えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
戸井十月の「遥かなるゲバラの大地 」とともに読むといい本。戸井氏とは対照的に惠谷氏はあくまでも客観的にチェ・ゲバラの死の前後を検証していく。世界中を舞台にして繰り広げられる冒険小説のようなことが、事実、あったのだ。そこから到達した惠谷氏の短い、この本の終わりの書かれた結論、もしくは感想めいたものにぼくも同感、感嘆する。
チェ・ゲバラは21世紀になり復活した。ゲリラやテロによってか? いいや、違う。貧しい人たちを救おうとする国際ボランティアの活動によって。そして、米国中心の格差を是とするグローバリズム、ネオリベラリズム(新自由主義)にノーを主張する中南米での左派政権の次々の誕生を見よ。今、チェ・ゲバラの子供たちが武器を持たずに活動し始めていると思う。なんて、たくさんの武器を持たないコマンダンテがいることだろう。しかも、チェ・ゲバラには高潔と同時に、古い社会主義的な神格化をかたくなに拒む、何らかの人間性すら伝えられている。貧しい人、困難にあっている人たちを限りなく愛し、優しい、しかも、行動した男の中の男だとも思う。最近のぼくの憧れです。
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