えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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下北沢のCIRCUSにANNを見に行った。「いいコトあるよ」とか「あるがまま」とかの、みかねーとかスミちゃんの歌を聴いて、あたかもぼくのために歌ってくれているような、そんな風に感じてしまう時も、今夜、あった。

そうか、彼女たちに出会って十三年にもなるのか。小学校に入学し中学を経て、高校を卒業する、そんな月日が過ぎていたのか!

変わらないことがいいことなのか、悪いことなのか、変わることがいいことなのか、悪いことなのか、ぼくには分からないけれど、帰りにスミちゃんから手渡されたメッセージ・カードを読み、ふと裏返すと、ある言葉が書いてあって、変わらないなーと思った。変わることは悪いことではないけれど、きっと、変わらない方がいいこともあるのです。

http://mainitisumi.com
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クリスマス近くになるとヘヴィー・ローテイションしてしまう2枚のアルバムがあります。Staxレーベルの"Soul Christmas"とPhillesレーベルの"A Christmas Gift For You From Phil Spector"。この2枚のレコードはクリスマス・パーティーのためにそろえておいたほうがいいし、一人ぼっちのクリスマス・イブにはきみの最良の友だちになってくれるでしょう。

飲みすぎ、食べすぎには少しだけ注意して、みなさん、今年も楽しいクリスマス・シーズンをお迎えください。



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ひさしぶりに曲を作りました。Fのキーのシュールなトーキング・ブルーズです。ボブ・ディランにだって憧れているんです。詞の中に入っていた願望のようなものを消すとすっきりしました。どういうことだろう? 今度の土曜日に相模大野のアコパで歌おうかな。聞きにきてください。

http://kysakai.lovemebaby.net/nk-20161126.html

「青い森」という歌です。

♪♪♪
まっすぐな道はもういやさ
まっすぐな道はもういいよ
あの知らない小さな道に入ったよ

ハイウェイの下じゃ何にも見えない
ハイウェイの道じゃどこだかわからない
だから知らない小さな道に入ったよ


林の中を歩いていけば
だれかが呼んでる声が聞こえた
だれかの声を夢中でおいかけた

緑にそまった病院通りすぎ
管理室には誰もいなくて
門番は門をあけっぱなしだよ


青い青い森に入っていく
いくつもの春夏秋冬通りすぎ
いろんな声の鳥の歌を聞く

深い森の広場にたどりつく
鳥虫獣がコンサートをしていた
かわいいあの娘が太鼓をたたいていた


さよならとみんなにかるく手をふって
いくつもの丘を越えてゆく
いくつもの川を渡ってゆく

バイバイ♪♪♪
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本屋でちょっと「ミュージック・マガジン」を立ち読み。ボブ・ディラン特集で題して「文学としてのボブ・ディラン」は中村とうようが編集をしていたころのありし日の「ミュージック・マガジン」を思い出させる。その中の「著名人30人アンケート──わたしの一曲」で古友だちの東京ボブが寄稿していて、選んだ曲がアルバム"The Times They Are A-Changing'"の中の"The Lonesome Death of Hattie Carroll"であるのにニヤリとしてしまう。変わることもいいことだけど、変わらないこともいいことだ。ぼくの知る限りは、東京ボブは東京ボブになる以前からそうだったのです。この歌には打ちのめされる。



この詞の日本語翻訳のすばらしいページを見つけました。誰だかは知らないけれど、ありがとう。

http://bit.ly/2gAl81s

原詞とその翻訳を敬意をこめて引用します。そして、この歌を選んだ東京ボブにも。

William Zanzinger killed poor Hattie Carroll
With a cane that he twirled around his diamond ring finger
At a Baltimore hotel society gathering
And the cops were called in and his weapon took from him
As they rode him in custody down to the station
And booked William Zanzinger for first-degree murder
But you who philosophize disgrace and criticize all fears

Take the rag away from your face
Now ain't the time for your tears
William Zanzinger, who at twenty-four years
Owns a tobacco farm of six hundred acres
With rich wealthy parents who provide and protect him
And high office relations in the politics of Maryland
Reacted to his deed with a shrug of his shoulders
And swear words and sneering, and his tongue it was snarling
In a matter of minutes, on bail was out walking
But you who philosophize disgrace and criticize fears
Take the rag away from your face
Now ain't the time for your tears

Hattie Carroll was a maid in the kitchen
She was fifty-one years old and gave birth to ten children
Who carried the dishes and took out the garbage
And never sat once at the head of the table
And didn't even talk to the people at the table
Who just cleaned up all the food from the table
And emptied the ashtrays on a whole other level
Got killed by a blow, lay slain by a cane
That sailed through the air and came down through the room
Doomed and determined to destroy all the gentle
And she never done nothing to William Zanzinger
And you who philosophize disgrace and criticize all fears
Take the rag away from your face
Now ain't the time for your tears

In the courtroom of honor, the judge pounded his gavel
To show that all's equal and that the courts are on the level
And that the strings in the books ain't pulled and persuaded
And that even the nobles get properly handled
Once that the cops have chased after and caught 'em
And that the ladder of law has no top and no bottom
Stared at the person who killed for no reason
Who just happened to be feelin' that way without warnin'
And he spoke through his cloak, most deep and distinguished
And handed out strongly, for penalty and repentance
William Zanzinger with a six-month sentence
Oh, but you who philosophize disgrace and criticize all fears
Bury the rag deep in your face
For now's the time for your tears

