えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
夜中ディズニーチャネルを見ると犬が主人公のアニメが放映されていた。「バルト」というアニメで、仲間はずれの野良犬の狼犬のバルトがいろんな苦難に打ち勝ちワクチンを橇で冬の山道の中、運び、救った女の子の家のメス犬ジェナともめでたく結ばれるという物語。ラストのシーンでアニメから変わり、おばあさんがニューヨークのセントラルパークで孫の女の子を連れて散歩する実写シーンとなり、おばあさんは孫に「町を救った犬が本当にいたんだよ」と話し、公園の銅像にカメラが向けられる。びっくりした。うちにいるレオにそっくり。しっぽとかカールしていて。
シンクロしている。
そのレオと今日の夕方、久しぶりに一時間半もの長い時間の散歩をしていた。近所の知らない通りを歩く。小さいころのレオは、知らないところに行くと、いかにも不安げで、あとずさりすることもあったけど、今は行ってみようよとというような感じ。昔はオス犬に会うと、うなってとびかかろうとしていたけど、今は自分より小さい犬の時は、相手からうなられても、こまった風にたたずんでいる。心が成長したんだ。それに比べぼくは・・・
そんな、レオと知らない道を歩くと、初めて来た町のようだし、まよいこんだ旅人だ。レオはテレパシーでぼくに行ってみようよと伝える。レオとぼくは、見える紐と、見えない紐の両方で繋がっていて、知らない小さな通りを入っていく。遠くへ行かなくても、レオとぼくは旅をしている。レオはテレパシーで、いつのまにか日の落ちた景色の中、ぼくに伝える。
「もっと行ってみようよ」
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