えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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日倉士歳朗先生からのスライド・ギター教室の後、ドライブがてら藤沢の遊行寺で開祖、一遍上人の御忌法要である秋季開山忌が行われているというので行ってみた。一遍上人については友川カズキさんが「問うなれば」で歌った一遍上人の言葉がとても印象的でこのよう。

「問うなれば仏も我も無かりけり南無阿弥陀仏の声がかりにて」

遊行寺はボ・ガンボズのどんとの法要を行っているところで、一遍上人が広めた踊念仏が日本のロックンロールやファンクの大祖なのかもしれない、などとも思ってしまう。それで、行ってみたら、なんと、踊念仏保存会の人たちが、本堂の中で踊念仏を踊っていたのです。鎌倉時代の一遍上人が生きていたころは、なにやら、幾千や幾万の老若男女入り乱れての、激しい踊りだったそうなのだけど、平成の踊念仏、静かなばあさまたちの祈りを感じさせてくれるようなものでもあった。

付け加えるに、遊行寺は日本の純愛を伝える説教節「小栗判官照手姫」ゆかりの寺でもあって、ソウル・ミュージックなのでもあるよ。

古い神社仏閣に自分の好きな今の音楽をなかば無理やりにか、感じてしまうのでした。
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山梨県に南巨摩郡早川町湯島の山王神社近くの大きな杉の木です。この大きな木の命をコンピュータ仕掛けの機械で写すことはなかなかかなわないらしいのです。一度、本ものを見てくださいな。何か聞こえるかなと思って、木にそっと耳をあてたのだけど、何も聞こえませんでした。でも、この木はなんでも知ってしるような気がしました。
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山梨県南巨摩郡早川町の温泉を巡る小さな旅をしたのです。まず初めに行ったのは「奈良田の里温泉」でこれぞ、秘湯という佇まいはほったて小屋の山小屋のようで情趣を誘うことこのうえなく、湯に浸かってみれば、硫黄の香り漂う湯花に少しだけ白濁した湯がぬめりぬめりと肌にまとわりつく上等さでした。人里離れてとはこういうところをいうと思うのだけど、秘湯として有名になりすぎてしまたっためか、いささか混みすぎていたきらいはあった。あー、ここで食べたほうとうはおいしかった。町営の立ち寄り湯のぶっきらぼうさも旅の楽しい思い出として流してしまおうではありませんか。

次に行ったところは西山温泉の「湯島の湯」で、なにやらバンガローなども併設するオートキャンプ場内に設けれた立ち寄り湯で、この湯も硫黄の香りが鼻腔をくすぐり、無色透明で癖がなく、それでも、いかにも豊かな湯が沸き出ていた。そして、新しめの檜の湯船と、なにやら御影石か何かの湯船の二つがあって、そこから眺められる緑の景色が絶景に美しくまぶしかったのです。

そして、この町のは観光地らしくもなく、何にもない町であって、そんな何にもなさが素敵で、泊まったところが小学校の古い校舎であった宿「ヘルシー美里」といい、子どもづれの客人のみなさまの朗らかで、決して贅沢な宿ではないけれど、そこの「光源の湯」と名付けられた温泉が緑色の本物の硫黄温泉で最高なのだから、何度も何度も湯あみをしたよ。季節ごとに子どもらと遊べそうな催物なのどをしていて、小学生の子どもらのいるご家族などは、ぜひお泊りになってくだされなどと、贔屓の言葉なども述べてみた。

なぜか、昔、小学校の校舎だった温泉宿には惹かれてしまうのだけれど、西伊豆にそのようなところ「やまびこ荘」があって、けれど、一人旅は受け付けてはくれないという。誰か酔狂にも付き合ってくださらんかのう。

湯出る国、万歳ですな。
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鉄分補給ということで列車に乗る旅にでました。まだ乗ったことのない飯田線が目当てだったのですが、飯田線は偉大です。飯田線の駅のほとんどが、駅舎もあるかないかわいからないような無人駅だったのです。そして、伊那谷の知らない町にいる自分にやすらいでしまいます。


