えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
東京オペラシティコンサートホールで『パソナグループ「夢オーケストラ」第15回チャリティコンサート~能登半島地震 復興支援~』を見ました。演目は、べートーヴェンの「ロマンス第2番 へ長調」、クライスラーの「愛の悲しみ」と「愛の喜び」、ベートーヴェンの「交響曲第9番」。
数人の客演と指揮者を除き、オーケストラもコーラスもパソナグループの社員かその協力会社の社員であることに驚く。ぼくの友だちもコーラスに参加しているのですが、それぞれ、会社の勤務の後にこれを練習しているのだと思うと、人間の可能性について、ぼくは思いいたってしまう。
素晴らしき演奏に、指揮者の曽我大介さんの素晴らしい人間性も垣間見られ、演奏の後、「交響曲第9番」について、平和の方へ世界が進んでいることを信じることから始めなければ、平和は来ないし、そうすれば、いつか世界は平和になるのじゃないか、とおっしゃっておられた。プログラムに載せられた「交響曲第9番」の第4楽章のシラーによる詩にもこうあるではないか。
♪♪♪
君(歓喜)の柔らかな翼の下
時流が強く切り離したものを
君の不思議な力は再び結び合わせ、
すべての人々は兄弟となる♪♪♪
これらの演奏と合唱はぼくの胸に確かに力強く届き、その喜びの声は今日の曇り空の上まで響いているかのようでした。貴族からの庇護をよしとしない根っから民主主義者、自由主義者だったベートーヴェンも、空の向こうで、この市民オーケストラと市民のコーラスに喜んでいるのではないか、そんなコンサートでした。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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