えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
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藤井道人監督の『宇宙でいちばんあかるい屋根』を見ました。
桃井かおりさんが「星ばあ」という浮浪者みたいな不思議なおばあさん役で出演していて、時の流れを感じてしまった。けれど、桃井かおりはやっぱ桃井かおりでした。ぼくらの世代では桃井かおりさんは萩原健一が主演したテレビドラマ『前略おふくろ様』の海ちゃん役を思い出すのだけれど、そのちょっと後に桃井かおり主演の『ちょっとマイウェイ』というドラマが好きでしたよ。桃井さんの主演の映画で、渡瀬恒彦と共演した前田陽一監督の『神様のくれた赤ん坊』は、ぼくが何度も見てしまった名作です。桃井かおりさんは偉大なる映画女優です。
「大石つばめ」役の清原果耶さんが可憐! この『宇宙でいちばんあかるい屋根』が映画初主演だそうです。エンディングロールにかかった主題歌はCoccoの作詞・作曲で清原果耶さん自身が歌っています。清原果耶さんは絶対に大スターになりそう。
藤井道人監督は日本アカデミー賞を取った社会派の映画『新聞記者』の監督で、まったく趣向を変えたファンタジー作『宇宙でいちばんあかるい屋根』での映像はとてもリリカルで美しくて、時おり夢の中のよう。とても驚きました。
あー、いい映画、見ました。
宇宙でいちばんあかるい屋根のオフィシャルサイト
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温泉に入りたくて、いつも行く下部温泉の「湯本ホテル」に向けて旅をしました。旅すがら、いくつか寄ってみたところがあります。
甲斐善光寺に寄りました。日本一の鳴き龍が天井に描かれた浄土宗のお寺だそうです。宝物館を訪ねたのは、最近、読んだ柳宗悦の本に出てくる木喰上人の最期の書画あると聞いたからです。木喰上人のものがあると聞いたのですが、とお坊さんに尋ねると、あれがそうですよと解説していただけました。人の背丈の何倍もあるそれはそれは大きくて立派な書画に驚く。これはきっと遺言の思いで描いたのかなと思う。お坊さんは、温泉町の下部の生んだ山梨の郷土の誇りでありますと胸をはっておられましたが、この書画はいろいろと真贋について論争があり、国の重要文化財には指定されていないとのこと。残念です。そうです、「ゆめゆめうたがふことなかれ」ですよ。
武田神社を参り、ドライブしつつ、金櫻神社、夫婦木神社とめぐります。
影絵美術館に行きました。藤城清治さんの初期の影絵が飾ってあって、本当に美しい。ぼくと同じ世代ならば、ちびっこだったころのケロヨンを思い出したり、もう少し大きくなってからの、東京12チャンネルで深夜に放送していた天気予報の番組で、藤城清治さんのかわいいこびとの影絵が使われていたのを思いだすかもしれません。「裸の大将 山下清展」も開催されていて、版画で復刻された山下清の貼り絵や本人の直筆のペン画を見ながら、清さんの声を空の上から聞いた気がしました。こんなすさんだ世の中になってしまっている日本を感じつつ、清さんの声、「ぼくは生きていなかったほうがよかったのかな?」。生きていなかったほうがよかったなんて全然ない!
