えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
終戦記念日の夜は台風の夜です。竹村淳さんの著した「反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち」の中でも絶賛されていたBob Dylanの"Masters of War"を意訳しました。この怒りの純度は美しい。
♪♪♪
戦争の親玉さんたちよ
でかい銃をたくさん作って
死の計画を作る
すべての爆弾を作る
おまえは壁の中で隠れている
机の下に隠れている
おれはおまえの仮面の下に
何があるのかを知りたいんだ
おまえができるのは
破壊と破滅だけ
足りない坊やのように
世界と遊んでいるだけ
おれの手に銃を握らせ
おれに目隠しをし
ふり向いて遠くへぶっ放せという時
弾丸がものすごい速さで飛んでいく
年老いた裏切者のように
おまえは嘘をつき、欺く
世界大戦には勝ったと
おれに信じさせようとする
おまえの目をおれは見抜いているぜ
あまえの頭の中をおれにはお見通しだ
排水溝の下のほうの
水の中でものを見るように
おまえはすべてに火をつけようと
すべての引き金を引こうとあせっているな
おまえが後方に引き、観察している時
死体がなんとうず高く積み重なり
おまえはおまえの邸宅に身を隠す
若い兵士の血が
体をふき破り
泥の中に埋葬されている間
おまえが投げつけた
最低の恐怖は
子どもたちを恐怖に
陥れ
生まれても来ず、名前も付けられなかった赤ん坊を
脅迫している
おまえの静脈に流れている血は
流れるに値しない
なんてたくさんことを
おれは順序もなく知っているんだ
おい、お若いの
勉強しなって、おまえはおれにいうけれど
おれが知っているのは
おまえよりおれが若いってことだけかもな
それと、イエスキリストも
おまえを許さないってことだけかもな
もう一つおまえに聞かせてくれ
おまえの金っていうのはそんなにいいものなのか
許しを買えるとおまえは思っている
そうは思わないかね
おまえがいつか理解できるのを願っているよ
あまえの死が鐘に呼ばれることを願っているよ
おまえが稼いだ膨大な金で
おまえの魂は買い戻せない
あまえが死ぬのを願っているよ
死はすぐにやってくるさ
とある青ざめた午後
おれはおまえの棺を追っていく
おまえが死の床に
眠るにつくのを見届ける
おまえが墓から出てこれないように、いつまでも死んでいられるように
おまえの墓に立ち尽くす♪♪♪
♪♪♪
戦争の親玉さんたちよ
でかい銃をたくさん作って
死の計画を作る
すべての爆弾を作る
おまえは壁の中で隠れている
机の下に隠れている
おれはおまえの仮面の下に
何があるのかを知りたいんだ
おまえができるのは
破壊と破滅だけ
足りない坊やのように
世界と遊んでいるだけ
おれの手に銃を握らせ
おれに目隠しをし
ふり向いて遠くへぶっ放せという時
弾丸がものすごい速さで飛んでいく
年老いた裏切者のように
おまえは嘘をつき、欺く
世界大戦には勝ったと
おれに信じさせようとする
おまえの目をおれは見抜いているぜ
あまえの頭の中をおれにはお見通しだ
排水溝の下のほうの
水の中でものを見るように
おまえはすべてに火をつけようと
すべての引き金を引こうとあせっているな
おまえが後方に引き、観察している時
死体がなんとうず高く積み重なり
おまえはおまえの邸宅に身を隠す
若い兵士の血が
体をふき破り
泥の中に埋葬されている間
おまえが投げつけた
最低の恐怖は
子どもたちを恐怖に
陥れ
生まれても来ず、名前も付けられなかった赤ん坊を
脅迫している
おまえの静脈に流れている血は
流れるに値しない
なんてたくさんことを
おれは順序もなく知っているんだ
おい、お若いの
勉強しなって、おまえはおれにいうけれど
おれが知っているのは
おまえよりおれが若いってことだけかもな
それと、イエスキリストも
おまえを許さないってことだけかもな
もう一つおまえに聞かせてくれ
おまえの金っていうのはそんなにいいものなのか
許しを買えるとおまえは思っている
そうは思わないかね
おまえがいつか理解できるのを願っているよ
あまえの死が鐘に呼ばれることを願っているよ
おまえが稼いだ膨大な金で
おまえの魂は買い戻せない
あまえが死ぬのを願っているよ
死はすぐにやってくるさ
とある青ざめた午後
おれはおまえの棺を追っていく
おまえが死の床に
眠るにつくのを見届ける
おまえが墓から出てこれないように、いつまでも死んでいられるように
おまえの墓に立ち尽くす♪♪♪
東京都練馬区下石神井にある「ちひろ美術館・東京」に行ってきた。以前から訪れてみたいと思っていた私設美術館なのです。台風がやってきつつある時だから、がらがらかなと思っていたのだが、ひっきりなしに親子連れが訪れているようであった。
いわさきちひろさんの描く子どもの目、美術館で見るちひろさんの水絵の具で描かれた原画の力というのはすごいもので、それは、かわいらしいというより、その描かれた子どもたちのまなざしは、ぼくの心の深いところに刺さるようでもあったのです。
今の展示は、詩人の谷川俊太郎さんとのコラボレーションとなっていて、詩人の「ちひろさんの子どもたち」をご紹介して、この章を了とさせていただきます。
ちひろさんの子どもたちは
赤んぼのようにまっさらで
大人よりいっしょけんめい考える
女の子はいつもすっぴん
男の子は戦争がきらい
ちひろさんの子どもたちは
手足のびのびいっぱい遊ぶ
昼間は本を読む 夜は宇宙を読む
友だちには子どもだけでなく
おじいさんやおばあさんもいる
ちひろさんの子どもたちは
悲しい時は堂々と泣く
怒っても悪口は言わない
うれしい時はみんなと笑う
花や小川や紋白蝶もいっしょに
世界初の絵本美術館|ちひろ美術館・東京
矢部のすずらんハウスでの「暗い歌選手権」に出ました。こんな2曲を歌いました。
♪♪♪
アンデスの貧しい山の村に
あの奇妙な男が現れた
ボロボロの服を着た 少女に近づいて
クリスマス・プレゼントをあげるといった
たった2週間で終わるといった
みじめな暮らしともおさらばできるといった
ところが2週間が、2ヶ月になって
少女はパパやママを思って泣いた
そして、2ヶ月は半年になって
あるとき、どこかで、大きな音がして
とってもさびしくて、とってもちっぽけな
アンデスの少女の人生は終わった♪♪♪
この歌の背景となるものです。よろしければ、ご覧ください。
https://matome.naver.jp/odai/2144630825598075301
♪♪♪
とびらをたたくのはあたし
あなたの胸にひびくでしょう
小さな声が聞こえるでしょう
あたしの姿は見えないの
十年前の夏の朝
あたしはヒロシマで死んだ
そのまま六つの女の子
いつまでたっても六つなの
あたしの髪に火がついて
目と手がやけてしまったの
あたしは冷い灰になり
風で遠くへとびちった
あたしは何にもいらないの
誰にも抱いてもらえないの
紙切れのようにもえた子は
おいしいお菓子も食べられない
とびらをたたくのはあたし
みんなが笑って暮せるよう
おいしいお菓子を食べられるよう
署名をどうぞして下さい♪♪♪
戦争反対!
