えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

スタジオジブリの最新作映画「コクリコ坂から」を見た。舞台は1963年の東京オリピックの前年の横浜、多分、山下か新山下あたりであろう。翌年の1964年は東京オリンピックで1970年は大阪万博で1972年が連合赤軍事件で、それからずっと見飽きた景色が続いているのかもしれないなどと思う。そうなれば、1963年は最後の夏だったのかもしれないなどと想像するのは、この映画のせいなのかもしれない。
この最新のジブリアニメの実直な若い恋のなりゆき、物語に三島由紀夫の「潮騒」という大好きな小説を思い出したといえば、このアニメ界のドン、宮崎駿は苦味つぶした嫌な顔をするだろうか。ぼくは、今の21世紀にあって、ノスタルジーこそ最も革命的ではないのかしらと思う。この映画のカルチェラタンと称する高校の自主運営のサークルの寄り集まった建物が、ぼくの学生時代のお化け屋敷のようなサークル連の建物を思い出させ、なんともにが甘い自由の記憶を呼び戻し、やはりノスタルジーこそ今の時代の革命なのだと思い、それはこの映画「コクリコ坂から」の隠しようもないテーマなのではないかしら。
古い記憶を紡ぐように描かれた高度成長とやらでいろんなものを失う前の1963年の背景に描かれた街並みの美しさが、映画の中で恋する少年と少女の純真さのように眩しいのです。
この最新のジブリアニメの実直な若い恋のなりゆき、物語に三島由紀夫の「潮騒」という大好きな小説を思い出したといえば、このアニメ界のドン、宮崎駿は苦味つぶした嫌な顔をするだろうか。ぼくは、今の21世紀にあって、ノスタルジーこそ最も革命的ではないのかしらと思う。この映画のカルチェラタンと称する高校の自主運営のサークルの寄り集まった建物が、ぼくの学生時代のお化け屋敷のようなサークル連の建物を思い出させ、なんともにが甘い自由の記憶を呼び戻し、やはりノスタルジーこそ今の時代の革命なのだと思い、それはこの映画「コクリコ坂から」の隠しようもないテーマなのではないかしら。
古い記憶を紡ぐように描かれた高度成長とやらでいろんなものを失う前の1963年の背景に描かれた街並みの美しさが、映画の中で恋する少年と少女の純真さのように眩しいのです。

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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