元善光寺に寄ってみました。長野の善光寺と伊那谷の元善光寺で両者そろうということになるそうです。小さなお寺でいいお告げももらいました。


飯田駅前のラーメン屋さん「新京亭」です。ふつうの醤油ラーメンがおいしかった。


飯田の知らない町を散歩します。


散歩していたら偶然発見した柳田国男館です。レトロモダンの風情。柳田国男の書庫兼研究室だったたてものを移築したそうです。


散歩していたらそこにあった飯田市立追手町小学校です。昔の風情がよかったです。


夜に宿でテレビを見ていたら、低いどーん、どーんという音が聞こえました。外を見てみたら、遠くで花火があがっていました。十五日の夜です。この美しさは写真には写りません。お盆ですね。あの町、この町、いろんな町に祖先の霊がやって来ているような気もしました。
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散歩を趣味とするぼくとしては、今日は東京青梅の御岳渓谷のあたりを川沿いにてくてく歩いた。ひとつ、とても行きたかったのが、あの「澤ノ井」の小澤酒造の酒蔵見学なのだったけれど、見学受付時間にそびれて、叶わなかったことがちょっと残念。歩きながら、夏の蝉の歌をたくさん聞いた。渓谷という自然のカテドラルに蝉の歌がこだましていて、耳の残ってしまっています。
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小田原くんだりまで散歩をしに出かけた。前に努めていた会社の社長が、何かと言って、二宮尊徳、二宮金次郎の話をしていた。今でも印象に残っている話で、よくしてくれたのが、芋洗い機の話で、芋をたらいのようなものに入れてかき回して、芋の皮をきれいに取る機械、というより道具なのだけど、芋がいろんな形、大きさがあるからこそ、芋はきれいになるそうで、そこから、いろんな人がいていいし、それを切磋琢磨することが大事なんだよ、というようなことを話してくれて、ぼくは、なるほどな、と思い、いまだに思い出したりするのです。

その二宮尊徳の生誕の地である小田原の富水から柏山あたりを散歩した。もしくは散策したのです。最近では散歩でもなく散策とも呼ばず、ウォーキングなどと称するらしいのだが、なんとなくあじけないと思う。尊徳記念館や尊徳の生誕の家やら、反乱した酒匂川にたたずんだりしたのです。

内村鑑三の名著「代表的日本人」に登場する人物の中で上田鷹山がアメリカ第35代大統領のジョン・F・ケネデの最も尊敬する人物であったことは有名だけれど、その本の中にも登場する二宮尊徳は、日本のリンカーンと呼ばれた人物でもある。百姓から身をおこし、貧窮にあえぐ小田原藩を再生させた、というより、救世済民に尽くし、それをそのまま民である百姓に還した人であったという印象を、尊徳記念館での係員のおじいさんの説明を聞きながら、受けた。昔、日本にはこんな立派な人がいたんだなぁ。アメリカ大統領のリンカーンと並び称させれるといことは、名手や村役を入り札、いわば投票で決めたこともあるけれども、武士と農民が対等に話合う機会をしばしば作り、それを「芋こじ」と呼んだこと。「芋こじ」とは前述した泥つきの芋を桶に入れてかき回すと芋どうしがこすれ合ってきれいな芋になるその道具を呼んだ。そう、それは「芋こじ」なんだ。農民にいろんなことを自分の経験から教え、あとは自分たちでやってごらんとさとした、大きな人が百数十年前にいたにちがいない。「芋こじ」で大きい芋もあれば小さい芋、おかしな形の芋あるけれど、きれいな芋になるよ、と空からの声を聞いた。
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大きなつくりばなしじゃなしに、小さなほんとうののものがたりをこの旅で少しだけ感じたようにも思います。そして、もちろん、乗り鉄の入っているぼくには、この小さな旅がいい鉄分補給となりました。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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