えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ



絶対に見ようと思っていた奈良美智さんの青森県立美術館での展覧会『奈良美智: The Beginning Place ここから』を見に、青森を旅しました。
一番寒い、雪の季節にこの展覧会ひ見てほしいと美智さんはインタビューでおっしゃっていて、行けば、粉雪舞う僥倖でごさいます。
奈良さんの最新作「Midnight Tears」に胸をえぐられるような感動をおぼえました。奈良美智さんについて、ぼくは好きだとか、ファンというよりも、同時代を同じような気持ちで生きてきたかのような、並走者、同伴者のごときシンパシーすらすごく感じてしまいます。そうか、奈良美智さんは、ぼくより四つ年上なのか。青森に手作りで建てたというロック喫茶が美術館に再現されていて、その再現された喫茶店もしかしてバーでもあるその店に入ると、ぼくも若かりし頃にひとっ飛びするかのようなのです。
夜は古い居酒屋に行ったりもしました。津軽鉄道で乗り鉄もしました。夜は、テレビとかあまり見ずに、太宰治の「津軽」とかを読んでいました。
旅は楽しい。読んだ句、八つ。
バス走る吹雪舞えども滑りもせず
粉雪や白い広場で深呼吸
粉雪を舞い上げ進む列車なり
雪原に変わりし田圃にまた積もり
林檎の木々吹雪に負けじと立っている
真っ白だ吹雪で見えぬ真っ白だ
広きけり津軽平野は鈍色の下
雪道のしばれるに心清められ




午後、『大人の遠足BOOK 駅からウォーキング 関東』の「多摩川の土手と城山公園」をたよりに散歩しました。
冬景色ですなぁ。読んだ句、四つ。
自転車道枯れた薄に風の吹く(薄:すすき)
アカシアの林の枝上烏睥睨
寒椿落ちた花びら路の紅
水路飛ぶ冬の白鷺魚跳ねる(魚:うお)
夜、相模大野のグリーンホールで『鈴々舎美馬二つ目昇進落語会』。
相模原で生まれ、育った鈴々舎美馬さんを応援しなきゃならねーんだ。蝶花楼桃花師匠の話す新作落語「こうもり」、鈴々舎馬るこ師匠の新作「ハングル寿限無」、大御所、鈴々舎馬風師匠の漫談に大笑いし、そして、二つ目となったばかりの鈴々舎美馬さんが話し始める。ぼくは美馬さんが真打ちに昇進し、花咲くときも、この世に生きていて、観られるだろうか、などと変なことも考えてしまう。落語は長講、一時間におよぶ古典落語、人情噺「文七元結」。グリーンホール中のお客さんが時にくすくすと笑いつつも、静まりかえって聴きいっている。そして、噺もめでたしめでたし。まんらいの拍手、拍手。鈴々舎美馬が真打ちになるのも以外に早くなるかもしれねーな。おいらもまだまだがんばらんと。
冬景色ですなぁ。読んだ句、四つ。
自転車道枯れた薄に風の吹く(薄:すすき)
アカシアの林の枝上烏睥睨
寒椿落ちた花びら路の紅
水路飛ぶ冬の白鷺魚跳ねる(魚:うお)
夜、相模大野のグリーンホールで『鈴々舎美馬二つ目昇進落語会』。
相模原で生まれ、育った鈴々舎美馬さんを応援しなきゃならねーんだ。蝶花楼桃花師匠の話す新作落語「こうもり」、鈴々舎馬るこ師匠の新作「ハングル寿限無」、大御所、鈴々舎馬風師匠の漫談に大笑いし、そして、二つ目となったばかりの鈴々舎美馬さんが話し始める。ぼくは美馬さんが真打ちに昇進し、花咲くときも、この世に生きていて、観られるだろうか、などと変なことも考えてしまう。落語は長講、一時間におよぶ古典落語、人情噺「文七元結」。グリーンホール中のお客さんが時にくすくすと笑いつつも、静まりかえって聴きいっている。そして、噺もめでたしめでたし。まんらいの拍手、拍手。鈴々舎美馬が真打ちになるのも以外に早くなるかもしれねーな。おいらもまだまだがんばらんと。


成人の日に町田天満宮に行ってみました。町田の街を歩いていると、成人式の晴れ着を着た人を見かけたりします。二十歳かぁ。(法律の変わった今でも十八才ではなく、成人式は二十歳が多いそうです。)ぼくは、今、還暦で、「二十歳から還暦のここまでくるのは、光陰矢の如しの速さ、早さだぞ」と若い人に知らせたくもあります。ぼくの過ぎて行った年月、いろいろ悔いることもあるけれど、これでよかったような気もするのは不思議ですな。なぜか「情けは人の為ならず」などということも思い浮かびました。これは「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にした方が良い」ということ。読んだ句一つ。
天満のぺちゃくちゃお喋り咲く春着(春着:はるぎ)




令和六年となり初詣に行って参りました。毎年と同じく、大沼神社、大山寺、阿夫利神社と巡りました、「あけましておめでとうございます」というのも自分な中でひっかかってしまう戦争のつづく世界ではありますが、大山寺では護摩木に「天下泰平」と書き、収めました。
地元の大沼神社で御神籤をひけば、「大吉」。
「おみくじ
第四十六番
大吉
春風の吹けばおのずと山かげの梅も桜も花はさくなり」
ぼくは「ゆめゆめうたがふことなかれ」と心がけます。
帰って来て、NHKBSの古今亭志ん生の番組を見ると、そこにはカラーとなった志ん生の落語をする映像がありました。寄席で聴きたかったかなうことのない夢のようでもあります。五街道雲助師匠、池波志乃さん、古今亭文菊師匠が番組の中で、対談しております。新聞を読みますと、天皇陛下のお言葉。
「昨年も地震や大雨、台風などの災害や、大雪による被害が各地で発生したほか、物価の上昇などにより、苦労された方も多かったことと思います。困難を抱えている人々のことを案じています。その一方で、助けを必要としている人々のために、様々な活動に地道に取り組んでいる人も多いことを心強く思うとともに、そのような支援の輪が広がっていくことを願っています。
世界各地で、戦争や紛争により、多数の人々の命が失われていることに心が痛みます。平和な世界を築くために、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています。
今年も、人々がお互いを思いやりながら支え合うことを願い、新しい年が、我が国と世界の人々にとって、明るい希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります」
NHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』の大統領、ドン・ガバチョがぼくの心の中で演説を始めます。
「みなさーん、今年をよい年にしようではありませんか」
読んだ俳句が二つ。
大山の参道登りつ初日の出
ありがたき今年も同じ初詣


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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