えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
昼は浅草の演芸ホールで寄席見物。



主任は柳屋わさび師匠の怪談もの「腕食い」。怖い。春風亭一朝師匠の「古手買い」やら春風亭一之輔師匠の「牛ほめ」が楽しい。寄席ってのは本当にリラックスできて、笑えて、いいところだなぁ。


夜は錦糸町ですみだ錦糸町河内音頭大音頭大会。




四年ぶりの錦糸町での河内音頭大会で大にぎわい。ぼくも見よう見まねで、おもいだして、踊ってしまいます。響き渡る爆音が気持ちいい。祭りのあと、過ぎ行く夏がちと寂しい。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
昼は相模大野の相模女子大学グリーンホールで「相模原薪能」、夜は新宿末廣亭で落語や色物を楽しみました。




能は狂言と仕舞が能と組み合わさって演じられるのだけれど、本日の狂言は「附子(ぶす)」でした。ぼくにも分かりやすく、面白く、笑ってしまいます。この「附子」は落語の「饅頭こわい」の原型だろうか、などと思ってしまう。能は「土蜘(つちぐも)」が演目で、それは素晴らしいものでありました。世阿弥は日本が生んだ芸術の天才だと思う。それから最近、小津安二郎の映画をたくさん見たのだけれども、小津安二郎の映画はどこか能を思わせる何かがあると思う。能が演じられたその死者やものの怪を悼む物語の後、ひっそりと舞台に佇む「老松」の絵すら何か余韻を税込み、吐き出し、息をしているかのような、神秘的な美しさにぼくは魅了されてしまいます。

夜の寄席のお目当ては林家正雀師匠が林家彦六から直伝の怪談咄の落語を長講で行うという。その前に江戸家猫八師匠の物まねも見ました。今の猫八師匠は三代目で一代目、二代目の猫八の顔を思い浮かべてしまい、過ぎ去った自らの齢もなんだか思い浮かべてしまいつつ、動物の鳴き真似とそのはなしっぷりに笑ってしまいます。そして、ついに主任、林家正雀師匠は「真景累ヶ淵」を話してくれましたが、末廣亭は日本で一番古い現存している寄席小屋で、本当に幽霊が見えてしまうのじゃないかと、ぼくは辺りを見回してしまいます。怖いよ。話の後、彦六は怪談の後はいつも舞いを踊っていたと正雀師匠も舞いを披露。その舞いは邪気を払うというより、無念を呑んで死んだ女たちへのせめてもの慰めの愛のようなものの気がして、咄家さんのやさしさを感じてしまいました。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
昼は新宿末廣亭、夜は横浜スタジアム。



昼の新宿末廣亭。始まるなり二つ目の春風亭㐂いちさんの「浮世床」に笑った、笑った。それから、柳亭左竜師匠の「長短」とか吉原朝馬師匠の「松山鏡」、春風亭一蔵師匠の「鷺とり」。この前、春風亭昇太師匠の「鷺とり」も聴いたけれど、どちらが上だとか野暮なことは言わないでおこう。落語には上下はないわな。三遊亭天どん師匠の新作落語「再編家族」。三遊亭歌る多師匠の「つる」。主任はテレビ番組「笑点」の人気者、春風亭一之輔師匠の「粗忽の釘」で爆笑の渦となりました。

夜の横浜スタジアム。ベイスターズは夏に入って調子悪く、首位だったのが、いつのまにやらセリーグのBクラスで4位。夏が来て、失速するというのはいつも見た景色で、またかとも思い、このままではクライマックスシリーズも出れはしないのではないかしら? 夏に入って失速するというのは、スタミナ不足で、スタミナ不足は地味な走り込みなどの練習不足かもしれんなぁ。わからんけど、優勝を夢見るぼくのような長年のファンもトホホ。けれど、この日はカープに3対1で勝ちました。少しの希望をつないでくれましたよ。フレーフレー、ベイスターズ。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
山梨県の小菅村の小菅川で毛鉤釣りをしましたが、ボーズ(一匹も釣れないこと)でした。



魚影が見えないのは、この前の台風による大雨で奥多摩湖に魚が流されたからでしょうか? この前の四月下旬に来た時は、魚の泳ぐ姿をたくさん見たのにね。

三時間ほど釣りをして、「小菅の湯」で温泉に入り、夏もまだ盛りの山梨の田舎の帰り道を車で走ります。



車の中で見た驚くべき大きな入道雲の写真は撮っていません。「小菅の湯」は「道の駅 こすげ」にあって、そこで食べたシャインマスカットのソフトクリームがおいしかった。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
夜は新宿の末廣亭で落語を聴きに、夜は大久保のスタジオМによしだよしこさんとよねやまたかこさんの歌を聴きに行きました。



今日の末廣亭、「笑点」の大喜利の司会者の春風亭昇太さんというお茶の間の人気者が出演しているからか満席で、ぼくは立ち見で見ておりました。三遊亭遊雀師匠の「熊の革」、神田伯山師匠の「三方一両損」、春風亭昇太師匠の「鷺とり」とか、滑稽話、暑い夏を笑いで吹き飛ばそうということでしょうか、笑った、笑った。それから、最近、江戸時代の音曲に興味津々のぼくには、桂小すみさんの都々逸もすごくよかったよ。