ハッティ・キャロルの寂しい死
THE LONESOME DEATH OF HATTIE CARROLL

ウイリアム ザンジンガーは哀れなハッティ・キャロルを殺した
ダイヤモンドの指輪をはめた指でステッキを振り回し
ボルティモアホテルの社交界の集まりで
警官が呼ばれ、彼の武器は取り上げられ
拘置所に連行された
そしてウイリアム・ザンジンガーは第一級殺人で起訴された
しかし、屈辱を理論づけし、すべての恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布から顔を上げなさい
今は涙しているときではない

ウイリアム・ザンジンガーは24歳
600エーカーのタバコ農場を持ち、
裕福な両親に保護され扶養されている
メリーランド州の高官とも親交があり
彼は自分のやったことに肩をすくめて見せ
宣誓し、あざけり、口汚く怒鳴りつけ、
そして数分後に保釈され、外を歩いていた
しかし、屈辱を理論づけし、すべての恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布から顔を上げなさい
今は涙しているときではない

ハッティ・キャロルはキッチンのメイドだった
彼女は51歳で、10人の子持ちだった
彼女は皿を運び、食べ残しを下げた
かって一度もそのテーブルに座ったことがなく
そのテーブルの人たちに話しかけたこともなく
テーブルの上の食べ物をかたづけ
すべての灰皿を空にし
一撃で殺された、ステッキで殴打され横たわった
それは大きく空を切り、その部屋で打ち下ろされた
すべての優しさを破壊する決断と審判がなされた
そして、彼女はウイリアム・ザンジンガーに何かをしたわけではなかった
しかし、屈辱を理論づけし、すべての恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布から顔を上げなさい
今は涙しているときではない

栄誉ある法廷で、裁判官は槌を打ち鳴らした
すべてが公平であることを、法廷が正義であることを示し
そして、書物の綴りが抜かれたり差し替えられたりすることがないことを
高貴な者であっても同等に取り扱われることを
一度でも警官に追われ捕まった者は
法律の段階には、上層も下層もなく、
何の理由もなく人を殺す者を睨みつけ
何の警告もなく、衝動でことを起こす者を
そして裁判官は法衣にかけ、もっとも深い見識をもって語った
刑罰と悔い改めを厳しく言い渡した。
ウイリアム・ザンジンガーに6ヶ月の判決を
おおしかし、屈辱を理屈づけし、恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布に顔をふかく埋めよ
今こそ涙するときだ







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今月のぼくの歌う予定です。

http://kysakai.lovemebaby.net

このほかにもちょこちょこオープン・マイクなどに出没します。

遊ぼー!
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古いロックとかブルース、リズム・アンド・ブルース、レゲエとかが好きなのですが、誰か、バンドでキーボードを弾きたい人はおらんかな。一番好きなキーボーディストはザ・バンドのガース・ハドソンかな。それから、ギタリストも。ギターを置いて、もうそろそろ、やっぱ、歌に専念したい。イマジンする暇人を求めています。音の記録も残したい。あと、管楽器とかコーラスも歓迎します。

もちろん、性別、人種、国籍は問いません。昔、吾妻光良さんが来日したアフリカン・アメリカンのごきげんなブルース・ギタリストのゲイトマウス・ブラウンにどうして黒人のメンバーと演奏してないのですかとインタビューで尋ねたら、ゲイトマウス・ブラウンは、最近の黒人のミュージシャンにはろくなのがいない、おれは、ブル・シットとはプレイしない、その男が緑色の顔をしていても、プレイがごきげんなら、おれはそいつとプレイすると言っていました。

下の動画はガース・ハドソンのいるザ・バンドの「わが心のジョージア」です。

The Band - Georgia On My Mind from Sigerson on Vimeo.

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ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したよ。なんだか、うれしい。ロックン・ロールとかフォークとかブルーズとかの決して芸術としては評価されない音楽を好きでずっと聞き続けてきたぼくにも喜びはひとしおなのです。国を越えて、世界に(ジョン・レノンも歌っていた)ロックン・ロール・ピープルはどれぐらいいるのだろう?

ちょっと昔、バンドでディランの"Knockin' On Heaven's Door"を反戦歌のつもりで意訳して歌っていた。けれど、それだけではないんだよ。歌とか音楽というのはきみの感じるままに感じればいいだけ。百人の聞く人がいれば、一つの音楽も百通りの歌になるんだよ。

♪♪♪
母さん、このバッチをはずしておくれ
ブリキのがらくたみたいに感じるんだ
暗い雲があたりにせまってきて
もうどこにも逃げられそうにないのさ

天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ

父さん、この銃を受け取っておくれ
もう誰も撃ち殺したくないのさ
黒い水がそこらにあふれてきて
もうどこにも逃げられそうにないのさ

天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ

(大統領も、その門番も、報道官も
 みえすいた嘘を空からわめいている
 俺の小隊はどこへ行ったんだと
 ひからびた兵士が血を吐いてうめいている)

天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ♪♪♪

ボブ・ディランってさ、ぼくにとって、ずっと年の離れた兄ちゃんみたいにも感じていたりして、だから、こんなぼくの歌もボビーは許してくれるよね。

テレビ放送されるだろう今年のノーベル賞の授賞式が楽しみです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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