えいちゃん(さかい きよたか)

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ブライアン・シンガー監督の「ボヘミアン・ラプソディ」を見た。

ロックバンド、クイーンのボーカリスト、フレディー・マーキュリーの生涯を追った映画です。フレディー・マーキュリーって、何重ものマイノリティーであったのを知った。そんな彼が1970年代と1980年代に、世界の共通言語だったようでもあるかもしれないロック・ミュージックを選んで、表現をしたことは、必然で導かれたものだったようにも思えた。

クイーンのアルバム「オペラ座の夜」は、ぼくが中学生の時、少ない小遣いを貯めてやっと買って、毎日毎日、中学から帰って来て、聴いたレコードなのです。青春ともまだ呼べないそのころに、ぼくがぼくである限りぼくにはどうしても逃れられない死ぬまで続くかのような孤独ということ発見したようで、そこで出会ったのがロック・ミュージックだったように思う。何度も何度も聴いた。

名曲「ボヘミアン・ラプソディ」をクイーンのメンバーはあんなレコーディングは二度としたくないとインタビューで答えていたのを思い出す。それぐらい、オペラパートのボーカルの重ね録りは熾烈を極める大変さだったそうで、それは映画「ボヘミアン・ラプソディ」に出てくる。

ラストの方のあるシーンでは少しだけ目頭が熱くなる。

バンド経験者にはなるほどと思うシーンがたくさんあって、昔は「ユニット」といわず、「バンド」といい、「リハーサル」とは呼ばず、「練習」といっていたと思う。「バンドは家族だ」というセリフが何度も出てきて、ぼくは昔を思い出して少しぎくりとして、何かがぼくの胸に刺ささるかのようなのだ。

ラストで「ライブ・エイド」のライブシーンになだれ込む。このアフリカの飢餓を救うためのチャリティー・コンサートでミュージシャンはギャラなしで演奏したそう。ボブ・ゲルドフのそっくりさんも出てくる。そして、これまたぼくに近しい世代なら誰もが知っている名曲「伝説のチャンピオン」。昔、ノーベル賞作家の大江健三郎さんが「チャンピオン」のもともとの意味は「誰かのために戦う人」だと言っていたことを思い出したのだった。

「ボヘミアン・ラプソディ」は最高の音楽映画で、劇場で見て、大音量で聴くことをお勧めします。

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えいちゃん
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音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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