いつも温泉旅館、湯本ホテルに着き30度ぐらいのぬる湯と沸かし湯に交互に入る。ぬる湯は入った時は少しひゃっこいけれど、すぐに温かく感じます。ぼくの体の内側に小さな火が燃えているのを感じます。熱くないのでいつまでも入っていられる。飽きたら沸かし湯に入り、また、ぬる湯に入って、それを繰り返す。戦で負傷した武田信玄公の武士たちが入りに来ていた秘湯だそうで、打ち身とか、湯につかっていればたちどころに治りそう。多分、この旅館ができたのは1960年代の後半ぐらいではないかしら? 昭和の遺構のようでもあり、できた当時は「湯本ホテル」の名から思い浮かべるに、少ししゃれた旅館ではなかったのかしら? それから半世紀、枯れつくしたこの湯宿にとがったところ、奇をてらったところはまったくなく、ただただ普通の古い旅館で、本当にいい。夕食、朝食は、絵の飾られた昭和のころからあるような食堂らしきところでいただくのですが、テレビもなく、BGMで古い映画音楽がかかっている。耳をそばだてると「日曜はダメよ」だったり、「八十日間世界一周」だったり、あるいは「ひまわり」とか「太陽がいっぱい」とか、1960年代にヒットした名画の主題歌。時が止まっているかのよう。泊まっているのは、ぼくを入れて二人のみ。働いている仲居さんが寂しそうでした。翌朝、出発の時、「Go Toキャンペーン」に必要だという幾枚かの書類をもらいました。「Go Toキャンペーン」なんか、忘れていたよ。「Go Toキャンペーン」がなくとも、ぼくはここに来たかったから、来たのだろうなと思う。それらの書類に書くものを書いて郵送すると、口座に返金されるそうです。けれど、どうなるかは分かりません。それが今の日本です。昭和に帰りたい。
「木喰の里 微笑館」に行きました。甲斐善光寺で見たものととても似ている、小ぶりの書画が飾られているのにびっくりしました。木喰さんは生涯、旅をした人だったそうですが、この丸畑という生まれた地には、たびたび、もどって来たそうです。個人で運営している「木喰記念館」というのもあると聞いていて、見学には電話連絡が必要ということで、数日前から何度か電話をしていたのですが、つながらず。「微笑館」から少し歩いて探したのですが、見つからなかった。
写真は撮らなかったのですが、本栖湖、精進湖、西湖、河口湖とドライブする。精進湖はいいなぁ。この小ささもいい。ジョーン・G・ロビンソンの「思い出のマーニー」とか、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの「森の生活 ウォールデン」に出てくる湖って、こんなところではないかしら?
「音楽と森の美術館」へ。大きなオルゴールがたくさんありました。係りの人がかけてくれて、ドビュッシーの曲を聴く。ピアノで聴くドビュッシーとはまた違った味わい。「オルゴール」は日本風の呼び方で、ヨーロッパやアメリカで「ミュージック・ボックス」と呼ぶのだそう。ストラディバリウスのバイオリンが展示されていた。係りの人の説明によると、三億円のもの。見るではなく、音が聴いてみたいなぁ。ギブソンのギターも三百年経って、三億円になるのかしら? 部屋中に鳴り響く「ダンス・オルガン」という自動のパイプ・オルガンを見て、聴きました。百年前、フランスのダンス・ホールでかけられていたものだそう。かかった曲は「タイガー・ラグ」。踊りたかったな。
さて、帰ります。
甲斐善光寺に寄りました。日本一の鳴き龍が天井に描かれた浄土宗のお寺だそうです。宝物館を訪ねたのは、最近、読んだ柳宗悦の本に出てくる木喰上人の最期の書画あると聞いたからです。木喰上人のものがあると聞いたのですが、とお坊さんに尋ねると、あれがそうですよと解説していただけました。人の背丈の何倍もあるそれはそれは大きくて立派な書画に驚く。これはきっと遺言の思いで描いたのかなと思う。お坊さんは、温泉町の下部の生んだ山梨の郷土の誇りでありますと胸をはっておられましたが、この書画はいろいろと真贋について論争があり、国の重要文化財には指定されていないとのこと。残念です。そうです、「ゆめゆめうたがふことなかれ」ですよ。
武田神社を参り、ドライブしつつ、金櫻神社、夫婦木神社とめぐります。
影絵美術館に行きました。藤城清治さんの初期の影絵が飾ってあって、本当に美しい。ぼくと同じ世代ならば、ちびっこだったころのケロヨンを思い出したり、もう少し大きくなってからの、東京12チャンネルで深夜に放送していた天気予報の番組で、藤城清治さんのかわいいこびとの影絵が使われていたのを思いだすかもしれません。「裸の大将 山下清展」も開催されていて、版画で復刻された山下清の貼り絵や本人の直筆のペン画を見ながら、清さんの声を空の上から聞いた気がしました。こんなすさんだ世の中になってしまっている日本を感じつつ、清さんの声、「ぼくは生きていなかったほうがよかったのかな?」。生きていなかったほうがよかったなんて全然ない!
