えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
「太田和彦のニッポンぶらり旅2 故郷の川と城と入道雲」を読んだ。太田和彦さん、昼は史跡や古い街並み、夜は居酒屋を巡る旅の記録、随筆なのだけど、東日本大震災の後のその旅は、大災害、天変地異は起こり得ることを知ってしまったから、その眼差しはいつしか、やさしく丁寧になる。東北の地は訪ねておらず、むしろ、おのずと足は出自、故郷、育ててくれた地に向かい、そこに希望や和解を見いだした。感動の一篇です。あとがきから引用させていただきます。
「私は、旅は気持ち次第と感じるようになった。今見ているこの風景は無くなるかもしれないと思うと、心は澄み、まなざしは丁寧に温かくなる。それはまた旅のみならず、毎日の日常もそうだ。まさに「人生は旅」と気づいたのだ」
それから、ぼくはこの本を読んで、すこし前に旅に訪れた上諏訪のとある居酒屋でであった楽しくさわやかで気取らない紳士は太田和彦、その人であると強く信じるようになったのだ。出会う人、会いたい人には、いつか、出会うべき時に出会うのだと思う。それも旅なのです。
<< ショコラ ~君がいて、僕がいる~
HOME
包丁で襲われる夢 >>
[1453] [1452] [1451] [1450] [1449] [1448] [1447] [1446] [1445] [1444] [1443]
[1453] [1452] [1451] [1450] [1449] [1448] [1447] [1446] [1445] [1444] [1443]
この記事にコメントする
カレンダー
えいちゃんのお奨め
カテゴリー
最新コメント
最新記事
(11/01)
(10/30)
(10/28)
(10/25)
(10/24)
(10/21)
(10/16)
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
ブログ内検索
最新トラックバック