えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
渋谷のルシネマで東京国際映画祭で見逃した小津安二郎監督の『お早う』を見ました。1959年の映画で子どもがテレビを欲しがり、ねだって、それからささやかな事件のようなことが起こり、ハッピーにエンディングする、ほっとするような映画でした。子役の島津雅彦がすごくいい。大泉滉は怪しげな存在感で異彩を放っている。東野英治郎の疲れ切った定年退職したサラリーマンとか。舞台は多摩川沿いの新興住宅地で、杉村春子や高橋とよの演じる主婦たちの噂も飛び交うけれど、きっと、この映画は小津安二郎が昔帰りして子どもを撮りたかったんだよ。
その後、さらにほっとしたくて、新宿の末廣亭に行きました。桂歌春師匠の間抜けな泥棒の噺「鈴ヶ森」がよかったねー。古今亭寿輔師匠のつるべ打ちの小咄に大笑い。桧山うめ吉さんの小唄と都々逸に江戸の風情に感じ入り、冬の定番らしき、主任の春風亭柳之助師匠の「二番煎じ」に締めの笑い。あぁ、落語パラダイス。
浅草に行き、浅草寺でお参りし、御神籤をひき、「凶」だったので、境内に結んで来ました。
その後、叶屋で天ぷらうどんを食します。これで千六百八十円や安いと思い、香川風のうどんが今は人気があるが、東京は東京のうどんの美味しさがあると思います。美味しかった。
そして、浅草演芸ホールで寄席見物です。町田のタロー庵でも見たことのある、ナオユキさんの次から次へと繰り出す漫談のジョークが楽しい。春風亭流好師匠のほの時の馴れ初め話の「宮戸川」がいいです。立川談幸師匠の「元犬」に笑い、曲芸のボンボンブラザースの帽子の芸に拍手喝采。主任は春風亭昇太師匠の「二番煎じ」で、枕から本題まで爆笑の連続で、会場は笑いのグルーブに包まれておりました。あー、くまさん、やっさん、与太郎ののん気な世界が愛おしい。落語パラダイスです。
今日は新宿末廣亭で令和五年十一月下席昼の部でございます。玉川太福師匠の新作の浪曲「佑子のスマホ」が楽しい。きょうこ師匠の奇術は和装、江戸風で風情がありますな。和装の奇術というのを初めて見ました。桂南なん師匠の「身投げ屋」に大笑いします。今日の主任は桂歌春師匠で、話は「天災」。大概のことは鷹揚に天災みたいなものだと怒らず受け止めなさいってな話でありました。飄々とした味になるほどなとも思いまする。
夜は相模大野のアコパでいのうえともやすさんのお呼びつけライブでゲストはよしだよしこさん。ぼくは真摯なメッセージのある歌が好きで、よしだよしこさんの歌も大好きです。ふと、プーチンやネタニヤフに教えてやってくれ、人の道ってやつをね、などとも思います。ニヒリストにならず、諦めずに、声を上げ、歌を歌っていきましょう。
朝、起きたら二日酔いっぽかったです。飲みすぎちゃいけません。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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