えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ある朝、目覚めると、前に勤めていた会社の行事に出かけるというような夢で、その夢を見た日、近所のブック・オフで何かおもしろい本はないか、などと物色していて見つけた本が木村壮次さんの著した「日本には尊徳がいた 二宮尊徳の教え」。前に勤めていた会社の社長が歴史上の人物ではこの二宮尊徳をえらく尊敬していて、この本を見つけた時は、小さなシンクロニシティを感じてしまい、買ってしまった。前の会社の社長の話す二宮尊徳のいもこぎ機の話は好きでした。

今、読了し、尊徳のいろんな面を初めて知ることができたような気がします。二宮尊徳とはどんな人かという世の中にありふれたイメージは「倹約と努力」を説く聖人というようなところだろうけど、そればかりでないようなのだ。一つ、尊徳自身のこんな印象的な歌を引用してみる。

「音もなく香もなく天地(あまつち)は
 書かざる経を繰り返しつつ」

二宮尊徳の口述筆記「二宮翁夜話」も読んでみたいな。





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太宰治の「晩年」を読了した。太宰治ってあまり読んだことがなかったのだけど、これが太宰の処女創作集であるらしい。やっぱり、初めっから天才だったんだなと思う。彼の何度も自殺未遂を繰り返し、ついに成し遂げてしまうその生き方にぼくは共感はできないが、それをしたり顔で、道徳とやらで非難する気にはなれない。ぼくは太宰治という人は、むしろ、心やさしい人だとも思う。この短編集に収められた清冽な短い一編「魚服記」を読んでみてください。胸がしめつけられるかもしれませんよ。おやすみZZZzzz.....






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川崎のクラブ・チッタでジミー・クリフを見ました。最高です。

少しはおじいさんぽくなっているのかなと想像していたのですが、実際は声もステージ・アクションも1970年代の映画"Harder They Come"やアルバム"Best Of Live"のあのころのままです。

バック・バンドはしょうぼいツアー・バンドかなとこれもかってに想像していたのですが、ジミーが登場する前のインスト曲のベースとドラムのリフの一発で心も体ももっていかれました。

ぼくにはもう歌声だけで、びんびんにしびれてしまって、涙腺が緩んでしまって、涙も零れ落ちるようなシンガーが二人いて、一人はサム・クック、もう一人が川崎の大きくもないカジュアルなクラブで至近距離で聴き、見て、踊った、そう、目の前にしたジミー・クリフなのです。もう、レゲエというジャンルも超越した本当にグレートなシンガーです。レスペクトを込めて名曲"Meny River To Cross"をご紹介しましょう。

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とても難しかったけれど、やっとのことで折口信夫の「死者の書」を読みおおせた。神、仏、天皇、御霊、などなど、中国や天竺からの舶来も含めた日本古来の信仰の混淆が目も眩むような神秘を文字、文章から立ちのぼらせている。といっても、半分も理解できていないのかもしれないけれど。若い二十代のころ読んでも、さっぱり分からなかったのだけど、いまは少しは、この幽玄の輝かしき美しい世界が分かるような気がする。数年後、もう一度、読んでみたい。そして、その時、何を感得するのだろうか?

この古い絵はこの書のモチーフの一つである當麻寺の中将姫の「蓮糸大曼荼羅」です。






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雨宮処凛さんの著した「仔猫の肉球」を読んで、ぼくはこう快哉を叫んでしまいそうになる。そう、だめ人間万歳と、そして、だめ人間こそ本当の人間なのだ。こんないい本を読んだあげくには、あの人にも、あの人にも、あの人にも、この本を読んでみなはれ、と薦めたくなってしまうのです。

ふとこんなことも思い出した。インターネットで古い友だちを見つけ、その友だちはプロのハーモニカ奏者になっていたのだけど、メールを出して、今、なにやっているの、と聞いてみたら、その友だちは、おれは死なない程度に生きてるよ、と答えてくれたのだった。会社とかマスメディアとか、世間一般でいわれていることに何か違うだろうと感じ、この本の中で処凛さんに、ただ生きているだけ、これでいいのです、とバカボンのパパみたく声をかけられてしまい、そうだ、そうだと共感の嵐なのです。






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「ぶらり一人飲み 東京昭和酒場」を読んだ。

ぼくは一人で居酒屋に行って飲んだりすることはよくしていたりします。別に寂しくなんかなぁい。みんなでさわぐことも、一人でものおもいにふけることも、素敵なことなんだよ。

お店の方でも一人飲みは歓迎ということを聞いたことがあります。一人で飲む人って、友だちとだべって、たいしいて飲み食いもせずに長く居るってことは、あまりないでしょう。一人で飲んでいるんで、へんにうるさくもないしね、

この本は、安くて、雰囲気があって、おいしそうなお店が、これでもか、こえれでもかと紹介されていて、とても実用的な一冊です。ぼくのロックの大先輩の太田さんが後ろの方でエッセイを書いていて、これもほろりとさせてくれてちょっとよかったです。

ひとりぼっちで知らない町でのれんをくぐるってのもいいもんだ。今度は「ぶらり一人飲み 神奈川昭和酒場」を出してください。




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玉居子精宏さんの著した「大川周明 アジア独立の夢 志を継いだ青年たちの物語」を読む。大川周明 というと東京裁判の時、東条英機の頭をぽんぽんと何回も叩いた映像で有名でもあるけれども、むしろ大アジア主義を掲げた右翼のイデオローグを掲げた人としての方が歴史としては残っているのだろう。戦前と戦中に時の経済界と政界の支援を受け私塾を開き、そこで学んだ青年たちが、少なからず、インドも含めた東南アジア諸国の独立に影響を及ぼしたらしいのだが、この本の中にある光機関やらF機関やら南機関という組織を知るにつけ、工作とか陰謀とかそういうことってあるらしいことを知る。青春の夢物語のような外国の独立運動のかかわりは、終章になって書かれた、さまざまな塾生たちに述懐される歴史の皮肉と悲しさよ。ぼくには「終章 歴史の一部になって」が一番、おもしろかった。引用します。

「大川周明は復興アジア、すなわちアジア独立の精神を最後の弟子たちに打ち込んだが、戦争が終わると、大川塾生が派遣されていた南方の地域では宗主国との葛藤や争いを経てベトナム、インド、ビルマ、インドネシア、マレーシアと独立していった。彼らの宿願は彼らが去ったあと、その土地の人々によって果たされていった」

塾生の一人はこう述べてもいる。

「インド国民軍やインド独立運動というのは、ボースさんや大東亜戦争以前に、数百年の歴史を持っているわけですからね。僕はINAの仕事というのは、その中のほんのわずかのコマにすぎないのだ、主役は常にインド人であったという点で、非常にいいことだと思うのですがね」

そして、この人はこうも付け加えている。

「東亜の解放というのは、スローガンであっても、軍の本当のインテンションではなかったと思います」

ぼくの送る言葉は、若者よ、体を鍛えておけ、若者よ、だまされるなよ、若者よ、だまされちまえ、さて、どれなのでしょう?

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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