えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

デボラ・B・ローズさんの著した「生命の大地 アボリジニ文化とエコロジー」を読了する。オーストリア先住民の文化と生活について、その人たちの言葉や詩とともに敬意をもって書かれていた。
この本の中に頻繁に出てくる言葉が二つあって、それは「カントリー(country)」と「ドリーミング(dreaming)」。「カントリー」というのは「地」や「川」や「海」のことを多分、言っているのだと思うのだけど、「ドリーミング」とは何だろうか? ちょっと難しい。デボラさんが聞き語るアボリジニの知恵によれば、人も鳥も獣も虫も石もなにもかもが「ドリーミング」なのだそうだ。それは「夢見るもの」ということなのだろうか? するとこういうことなのかもしれない。人も鳥も獣も虫も石も魚も貝もクジラやイルカもなにもかもが地の上、川の中、海の中での夢見るものたちなのだと。とってもすてきです。その夢はとてもかけがえのない美しい夢なのではないかしら? ぼくもときどき同じ夢を見ています。

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