えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
伊豆の松崎に旅をしました。
この夕日の町には何度も来ております。本当に夕日が美しい町です。
道中、ところどころで早咲の桜が咲いております。その土地の土肥桜という桜のピンク色が美しい。
松崎の産土神を祭る伊那下神社に挨拶しに参り、御神籤をひくと「大吉」でありました。
「御神籤 第二十四番
思う事
思うが
ままに
なしとげて
思う事なき
家の内哉(うちかな)
運勢 大吉」
ゆめゆめうたがふことなかれ
今度の旅は「左官の神様」とも呼ばれた、漆喰鏝絵の名人、入江長八をめぐる旅ともなりました。浄土真宗の寺院の華水山浄感寺の長八記念館、伊豆の長八美術館、重文岩科学校で長八の鏝絵を見ました。
伊豆地区の最古の小学校の岩科学校に長八の手がけた「鶴の間」と呼ばれる教室があり、鏝絵で描かれた138羽の鶴が舞っております。制作当時の岩科学校には138名の生徒が学んでいたそうです。名人、入江長八のやさしさが思われます。鶴の鏝絵を見ていると、どこからともなく、子どもらの遊ぶ声がしてきました。空耳のたぐいの幻聴かと思えば、隣の幼稚園からの子どもたちの声なのでした。子どもたちの、健やかに、楽しく、のびのびと育つことを願ってやみません。
夜はいつもの宿、伊豆まつざき荘で伊勢海老を食べ、鮑を食べ、サザエを食べ、「華の舞」という地酒を飲みました。とても美味しかった。
帰りに熱海のMOA美術館に寄りました。尾形光琳の描いた国宝「紅白梅図屏風」を見ました。素晴らしかった。藤沼昇さんの竹工芸の精緻な美しさに、息を呑む。
さぁ、家に帰ろう。
転倒して痛くなった足首が直ったら、今は膝が痛い。どうなっているのだろう? これでは渓流釣りにも行けないし、合氣道の稽古もできないではないか。よく分かったことは、ちょっと足が痛いだけで大変なんだ。もっとほかの人にやさしくならなくては、などとがらにもなく思います。そして、寒川神社で八方除けのお祓いをしてもらおうか、とも思い始めました。
高校教師の友だちと宴会の飲みながら話していて、ビリー・ホリデイの自伝「奇妙な果実」の翻訳者としてよりも、日本テレビの「11PM」の司会者として有名な、うっししおじさんの大橋巨泉の言葉を思い出す。
「戦争は爺さんが始めて、おっさんが命令し、若者が死んでゆくもの」
さらに、自民党の麻生太郎や高市早苗のついさきごろの言葉を言葉も思い出し、おれには、日本の若者が台湾海峡で死ななくてならないことの道理がさっぱり分からないのだよ。分からないどころか、むかむかと無性に腹が立ってくる。などと考えながら、この前、期日前投票に行ってきた。戦争とか差別を煽る候補者におれは投票しない。
「戦争は爺さんが始めて、おっさんが命令し、若者が死んでゆくもの」
さらに、自民党の麻生太郎や高市早苗のついさきごろの言葉を言葉も思い出し、おれには、日本の若者が台湾海峡で死ななくてならないことの道理がさっぱり分からないのだよ。分からないどころか、むかむかと無性に腹が立ってくる。などと考えながら、この前、期日前投票に行ってきた。戦争とか差別を煽る候補者におれは投票しない。
ニ月三日、新宿末廣亭で令和八年ニ月上席昼の部です。見た演目です。前座の三遊亭東村山くんの「平林」、二ツ目の三遊亭歌彦くんの「動物園」、三遊亭わん丈師匠の「一目上がり」、こばやしけん太さんの音まね漫談、春風亭 一之輔師匠の「桃太郎」、古今亭志ん輔師匠の「宮戸川」、風藤松原のお二人の漫才、春風亭正朝師匠の「蔵前駕籠」、柳家さん喬師匠の「替り目」、アサダ二世さんの奇術、古今亭志ん彌師匠の「不精床」、五街道雲助師匠の「狸賽」でお仲入りです。二ツ目の三遊亭伊織くんの「寄合酒」、笑組のお二人の漫才、三遊亭圓歌師匠の「夜間工事中」、林家木久扇師匠の「明るい選挙」、入船亭扇遊師匠の「蛙茶番」、柳家小菊さんの三味線弾きの、唄いの粋曲、主任は三遊亭歌奴師匠の「掛け取り」でした。
