えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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毎日の夜遅くまでの残業での不規則な生活がたたったのか、風邪を引いたかのような体調の悪さとお腹の痛さで、仕事を休んでしまって、夕方の今、ブルースを聴いています。"the best of MUDDY WATERS"。ブルースって癒されるものなんだねー。ブルースって、北アメリカ南部の綿花摘みとかの過酷な労働のお休みの療養のための音楽でもあるのかもしれない。月曜日から金曜日まで疲れきって働き、土曜の夜、クラブに集まり、癒しと楽しみを求めたそのシカゴブルースの名品がこのアルバムです。









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夏が暑いからレゲエなのかよと、思想的レゲエマニアからは怒られてすまうかもしれないが、一服の清涼剤のようでもあるビブラフォン奏者Lennie Hibbertの"CREATION"というアルバムは放射能ただようかもしれないこの夏の日本国首都の南にある県で、何度でもよくぼくは聴き、それは邪気祓いのような摩訶不思議な音のパワーすら感じたのだった。そして、この音楽はあまりジャマイカっぽくレゲエでありながら、ジャンルなんて越えていて、けれども、もしかして、もしかして、いきおいあまって、クールに"Jah Rsstafari!"と叫んでしまおうかと、思う。なんか、ぼくの感じ方が違うかもしれないけれども、愛聴盤になってしまったのです。








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ドアーズのジム・モリソン在籍時のスタジオ盤が6枚組で二千いくらで売られていて、買って聴いている。しかしCDとか安くなったものだ。高校生のころはドアーズのレコードをライブ2枚組も含めて、全部揃えて、毎日、聴いていたものだった。パンクとかオルタナティブの元祖はストゥージス、MC5、ベルベット・アンダーグランドと並んで、ドアーズが入るに違いない。ドアーズは今だにおれにとってのアイドルだしカリスマだから聴き直して、やっぱかっこいいなぁと思うのです。その、6枚とはこれです。

1. 1967年1月リリース"THE DOORS"

2. 1967年10月リリース"STRANGE DAYS"

3. 1968年7月リリース"Waiting for the Sun"

4. 1969年7月リリース"The Soft Parade"

5. 1970年2月リリース"Morrison Hotel"

6. 1971年4月リリース"L.A. Woman"

ファースト・アルバムはガレージ・バンドの風情を残しつつもやっぱ"The End"は圧巻。コッポラ監督の「地獄の黙示録」で効果的に使われていた。2枚目"STRANGE DAYS"では"When The Music's Over"の詞は村上龍の芥川賞受賞作「限りなく透明に近いブルー」に引用されていた。高校生のころのぼくが最も愛聴したのがこのアルバム。3枚目の"Waiting for the Sun"は小粋でブルーな小唄集。ぼくの好きな曲"Yes, The River Knows"、ジム・モリスンの作詞ではなく、ギタリストのロビー・クリガーの作った曲で、ジムとその恋人、パメラ・カースンのイメージで作ったものだそうだ。4枚目の"The Soft Parade"はポップだねぇ。今、高校生の昔聴いていたころの印象より、今聴いた印象の方が格別にこのポップさがかっこいいと思った。5枚目"Morrison Hotel"はハード・ロック・ブルースで"Ship Of Fools"や"Land Ho!"の詞は先端の現代詩のようだ。ちなみに大学生のころのジム・モリソンは図書館に古いブルースのレコードを聴くために通いつめるほどの古いブルースのマニアだったそうだ。そして・・・

ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョップリンを追うようにして若くして逝ってしまったジム。今、聴くと最後の"L.A. Woman"が一番好きです。渋い大人なブルース・ロック・アルバムのこの路線であと数枚はシンガーとしてのジムとドアーズを聴きたかったと思うのですが、ジムは帰らぬ人となってしまった。ジムは短い人生を人の何倍もの質で生きて、だから、すべてはオーライなのかもしれないのだけれど・・・








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小田急相模原のバー、School Of Rock(http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine)でブルースナイトというイベントに出させてもらって、たくさんブルースを歌わせてもらった。で、僭越ながら、ブルーズの名盤の紹介をしようと思うのです。