いつも温泉旅館、湯本ホテルに着き30度ぐらいのぬる湯と沸かし湯に交互に入る。ぬる湯は入った時は少しひゃっこいけれど、すぐに温かく感じます。ぼくの体の内側に小さな火が燃えているのを感じます。熱くないのでいつまでも入っていられる。飽きたら沸かし湯に入り、また、ぬる湯に入って、それを繰り返す。戦で負傷した武田信玄公の武士たちが入りに来ていた秘湯だそうで、打ち身とか、湯につかっていればたちどころに治りそう。多分、この旅館ができたのは1960年代の後半ぐらいではないかしら? 昭和の遺構のようでもあり、できた当時は「湯本ホテル」の名から思い浮かべるに、少ししゃれた旅館ではなかったのかしら? それから半世紀、枯れつくしたこの湯宿にとがったところ、奇をてらったところはまったくなく、ただただ普通の古い旅館で、本当にいい。夕食、朝食は、絵の飾られた昭和のころからあるような食堂らしきところでいただくのですが、テレビもなく、BGMで古い映画音楽がかかっている。耳をそばだてると「日曜はダメよ」だったり、「八十日間世界一周」だったり、あるいは「ひまわり」とか「太陽がいっぱい」とか、1960年代にヒットした名画の主題歌。時が止まっているかのよう。泊まっているのは、ぼくを入れて二人のみ。働いている仲居さんが寂しそうでした。翌朝、出発の時、「Go Toキャンペーン」に必要だという幾枚かの書類をもらいました。「Go Toキャンペーン」なんか、忘れていたよ。「Go Toキャンペーン」がなくとも、ぼくはここに来たかったから、来たのだろうなと思う。それらの書類に書くものを書いて郵送すると、口座に返金されるそうです。けれど、どうなるかは分かりません。それが今の日本です。昭和に帰りたい。
「木喰の里 微笑館」に行きました。甲斐善光寺で見たものととても似ている、小ぶりの書画が飾られているのにびっくりしました。木喰さんは生涯、旅をした人だったそうですが、この丸畑という生まれた地には、たびたび、もどって来たそうです。個人で運営している「木喰記念館」というのもあると聞いていて、見学には電話連絡が必要ということで、数日前から何度か電話をしていたのですが、つながらず。「微笑館」から少し歩いて探したのですが、見つからなかった。
写真は撮らなかったのですが、本栖湖、精進湖、西湖、河口湖とドライブする。精進湖はいいなぁ。この小ささもいい。ジョーン・G・ロビンソンの「思い出のマーニー」とか、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの「森の生活 ウォールデン」に出てくる湖って、こんなところではないかしら?
「音楽と森の美術館」へ。大きなオルゴールがたくさんありました。係りの人がかけてくれて、ドビュッシーの曲を聴く。ピアノで聴くドビュッシーとはまた違った味わい。「オルゴール」は日本風の呼び方で、ヨーロッパやアメリカで「ミュージック・ボックス」と呼ぶのだそう。ストラディバリウスのバイオリンが展示されていた。係りの人の説明によると、三億円のもの。見るではなく、音が聴いてみたいなぁ。ギブソンのギターも三百年経って、三億円になるのかしら? 部屋中に鳴り響く「ダンス・オルガン」という自動のパイプ・オルガンを見て、聴きました。百年前、フランスのダンス・ホールでかけられていたものだそう。かかった曲は「タイガー・ラグ」。踊りたかったな。
さて、帰ります。
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再び、日本民藝館を訪れました。棟方志功の展覧会「棟方志功 師との交感」が開かれているということをNHKの教育テレビ、今のEテレの「日曜美術館」で見て、是非、行って、見ておきたいと思った次第です。
民藝館を開いた思想家、柳宗悦は、無銘の工芸品を「民藝」と名付けて、その美しさを世に知らしめた人だけけれども、ぼくの知るところ、その生涯で記銘のものを作った二人の人を素晴らしいと翔陽しました。一人は木彫りの仏を江戸時代後期に日本各地に残した木喰上人で、もう一人が「わだばゴッホになる。ゴッホは静かだ」と若いころ志を立てて、世界的な版画家となった棟方志功。柳宗悦と棟方志功は美しい師弟関係にあったようで、棟方が駆け出しの無名の版画家であったころから柳宗悦は生活の援助をしつつ、棟方の版画を買い上げていたという。柳が刷り直せと言えば、棟方は喜んで刷り直し、柳が刻み直した方が言いとすれば、棟方は素直に刻み直したともいう。晩年の病床にある柳に向けての柳の「心喝」と題された俳句より短い詩を版画にした作品は、落款もなく、柳宗悦の無銘の美しさそのもののようで、本当に素晴らしいものでした。