アンデスの少女に捧ぐ
♪♪♪
アンデスの貧しい山の村に
あの奇妙な男が現れた
ボロボロの服を着た 少女に近づいて
クリスマス・プレゼントをあげるといった
たった2週間で終わるといった
みじめな暮らしともおさらばできるといった
ところが2週間が、2ヶ月になって
少女はパパやママを思って泣いた
そして、2ヶ月は半年になって
あるとき、どこかで、大きな音がして
とってもさびしくて、とってもちっぽけな
アンデスの少女の人生は終わった♪♪♪
この歌の背景となるものです。よろしければ、ご覧ください。
https://matome.naver.jp/odai/2144630825598075301
死んだ女の子
ナーズム・ヒクメット 飯塚広訳
ナーズム・ヒクメット 飯塚広訳
♪♪♪
とびらをたたくのはあたし
あなたの胸にひびくでしょう
小さな声が聞こえるでしょう
あたしの姿は見えないの
十年前の夏の朝
あたしはヒロシマで死んだ
そのまま六つの女の子
いつまでたっても六つなの
あたしの髪に火がついて
目と手がやけてしまったの
あたしは冷い灰になり
風で遠くへとびちった
あたしは何にもいらないの
誰にも抱いてもらえないの
紙切れのようにもえた子は
おいしいお菓子も食べられない
とびらをたたくのはあたし
みんなが笑って暮せるよう
おいしいお菓子を食べられるよう
署名をどうぞして下さい♪♪♪
戦争反対!
竹村淳さんの著した「反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち」を読む。
竹村淳さんというと、昔、NHK-FMの確か日曜か土曜の午前中の番組で、中南米の音楽を穏やかな口調で紹介していた人で、ぼくもよく聴いていたことを思い出すのだが、この本「反戦歌」では、その穏やかさからかけ離れた激しい言葉での現政権への怒りが「まえがき」に表されてに驚かされ、続く本編のいろんな国での二十三もの反戦歌が紹介されている。詞を含めた歌の紹介だけではなく、歌手は作詞者、作曲者のこと、その背景にある社会や政治、現代の今の社会への鋭く怒りに満ちた批評、竹村淳さん自身の個人史も綴られて、とてもおもしろい。十七番目に登場するピート・シーガー「腰まで泥まみれ」は近ごろ、ぼくの大好きな中川五郎さんも自身の日本語詞を歌われていて、この章の冒頭は、こんな言葉で始められている。
「反戦歌をテーマに本を書き、性懲りもなくまた日本を戦争のできる国にしようとする心ない輩たちと音楽の力を武器に戦おう」
日倉士歳朗さんの素晴らしい歌とギターで知った、ぼくの大好きな、ぼくの思う反戦歌「ダニー・ボーイ」はこの本では出てこないのだけれども、竹村さん自身が「あとがき」でほのめかしているように、この本に続編があることをぼくは疑わない。そして、戦争がある限り、そんな反戦歌が歌われることのない世界を願いつつ、歌は歌い継がれ、新しい反戦歌は作られて、歌われていくのでしょう。
デヴィッド・ロウリー監督の『さらば愛しきアウトロー』を見る。
この映画、邦題より、原題の英語の方がしっくりくる。"THE OLD MAN & THE GUN"なのだけど、主人公の連続銀行強盗犯が拳銃をぶっ放すシーンは一度もない。
主演のロバート・レッドフォードは俳優引退を表明し、この映画を最後にスクリーンに映ることはないだろう、という映画。小学生のころぼくが背伸びして見た、「明日に向かって撃て」や「スティング」、「華麗なるギャッツビー」はもう遠く、ロバート・レッドフォードもオールドマンになり擦り切れて、映画は1970年代のニュー・シネマの趣で、派手さもなく、けれど、カーチェイスはCGを使わない迫力満点。「黄昏ギャング」と呼ばれた主人公はヒーローでもアンチヒーローでもないけれど、かっこいい。
女の人は誰でもこの映画のロバート・レッドフォードを素敵だと好きになるかもしれないなどと思ってしまう、苦くて甘い映画でした。
映画『さらば愛しきアウトロー』公式サイト