シカゴ・ブルーズといえば、南部から一旗あげようとと思ってシカゴに来た人たちが、チェス・レコードのチェス兄弟の経営するシカゴのサウスサイドのブルースクラブ「マコンバ・クラブ」を母体に生まれ育ったものだったようだ。独特のスウィングするリズムでブルーズがモダンなサウンドとなって、そこから、マディー・ウォータズやら、ハウリン・ウルフらのスターが育ったのだけど、シカゴブルースのノリとは何かと問われれば、ぼくは"Jimmy Rogers with Little Walter, Muddy Waters Chicago Bound"をあげます。このアルバムのクレジットを見ると、このノリはドラマーのFred Belowの存在が大きかったのかななどとも思う。このアルバム見過ごされがちなエバーグリーンではなかろうか。いつ聴いても、何度聴いても、素晴らしいです。








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先日、町田のVOXのセッションで"Love In Vain"を歌ってしまった。いわずもがな、最も偉大で素敵なブルーズマン、Robert Johnsonの名曲です。

Robert Johnson生誕100周年だそうだ。まずは、Bob、100歳のお誕日、おめでとう。

20世紀に音として残っている最高の芸術がRobert Johnsonの弾き語りブルーズだと信じるぼくは、再び、毎晩の夜のしじまにBobの100周年のCD、"Robert Johnson The Cential Collection"をターンテーブルにのせるのです。ところで、ブルース&レコード誌の100号記念はRobert Johnson特集号には発見された3枚目のBobの写真が掲載されています。驚きです。Bobの細くて長い指はブルーズを弾くためにあるかのよう。そして、毎晩、Bobの歌を聴いて感じたことは、最高の歌手だということ。しかも、ブルースというジャンルなんて越えてしまっていて、最高のギター弾きで、詩人(そうだ、歌詞カードを読みながらBobの歌を初めて聞いた高校生の時の衝撃を思い出しすもする)でもあって、メロディーメイカー、ブギマン、ストンパーであり、ロックンローラー。そして、やっぱブルーズマン。

Bobは、ぼくにとって、アルファでありオメガでもあるのです。









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David Bowieのアルバムの中でなぜか、特別に好きなのがこのアルバム"LOW"。最近、中古CD屋さんで700円で買ってよく聴いています。アンログレコード盤は押入れの奥にあります。

アナログ盤、いわゆるレコードで発表されたのが1977年で、ロンドンやニューヨークでパンクムーブメントはなやかしきころではないか。そのころBowieは西ベルリンのハンザスタジオで、この"LOW"というアルバムを録音するのだけど、同時期、Iggy Popのプロデュースなどもしているのであった。音楽好き変化自在宇宙人、David Bowieの面目躍如であるかな。この"LOW"のA面はファンキーな黒っぽいソウルフルなロックンロール。ティーンエイジャーのころから、ぼくは黒っぽいリズムが好きであったのだろうか? B面は暗ったいアンビエント・ミュージック。この暗さもよし。プロデュースは麗人、Brian Eno。詞は一時期のJohn Lennonのように簡素な深みを持つ短歌や俳句のようであるよ。日本盤のCDの帯にはテクノと紹介されていたが、そんなことなない、打ち込みなしの傑作だと思います。









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「オグリ昌也&ハニーボーイ 阿佐ヶ谷ジュークジョイント」というCDを聴き、その8曲目の失恋の歌が北原白秋のようだと思った。ぼくは白秋の「からたちの花」という詞が好きなのです。オグリくんの歌にもすごく深いセセンチメンタルなものがあって、このCD8曲目の「春風」という歌が、寂しい幸せを胸にじんわり感じさせてくれるのです。マイナスの空気の出まくりのこのジャケットはオグリくん自身が描いたものですが、ぼくは好きです。オグリきんとぼくは近々、ロバート・ジョンソンを歌う会を開催するのかもしれない。ブルース万歳を三唱して、大好きな北原白秋の「からたちの花」を載せます。おやすみZZZzzz.....

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。







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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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