えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

テイト・テイラー監督の「ジェームズ・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男
」を見た。チャドウィック・ボーズマンのジェームズ・ブラウンになりきった演技が凄い。そのなりきられたジェームズ・ブラウンの映画館のスクリーンに映し出されるたくさんのステージ・シーンのかっこよさにぼくの口はあんぐりと開いてしまう。やぼでべたたなハリウッド映画かなと予想していたのだけれど、時間が錯綜し、貧困や人種差別などの悲惨な幼少期とスターの頂点にのぼりつめたジェームズ・ブラウンが交互に描かれ、詩的な印象すら受けました。リズム・アンド・ブルースとかソウルとかの音楽の好きな輩はぜひ映画館の大きなスクリーンと大きなサラウンド・サウンドで見ることをお薦めします。さて、描かれたジェームズ・ブラウンはどうか? 描かれた詳細はねたばらしになるのでしないのだけれど、どんなトラブルに見舞われても、そして、自ら起こしても、ぼくは、ジェームズ・ブラウンのことを歌い、ダンスする、20世紀の生んだ聖人でもあると思ったのだった。
http://jamesbrown-movie.jp

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