そして、二階に上がると「洋風画と泥絵」と題された展覧会が開かれていた。アンリ・ルソーのような曖昧で不正確な遠近法とその美しさにぼくの頭はクラクラする。それらの絵から感じられる江戸時代ののどかさと美しさに驚いて、これは、音楽でいうと細野晴臣さんの「泰安洋行」ではないかと思いましたよ。最近、長谷川博一さんの著した「追悼の泰安洋行」を読み、細野さんのトロピカル三部作と呼ばれるアルバム「トロピカル・ダンディー」、「泰安洋行」、「はらいそ」をよく聴いているぼくは、これは小さなシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)ではないかと思いました。
日本民藝館の次の展覧会は2020年9月15日から「アイヌの美しき手仕事」じゃ。
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ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演された『ガーシュイン《ポーギーとベス》新演出』をそのまま映画に撮ったのを築地のシアター東劇で見ました。素晴らしかった。
黒人だけが歌うこのガーシュインのオペラを見ながら、ジョージ・ガーシュインって寺山修司みたいな人かもしれないと思った。昔、寺山は、日本人が奇麗な洋服を着て、東京の標準語と呼ばれている言葉でマイクとかナンシーとか呼び合うのって、何か変で、そこから脱したく、「天井桟敷」という劇団を作ったとインタビューに答えていた。この『ポーギーとベス』では"I am"とは歌わずに"I is"と歌っていたりするのです。野良着を着たポーギー演ずるエリック・オーウェンズがポーギー役を演じているのではなく、ポーギーその人に見えてくる。
エンディングを見ながらジョージ・ガーシュインは舞台をチャールストンの漁村からニューヨークの大都市に移した続編を作りたかったのではなかろうかと妄想してしまう。ポーギーとベスの二人に愛という永遠の命が授けられるまで、そのような時の流れが必要ではなかろうか? ワーグナーを越える長大な物語が構想されていたのではなかろうか? ところが、1935に初公演された『ポーギーとベス』の二年後にガーシュインは三十八歳で帰らぬ人となってしまう余りに短い生涯であった。
今度はスクリーンじゃなくて舞台で見るぞ。
Nina Simoneの"Porgy, I Is Your Woman"を紹介します。すごく好きなシンガーのすごく好きなガーシュインの名曲です。
黒人だけが歌うこのガーシュインのオペラを見ながら、ジョージ・ガーシュインって寺山修司みたいな人かもしれないと思った。昔、寺山は、日本人が奇麗な洋服を着て、東京の標準語と呼ばれている言葉でマイクとかナンシーとか呼び合うのって、何か変で、そこから脱したく、「天井桟敷」という劇団を作ったとインタビューに答えていた。この『ポーギーとベス』では"I am"とは歌わずに"I is"と歌っていたりするのです。野良着を着たポーギー演ずるエリック・オーウェンズがポーギー役を演じているのではなく、ポーギーその人に見えてくる。
エンディングを見ながらジョージ・ガーシュインは舞台をチャールストンの漁村からニューヨークの大都市に移した続編を作りたかったのではなかろうかと妄想してしまう。ポーギーとベスの二人に愛という永遠の命が授けられるまで、そのような時の流れが必要ではなかろうか? ワーグナーを越える長大な物語が構想されていたのではなかろうか? ところが、1935に初公演された『ポーギーとベス』の二年後にガーシュインは三十八歳で帰らぬ人となってしまう余りに短い生涯であった。
今度はスクリーンじゃなくて舞台で見るぞ。
Nina Simoneの"Porgy, I Is Your Woman"を紹介します。すごく好きなシンガーのすごく好きなガーシュインの名曲です。
