えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

新宿末廣亭令和六年五月下席昼の部を見に行きました。見た演目を書き出してみます。前座の笑福亭羽太郎くんの「秘伝書」、二つ目の桂笹丸くんの「十徳」、三笑亭可龍師匠の「初天神」、一矢さんの「相撲漫談」、立川談之輔師匠の漫談、古今亭今輔師匠の「悪質商法騙され自慢」、ピロキさんの漫談、春風亭昇之進師匠の「お血脈」、桂歌助師匠の「桃太郎」、坂本頼光さんの活動写真弁士、神田陽子師匠の「五郎正宗孝子伝」の始まりのところ、桂幸丸師匠の漫談で中入りとなりました。春風亭昇吉師匠の「権助提灯」、ねづっちさんの漫談、桂竹丸師匠の漫談、三遊亭圓丸師匠の「堪忍袋」、きょうこさんの和妻、主任は桂枝太郎師匠の「茶の湯」。
後ろに座っていた年配のご婦人は、落語家さんには、漫談じゃなくて、落語をやって欲しいわよね、などと一緒に来ていた人に愚痴っておりました。ぼくも、そうだよな、と思ったりします。
今日、一等、印象に残ったのは、色もので、きょうこさんの和妻。着物を着て、座って演ずるこれは江戸様の手品、奇術。ありし日の吉原の茶屋ではこのような出しものがあったのではなかろうか、とぼくは想像をたくましくし、またしても、宝井其角の吉原を詠んだこんなダブルミーニングの俳句を思い出したのでありました。
闇の夜は吉原ばかり月夜かな
和妻師 きょうこ

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