とくに印象に残った演目でごさいます。春風亭 一之輔師匠の「桃太郎」とそれにつづく古今亭志ん輔師匠の「宮戸川」で早くも笑いのピークとなりました。林家木久扇師匠の「明るい選挙」は何度、聞いても面白いなあ。三遊亭歌奴師匠の「掛け取り」のきれいな滑稽噺で、大笑い。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
芥川賞作家であり、臨済宗の僧侶であらせられる玄侑宗久さんが監修・解説し、水野聡さんの訳した『現代語訳 十牛図』を読みました。中国の宋の時代、十二世紀に廓庵師遠禅師の著した『十牛図』の十のそれぞれの「序」と「頌」を水野聡さんが分かりやすく現代語訳し、それぞれに「鑑賞」として、玄侑宗久さんの簡素な解説が付けられています。今までにいろいろな「十牛図」に関する本を読みましたが、読んでいると簡素である利と理を感じつつ、何事にも偏ることのない、この『現代語訳 十牛図』が一番、よかったです。手元に置いておいて、何度も読みかえしたくなる本が見つかりました。あー、京都の相国寺承天閣美術館で実物の「十牛図」が見てみたい。
現代語訳 十牛図 | 書籍 - PHP研究所
国立能楽堂で能楽を見ました。今日、見た能楽は、能の観世流「當麻」、狂言の大蔵流「文蔵」、能の金剛流「妻戸」でございます。能を二本見るという変わったパターンであります。
「當麻」は奈良の当麻寺に伝わる捨てられた皇女の中将姫の霊異譚。前場では僧侶が廃寺の当麻寺に訪れると、阿弥陀如来と観音菩薩が老尼と女の姿で登場し、後場では菩薩となった中将姫が美しい舞を披露する、「南無阿弥陀仏」もありがたい浄土宗の他力本願の信仰をテーマとした作品。 2時間ほどある能で、ぼくは、前場ではうとうとと、しばし居眠りしてしまいましたが、大作にして世阿弥の名作であります。
「文蔵」は、無断で旅に出た太郎冠者が主人に叱られ、京都で伯父に振る舞われた食べ物の名前を思い出せず、問い詰められるという滑稽話。
「妻戸」は、菅原道真にまつわる怪異と霊異の話で、ついには菅原道真の霊は、人の世の幸福を願い、舞を踊る。
20分の休憩を合わせると、全部で4時間、素晴らしい舞台芸術を堪能しました。
「當麻」や「妻戸」を見つつ、ぼくは、古来、日本人には「天国」と呼ばれるところはなく、あるとすれば「浄土」なのだ、と思う。しかも、「浄土」は河ではなく、小さな川により、この世と隔たっているにすぎず、あの世とこの世は地続きで、あの世からはこの世の安穏を願われているのだ。ありがたや、ありがたや。
VODで小津安二郎監督の『秋日和』を見ました。1960年の映画です。冒頭、東京タワーが映し出されます。そういう年だったんだ。敗戦で焼け野原となった15年後に、こうなった、その風景に驚きます。
小津のいつもの嫁を送り出す話でした。送り出す夫を亡くした母を原節子が演じ、送り出される娘は司葉子が演じております。司葉子の娘の友だち役が岡田茉莉子が演じていて、これが面白い。物語を動かす、いつもは杉村春子が演ずるような役回りです。岡田茉莉子はある宴席で野球好きな小津安二郎に俳優で四番バッターは誰ですか、と聞いたことがあるそうです。小津は、やっぱり杉村春子かな、と答え、杉村春子がいないと物語が始まらない、とも付け加えたそうなのです。岡田茉莉子、早くも四番バッターか? この『秋日和』の岡田茉莉子は面白くて、可笑しくて、楽しい。
悪巧みをする三人のおじさんたちを、佐分利信、中村伸郎、北竜二の三人が演じていて、とても楽しい。この三人組、以外な人気者ですな。その三人に繰り返されるセリフは「痒い、痒い」。中村伸郎に「痒いところは直ったのかい」と聞かれ、北竜二は「いや、まだ痒いよ」と答えるのには吹いた。
『秋日和』は肩のこらない楽しい名作なのです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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