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日向山宝城坊、いわゆる日向薬師にお参りに行きました。何度か来た日向観音、いつも人がほとんどおらず、ひっそりと静まっているましたが、茅葺の古いお堂の佇まいが素晴らしくも、今日も静かな山寺のなのでありました。今日も、この静かさにとても気持ちがよくなり、何か心も晴れ、すっきりしました。
真言宗のお寺なので護摩木に願いごとを書き、お供えしました。一本は「無病息災」、一本は「病気平癒」、二つの護摩木は、僧侶によって焚かれ、祈祷していただけるのです。
今日は、宝殿は新型コロナウィルスの防疫のために閉じておりました。仕方ありませんね。何度も日向薬師に訪れているのに、なぜか宝殿のいくつもの国の重要文化財にお目にかかれないのは、どうしてでしょう? このご時世が落ち着いたら、また、訪れますので、その時は御縁がありますようにと願います。
さて、御神籤をひいてみると、「大吉」でした。
「第七十五番 大吉
花発応陽台 はないらいてようだいにおうず
車行進宝財 しゃこうほうざいをすゝむ
執文朝帝殿 ぶんをとってていでんにちようす
走馬听声雷 うまをはしらしめしておゑをきけばらいなり
花の見事なる花のうでなのけっこうなるとそうおうするなり
かづかづの宝ものをくるまにつみて 進みゆくけしきなり
さいちによりて上司にめしいだされかかえられるなり
馬を走せて出動する威勢の盛んなることは雷のとどろくごとしと」
ゆめゆめうたがふことなかれ
真言宗のお寺なので護摩木に願いごとを書き、お供えしました。一本は「無病息災」、一本は「病気平癒」、二つの護摩木は、僧侶によって焚かれ、祈祷していただけるのです。
今日は、宝殿は新型コロナウィルスの防疫のために閉じておりました。仕方ありませんね。何度も日向薬師に訪れているのに、なぜか宝殿のいくつもの国の重要文化財にお目にかかれないのは、どうしてでしょう? このご時世が落ち着いたら、また、訪れますので、その時は御縁がありますようにと願います。
さて、御神籤をひいてみると、「大吉」でした。
「第七十五番 大吉
花発応陽台 はないらいてようだいにおうず
車行進宝財 しゃこうほうざいをすゝむ
執文朝帝殿 ぶんをとってていでんにちようす
走馬听声雷 うまをはしらしめしておゑをきけばらいなり
花の見事なる花のうでなのけっこうなるとそうおうするなり
かづかづの宝ものをくるまにつみて 進みゆくけしきなり
さいちによりて上司にめしいだされかかえられるなり
馬を走せて出動する威勢の盛んなることは雷のとどろくごとしと」
ゆめゆめうたがふことなかれ
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たくさんのライブミュージシャンがウィルス禍で苦境に立たされています。さがゆきさんもその一人でエールを送ろうと、アルバム「see you in a dream 大友良英 poduces さがゆき sings」を紹介します。「上を向いて歩こう」の作曲家、中村八大のバンドの最後の専属シンガーでもあったらしいさがゆきさん。その中村八大作品集がこの「see you in a dream 大友良英 poduces さがゆき sings」。大友良英さんのアレンジがポップでアヴァンギャルドでかっこいい。そして、さがゆきさんの歌の素晴らしさ。日本のポップ音楽史上に残るエヴァーグリーンのアルバムです。
その昔、相模大野のもんじぇ祭りで見たさがゆきさんのフリーキーなアドリブのスキャットはスキャットを超えていて、アメリカのボビー・マクファーリンのような人が日本にもいたんだと思いました。というか、あの超絶ヒューマン・ビート・ボックスのボビーの歌も超えて、声という楽器の無限の可能性の素晴らしさを感じさせるもの凄いものでありました。
Hip, hip hooray, Yuki!
Hip, hip hooray, Live Misicians!
Hip, hip hooray, Live Houses!
Hip, hip hooray, Live Bars!
さがゆき Yuki Saga Official Website
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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