかとほほえましきももあり、なんだか、とても素敵でした。熊谷家の家事手伝いの美恵の役の池谷のぶえさんもいい感じ。
家に帰って来て、映画を思い出しながら、この前、熊谷家の跡地に熊谷の娘の櫂さんが建てられた熊谷守一美術館で買った「熊谷守一画文集 ひとりたのしむ」を見つつ、にやにやと微笑んでしまう。そして、再び映画を思い出して、映画に何度も現れた小さなな生きものたちがとてもかわいかった。
映画『モリのいる場所』公式サイト

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