えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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毎週第二火曜日と第四火曜日が町田のウェスト・ボックスのセッションの夜、今夜は、ぼくはBob Marleyの"Get Up, Stand Up"を自分で日本語に意訳して歌ってしまった。われながら、ちょっぴり、おもしろいかもしれないと思う。

Get up, stand up: stand up for your rights! (x 3)
Get up, stand up: dont give up the fight!

プリーチマンはいうさ
天国はそこにあるって
そのうちわかる時がくるぜ
すべて落ちて行くかも
輝いているものすべてが金じゃない
すべての話が終わっちゃいない
だから、あきらめちゃいけない
スタンドアップフォーユアライツ

Get up, stand up: stand up for your rights! (x 3)
Get up, stand up: dont give up the fight!

みんな、たくさんの人たちが
空の上から、神さまが来て
引き上げてくれるといって
高みいけるっていうのさ
毎日、あくせく働いて
何かを探さなきゃいけない
だから、あきらめられっこないぜ
スタンドアップフォーユアライツ

Get up, stand up: stand up for your rights! (x 3)
Get up, stand up: dont give up the fight!

テロだのエロだのうんざりして
神さまの名前で毎日、死んで
あるとき、ばかでも気付くさ
生きてるおまえが大切さ
いつだって、嘘ばかりのジョークさ
だけど、そのうちそのままいられない
ホントは何が欲しいんだい
スタンドアップフォーユアライツ

Get up, stand up: stand up for your rights! (x 3)
Get up, stand up: dont give up the fight!

これは、もともとの詞に離れてもいない。ウェスト・ボックスの中が静まりかえっていたような気もするけど、気にしちゃいられない。バックで演奏してくれたミュージシャンたち、ありがとう。

(YouTubeで"Get Up, Stand Up"ではなくて本当にクールな"Stir It Up"を見つけてしまったので紹介します。このスタジオ・セッション、最高です)


Bob Marley And The Wailers Stir It Up

http://www.youtube.com/watch?v=n6U-TGahwvs

町田 west vox プレゼンツ セッション「what’s going on session」
http://voxsession.web.fc2.com/index.html
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よくオープンマイクで歌いに行くバーが聖蹟桜ヶ丘にあって、それはルーズボックスというお店で、開店15周年のイベントをするという。「トーキョー・ミッドナイト・ブルー」と称するそのイベントで憂歌団の木村充輝の一人弾き語りを聴いた。憂歌団活動休止以降の歌を中心とした素晴らしいステージだった。この人こそリアルブルーズ・マンだと思ったのです。憂歌団の復活とか夢だなぁ。けれど、今こそ本物のブルーズが必要とされている時代なのだとも思ったりする。おれもめげずにがんばるぞ。


ルーズボックスのページ
http://loosevox.iii.vc/info.htm

木村充輝さんのページ
http://www.dandylion.info/
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もやもやの残るぼくの弾き語りであった。なんとすれば、ビザールだけど、ロバート・ジョンスンみたくに墓場でギターの練習しようか。日本のウードゥーの神が現れるかもしれないし、死んだぼくの友だちがこうするんだよと、身振り手振りで、教えてくれるかもしれないではないか。あと、何マイルあるんだろう、あと、何マイル残っているんだろう、と思っていると、あいつがまたしても現れて、高笑いしながら、どうでもいいんじゃないかと語りかける。ぼくは、あいつの言うままにティーンエイジャーのころにもどり、雑音のようなギターをかき鳴らし、ファックとシットに馬乗りになりながら、天国と地獄の歌をのどが張り裂けるまで夜の眠りつくまえの夢と現のしじまに歌うのであった。
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ロバート・ジョンスンという人のブルースが好きになったなら、日暮泰文さんの書いた「ロバート・ジョンソンを読む アメリカ南部が生んだブルース超人」という本を読むがいい。この本の著者、日暮泰文さんは故中村とうよう氏とともに、最も初期、1,970年ごろブルースという音楽を紹介した張本人なのらしい。そして、この本の内容では、ロバート・ジョンスンに墓場でギターを教えたアイク・ジマーマンという人がいたと、伝える。何とも。ビザール(奇っ怪)な魅力ある話だなぁ。この本に書かれているのはロバートを巡るアメリカ南部紀行であり、夢想の入り混じった物語のようでもある。そして、この本を読み終わったあと、この本の内容はあえてすべて忘れて、ロバート・ジョンスンのブルースを聴きたくなるのです。そして、また、ロバートのブルースを聴き終わったあと、この本に手を伸ばしたくなる。

ぼくの言葉としては、ロバートの歌は、聴くたびにずれていき、言葉から解き放たれ、はみ出し、両義的に引き裂かれ、だから、美しい。










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横浜に残された唯一の名画座であるらしいジャック・アンド・ベティにトルコのセミフ・カプランオール監督の「蜂蜜」という映画を見に行きました。ジャック・アンド・ベティは、黄金町の旧青線地帯(戦前の公ではないの売春地帯)のはずれにあって、なんとも、昼間に行くとさびれたような感じだけれども、劇場自体が映画の中のようなのです。このあたりは林海象監督の「私立探偵 濱マイク」シリーズの舞台でもあって、なんともある種の風情がありますな。