夜はよしだよしこさんとよねやまたかこさんの二人も歌を聴きに大久保のスタジオМに行きました。よしだよしこさんの「高野くんの焼き鳥屋」で、ついこの前に行った福島の旅が懐かしく思い出されもします。いい歌がたくさん聴けました。お二人とも、ありがとう。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
福島の旅をしました。










この旅は山内若菜さんの絵が見たくてという動機がはじめにあった。山内若菜さんの絵は、何年も開かれ全国を巡回していた「もやい展」を形に残すそうと作られた、南相馬の「おれたちの伝承館」に天井画として飾られているということだけれど、館長で写真家の中筋純のインタビュー記事での勧めもあり、その前にもうひとつの「伝承館」である双葉にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪ねた。

行く常磐道の高速道路で福島に入ったあたりから放射線量の電光掲示板があり、場所によっては決して低くない数字が表示されていて、車のエアコンが換気になっていないか、見てしまう。車で事故を起こし、外に出て、森の中に入ってしまえば、被爆してしまう数値。

東京電力は処理水を海に放出するというけれど、魚を食べるのが好きで、毎日、刺身を食べているぼくは、はっきりいって不安だが、老境にさしかかったぼくはもういいかという気もする。水俣の公害病の歴史を振り返れば、大企業や日本政府は取り返しのつかない嘘を何度もついてきた。

閑話休題、「東日本大震災・原子力災害伝承館」に戻り、故郷は一度は津波で失われ、すぐに再び原発で失われた。決して楽しい展示ではないけれど、日本人はこれを忘れないほうがいいと思う。

その後「おれたちの伝承館」に行く。天井画を見上げて見ていると、ここを訪れ、鑑賞していた女の人から、ここに敷かれた畳に寝そべって見るとよくわわかりますと教えてくれる。寝そべって見る山内若菜さんの描いた大きな天井画は過去からやって来て、未来へ向かう命の輝く曼荼羅のようだと思った。

車で宿泊のビジネスホテルのある会津若松に向かう。福島を横に山越えする道は長くやっと到着する。

夕食は居酒屋でと思い、会津若松駅近くの「いろはにほへと」という店に入る。入ったらチェーン店風のお店であった。もっと歩いて小さい個人店を探すべきだったと後悔するも、そこで飲んだ福島の銘酒「国権」の純米吟醸酒はとてもおいしかった。このお酒の切れ味は会津の武士の刀だろか?

なにか、もの足りなく、七日町の方まで歩き、ロック酒場らしい「Dog House」というキッチンバーに入る。若いバーテンとぼくと同じぐらいの年に見えるマスターがカウンタの中にいて、客席はぼくと同じぐらいの人で賑わい、音楽はモータウンがかかっている。ロックとか今の若い人は関心ないのかな? バーボンウイスキーの「Maker's Mark」に果物を漬け込み、それをソーダで割った不思議なカクテルを飲む。それから「Maker's Mark」のダブル。お店の雰囲気の含めて、くつろげて、なんか面白かった。

翌日はフライフィッシングをしに、奥会津の「たのせヤマメの里」に向かう。数軒の家しかなく、民家の玄関をノックし、釣券を買わなくていけないらしい。三軒目でおじいさんからやっと買えた。

釣りの支度をしていると、車の後ろで用意していると、隣に地元の漁協らしき人の乗った車が停まる。二日前、たくさん放流したとのこと。階段があり、簡単に入渓できたが、なかなか魚が見つからない。上流の方に毛鉤を投げつつ、歩いて行くと、やっとヤマメらしき魚を見つけ、そこでいろんな毛鉤をとっかえひっかえ投げるが、釣れなかった。後で気づいたのだけれど、放流したのはヤマメではなくイワナであったらしい。流れのゆるいすみっこのもっと違うところを探すべきだったのだ。しかし、始めていくところは、ぼくの場合、ボーズ(一匹も釣れないこと)が多いなー。

奥会津は「たのせヤマメの里」の舘岩川以外にもフライフィッシングによさそうな川も多くありそうで、また来たい。

たった一泊でしたが夏らしい楽しい旅でした。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
隠居暮らしのわしは蓮の花咲く薬師池公園と町田市国際版画美術館のある芹が谷公園を散歩したわい。










今日も熱かったが、蓮の花がきれいじゃったし、町田市国際版画美術館の展覧会「版画家たちの世界旅行」と「大正・昭和初期の東京風景」が面白かった。「版画家たちの世界旅行」でいろんな時といろんなところの旅もし、「大正・昭和初期の東京風景」では大好きな川瀬巴水の版画も見れたし、もう帰ろうかのう。そして、子どもたちの遊ぶ大きな噴水を後にしたのじゃ。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ   HOME   次のページ >>
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
plugin_top_w.png
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