えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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町田の万象房に弁ブルースを聴きに行った。万象房には失業時代、オープンマイクによく出演した。最近、ごぶさたでしたが、マスターのキガワさんには顔を憶えていてもらって、声をかけてもらってうれしかった。

お店に入っていくと1番目のバンド、マンダラーズの演奏はもう始まっていた。ラップ+ギター+ディジュリドゥーという編成でこの夜は「真夏のブルースナイト」というタイトルなのだが、なるほどラップというのはカントリーブルーズの孫の孫なのかもしれないと思う。ラップをしていたMC-Daharaくんとあとで話すと、ブルース好きらしい。そういえば、ぼくも二十代のころはブルースや古いリズム・アンド・ブルースばかりを聴いていた。けれど、今もあまり変わりないか。

2番目の演者の深川慶さんはドブロギターを弾く日本語オリジナル詞のブルースマンで歌がシュールに不思議でほの暗く、そこにほっとする魅力があります。 いっしょに演奏した居相毅さんのハーモニカはぼくの吹くなんちゃってハーモニカとは違っていて、ブルーズの中でいききと泳いでおりました。すごいなぁ。

トリはコージー大内さんの弁ブルース。コージー大内さんはライトニン・ホプキンス・スタイルでギターを弾きながら、故郷、大分県の日田弁でオリジナルブルースを歌うのです。じつはぼくも、父と母が九州出身で、歌として流れてくるしゃべり言葉の感じがなつかしいような気もし始めた。なぜ、コージーさんは日田弁で歌い始めたかというと、ライトニンホプキンスなどの歌を歌って、聴いてくれていたアメリカ人に聴いてみたそうです。ぼくの英語の歌、わかりましたかと。すると、全然わからない、けれど問題ないよ、カントリーブルースとかは南部のなまりとか黒人のスラングでアメリカ人ですら、何を歌っているのかわからないのだから。そういえば、ローリングストーンズの1970頃のミックジャガーの歌って、真似をした南部なまりの歌で、はやりアメリカ人やイギリス人にも何を歌っているのか、わからないそうです。で、この九州の片田舎の方言とブルースの相性って抜群に良いね。やっぱ、九州は日本にとってのアメリカの南部にあたるところなのだろうか、などと想像する。母さんの思い出サイレンの歌とか胸にじーんと来ました。コージー大内さんの弁ブルース、最高!

マスターのキガワさんへの追伸で、また、オープンマイク、なんとか出たいと思います。


万象房のページ
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/open_cafebanshowboh.htm

コージー大内さんのページ
http://homepage2.nifty.com/adliv/KozyOuchi/index.html





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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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