えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

もやもやの残るぼくの弾き語りであった。なんとすれば、ビザールだけど、ロバート・ジョンスンみたくに墓場でギターの練習しようか。日本のウードゥーの神が現れるかもしれないし、死んだぼくの友だちがこうするんだよと、身振り手振りで、教えてくれるかもしれないではないか。あと、何マイルあるんだろう、あと、何マイル残っているんだろう、と思っていると、あいつがまたしても現れて、高笑いしながら、どうでもいいんじゃないかと語りかける。ぼくは、あいつの言うままにティーンエイジャーのころにもどり、雑音のようなギターをかき鳴らし、ファックとシットに馬乗りになりながら、天国と地獄の歌をのどが張り裂けるまで夜の眠りつくまえの夢と現のしじまに歌うのであった。

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