えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
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昼は新宿末廣亭に、夜はコットンクラブ東京に行きました。
行く前にウクライナ大使館に少ないお金だけれども、募金に応じての送金をしました。こんな不安で、もしかして世界が瀬戸際かもしれない時にこそ、お笑いと音楽が欲しくなる。
末広亭では話の枕にプーチンを笑いのネタにする噺家さんもいて、落語も世につれ、人につれなのですが、昼の部の主任をつとめた瀧川鯉昇師匠の古典落語「茶の湯」に大笑いし、楽しみました。やなぎ南玉さんのいろものの曲ごまというコマ回しもよかったな。
夜は、最近、ぼくが毎日聴いているアルバム『百日紅の木の下で』のシンガー、大島花子さんのコンサート。バックにはギターの笹子重治さん、バイオリンの江藤有希さん、チェロの橋本歩さん。一曲だけゲストで花子さんおお父さんである亡き坂本九の名曲「上を向いて歩こう」をいっしょに歌ってくれた畠山美由紀さん。絵本作家、画家の荒井良二さんは「Limuere」の演奏に合わせてライブペインティングをしてくれました。あー、本当に音楽は素晴らしい。
ところで、ギターの笹子重治さんについて、ぼくは昔からのファンなんです。それははるか昔、ブラジルからサンバ・カリオカ詩人でシンガーのギレリュミ・ヂ・プリ-トが来日し、原宿のクロコダイルでライブをした時のバックが笹子さん率いるショーロ・クラブで、ブラジル人でもないのにこんな演奏をする人がいるのかと驚いておりました。笹子さんは派手な演奏はしないけれども、まさに信じられないほどの情感で奏でる名手です。数年前のショーロクラブの『武満徹ソングブック』は『百日紅の木の下で』と同じように毎日聴いておりました。
コロナ禍がつづいていて、バカな戦争を始めるとんでもないバカたれ男もいるけれども、ぼくの人生にいろんな芸術は必要です。
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やぎたこのやなぎさんの急な訃報を聞き、驚き、やなぎさんがぼくと一才しか違わないことに、なんて早すぎると思いいたっております。けれども、やぎたこの最後のアルバムが、豪華な日本文と英文のフォスター研究と解説のブックレット付きの"Dear Friends and Gentle Hearts / The Songs of Stephan Foster"となったことに、やなぎさん、やるなとぼくは感嘆してしまう。素晴らしいアルバムでした。このまっすぐなこのフォースター集は、きっと、じわじわと本国のアメリカでも評判となり、ひいてはフォスター再発見、フォスター・リバイバルとなり、このウィルス禍が明けたころには、やぎたこのアメリカ・ツアーも始まっているのではないかしらとぼくは想像してもいたのです。
やなぎさんで思い出すのは、そのライブでバイオリンを弾くとき、あごではさんで弓を引くのではなく、お腹でささえて、ゆうゆうと奏でていた。その姿を見ながら、ぼくは、やなぎさんがバイオリンをあごではなくおなかで弾くとき、それは、バイオリンではなく、飲めや歌えや踊れやで一晩中、眠らせない、悪魔の楽器、フィドルとなるのだと勝手に思っていた。しかし、今、思い出せば、そのフィドルの音は、なんてやさしい響きだったのでしょう。
今年、やぎたこの宛名で年賀状が来ていました。そには手書きで「またお会いできるのを楽しみに!」と書いてありました。この字がやなぎさんのものか、辻井貴子さんのものかは、ぼくは知らない。あー、いまごろ、やなぎさんは空の上で何種類もの楽器を奏で、楽しく歌っていることでしょう。でも、おいらはまだ行かないよ。気ながに待っていてくださいな。
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この前、ビルボードライブ横浜に吾妻光良 And Swinging Boppersを見に行きました。
ぼくが学生のころから好きだったBoppers。とぎれることとなくゆるく活動してきた、ぼくより少し年上のお兄さん世代の彼らには、今、ライブを見ると特別な感慨もあるなぁ。その容貌がいい具合に老けていって、確かに、ぼくと同じ時代を生きてきたというような感傷も何だか、感じつつ、やっぱり、Swinging Boppersの音楽を聴くと、にやけたり、笑ったりしてしまうよ。
昔、インタビューでバンドを長続きさせる秘訣は、あまり熱心にやらないことです、などと言っていた吾妻さんだけれども、ライブを見るたびに、途切れることのないブルース愛、音楽愛を感じてしまいます。
楽しかった。
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昨日、うらたんざわ渓流釣場から家路への天気雨の中、車を運転していて、ちょうど小倉橋のところのインターチェンジで圏央道に入ろうとしたところで、大きくて奇麗な虹を見たんだ。相模原の台地にかかった大きな虹。相模原って悪いことも起こって、相模原の市民ってまとまりがなくて、けれども、大丈夫だ、っていうサインとか、大げさかもしれないけれど、啓示のように思えました。あんな美しい虹は初めて見たよ。
(運転中だったので写真はありません。)
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中古のギターを買いました。いかにもギターマニアの店員さんによると1968年か1969年製造のGibsonのHummingbirdということ。写真の手前のがGibsonのHummingbirdで、後ろのがEpiphoneのHummingbird。このギターたちをHummingbird Brothersと呼びます。
Hummingbirdで好きなのは、ピックガードのハチドリの絵とブルース的、ロック的なそのサウンド。ブルース的とかロック的とはどういうことなのかは、うまく説明できません。ものおじしないということかな?
GibsonとEpiphoneを交互に弾いて、出てくる音を比べてみると、思っていたほどに違いはないのですが、Gibsonの方が低音が出ていて、心なしか音に厚みがあるように感じます。
さて、ぼくはオカルトみたいなことがギターという楽器にはあると思っていて、それは、ギターという楽器はいろんな音を聴くことでできて、いい音楽を聞かせれば、聞かすほど、ギターの音は、鳴り始め、どんどんよくなっていくということなのです。ぼくがいいと思う音楽を聞かせれば、ぼくがいいと思う音楽のように鳴り始める。だから、このギターは決してケースにしまわずに、スタンドに立てかけておいて、いろんなCDやレコードをどんどん聞かせてあげようと思う。
ゆめゆめうたがふことなかれ
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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