昼前にビールに酢豚で一杯してしまってから、いざ映画鑑賞。けれど、不覚にも、たまった疲れで前半、うとうとと部分、部分で居眠りしてしまいました。というのも、この映画、ほとんど、セリフもストーリー展開もないのです。バック・グラウンドに音楽すら流れない。舞台であるトルコの田舎の山の中の森の景色を少年が父とともに歩き、または、父を探して歩き、木立の風によってこすれあう音や鳥たちのさえずりがぼくを眠りに誘いましたが、うとうとしている間にも、何か、ぼくは確かに感じたようなのです。すべてのシーンが絵のように何気なく自然で本当に美しい。その美しさは、絵画的なことを越えて、この映画の中で生きている人たちの美しさでもある。リセミフ・カプランオール監督の言葉。

「私たちは、自分の目を通して世界を見ているのではなく、自分の夢を通して世界を見ている」

ぼくの大好きなドイツの映画監督のヴィム。ヴェンダーズは、私の映画を見るとたいがい眠くなります、と言ったのは、ある意味での名言かもしれないけれど、ぼくはもう一度「蜜蜂」を居眠りせずにいつか絶対に見たいと思いました。


映画「蜜蜂」のページ
http://www.alcine-terran.com/honey/index.html

シネマ・ジャック・アンド・ベティのページ
http://www.jackandbetty.net/index.html
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毎日の夜遅くまでの残業での不規則な生活がたたったのか、風邪を引いたかのような体調の悪さとお腹の痛さで、仕事を休んでしまって、夕方の今、ブルースを聴いています。"the best of MUDDY WATERS"。ブルースって癒されるものなんだねー。ブルースって、北アメリカ南部の綿花摘みとかの過酷な労働のお休みの療養のための音楽でもあるのかもしれない。月曜日から金曜日まで疲れきって働き、土曜の夜、クラブに集まり、癒しと楽しみを求めたそのシカゴブルースの名品がこのアルバムです。









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町田の万象房に弁ブルースを聴きに行った。万象房には失業時代、オープンマイクによく出演した。最近、ごぶさたでしたが、マスターのキガワさんには顔を憶えていてもらって、声をかけてもらってうれしかった。

お店に入っていくと1番目のバンド、マンダラーズの演奏はもう始まっていた。ラップ+ギター+ディジュリドゥーという編成でこの夜は「真夏のブルースナイト」というタイトルなのだが、なるほどラップというのはカントリーブルーズの孫の孫なのかもしれないと思う。ラップをしていたMC-Daharaくんとあとで話すと、ブルース好きらしい。そういえば、ぼくも二十代のころはブルースや古いリズム・アンド・ブルースばかりを聴いていた。けれど、今もあまり変わりないか。

2番目の演者の深川慶さんはドブロギターを弾く日本語オリジナル詞のブルースマンで歌がシュールに不思議でほの暗く、そこにほっとする魅力があります。 いっしょに演奏した居相毅さんのハーモニカはぼくの吹くなんちゃってハーモニカとは違っていて、ブルーズの中でいききと泳いでおりました。すごいなぁ。

トリはコージー大内さんの弁ブルース。コージー大内さんはライトニン・ホプキンス・スタイルでギターを弾きながら、故郷、大分県の日田弁でオリジナルブルースを歌うのです。じつはぼくも、父と母が九州出身で、歌として流れてくるしゃべり言葉の感じがなつかしいような気もし始めた。なぜ、コージーさんは日田弁で歌い始めたかというと、ライトニンホプキンスなどの歌を歌って、聴いてくれていたアメリカ人に聴いてみたそうです。ぼくの英語の歌、わかりましたかと。すると、全然わからない、けれど問題ないよ、カントリーブルースとかは南部のなまりとか黒人のスラングでアメリカ人ですら、何を歌っているのかわからないのだから。そういえば、ローリングストーンズの1970頃のミックジャガーの歌って、真似をした南部なまりの歌で、はやりアメリカ人やイギリス人にも何を歌っているのか、わからないそうです。で、この九州の片田舎の方言とブルースの相性って抜群に良いね。やっぱ、九州は日本にとってのアメリカの南部にあたるところなのだろうか、などと想像する。母さんの思い出サイレンの歌とか胸にじーんと来ました。コージー大内さんの弁ブルース、最高!

マスターのキガワさんへの追伸で、また、オープンマイク、なんとか出たいと思います。


万象房のページ
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/open_cafebanshowboh.htm

コージー大内さんのページ
http://homepage2.nifty.com/adliv/KozyOuchi/index.html





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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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