えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

『大人の遠足BOOK駅からウォーキング関東』をたよりに町田の芹が谷公園や恩田川を散歩しました。すっかり秋日和です。
途中で寄った町田市立国際版画美術館での『揚州周延 明治を描きつくした浮世絵師』について書かねばなるまい。小津安二郎の映画の中の赤いケトルみたいな赤が、はっと目を引くような奇麗さです。川瀬巴水、伊東深水らの他の明治以降の絵師以前の柄谷行人さん曰く(個我と外界が切り離され、風景は移ろいゆき過ぎ去っていく、そのような)「風景を発見する」前の絵師だという気がしました。揚州周延にとって明治は江戸の近くのそこにあったようなのです。
散歩をしながらの俳句が浮かびました。お恥ずかしながら披露いたします。
空に溶け少しが残る鰯雲
柿の実の歩道に落ちし痕ありき
秋の午後バトミントンの羽根の飛ぶ

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