えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ



日々の生活の小さな川を渡る前にどこかに行きたくなりませんか? 西の方の伊豆、松崎へぶらりと旅に出ました。この入り江の町はなんとも魅力的です。静かさが美しい。
昔、NHKのテレビでサックス奏者も坂田明とベーシストのビル・ラズウェルがモンゴルの草原を遊牧民といっしょに旅をして、音楽を奏でるという番組を放映していました。ビル・ラズウェルは、その時、あきもせず、ずっとモンゴルの草原を眺めていました。ビルはテレビの中でこう語っていました。この草原は、なにもないけれど、あきないんだよ、まるで美しい絵のようだと。そんな景色があるのかしらと思っていて、たまたま松崎を旅すると、ぼくも、そんな、何もないけれど、美しい絵のような景色を見つけたのです。
この静かな美しさに、夜、テレビのスイッチを押すのもうっとうしく、もってきていた三島由紀夫の小説「潮騒」を読んでいました。半分を越えたところで眠ってしまった。そして、夢の中でジャン・コクトーの短い詩を思い出していたようなのです。
私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ










以前から気になっていた箱根にある「神奈川県立生命の星・地球博物館」に行ってみた。海陸空をめぐる生物・植物・鉱物の膨大な展示物は一万点にものぼるそうで、その量と質にたじろいでしまう。膨大な蝶や蛾の標本が夢に出てきそうだ。
生態系やら生物多様性などということについても考えてしまう。地球には過去、人類がもたらした危機がが三度あったことを、放映されていたビデオで知る。一度目は有史以前の北米大陸で乱獲によりほとんでの動物が滅んでしまい、二度目は中世のヨーロッパ、羊の放牧によりほその緑豊かな土地はほとんど砂漠のようになってしまったそうだ。三度目は産業革命がイギリスのロンドンを中心にもたらしたスモッグやエントロピーの増大による人間を含めたすべての生物の生きていく環境の悪化。これは未だに未解決かもしれなくて、今現代は四度目のもっとも深刻な危機なのかもしれません。どうすればいいんだろう?
夏になるとクワガタやカブト虫を採って、飼って遊んだ、子どものころを思い出した。
神奈川県立生命の星・地球博物館
生態系やら生物多様性などということについても考えてしまう。地球には過去、人類がもたらした危機がが三度あったことを、放映されていたビデオで知る。一度目は有史以前の北米大陸で乱獲によりほとんでの動物が滅んでしまい、二度目は中世のヨーロッパ、羊の放牧によりほその緑豊かな土地はほとんど砂漠のようになってしまったそうだ。三度目は産業革命がイギリスのロンドンを中心にもたらしたスモッグやエントロピーの増大による人間を含めたすべての生物の生きていく環境の悪化。これは未だに未解決かもしれなくて、今現代は四度目のもっとも深刻な危機なのかもしれません。どうすればいいんだろう?
夏になるとクワガタやカブト虫を採って、飼って遊んだ、子どものころを思い出した。
神奈川県立生命の星・地球博物館
