えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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長照山陽運寺にお参りしました。ここは歌舞伎役者は鶴屋南北の「東海道四谷怪談」を演じる時は必ずお参りに訪れるという。住宅街の中にある明るくて瀟洒なお寺に参詣客がちらほらとおりました。お堂の中から読経の声が響いています。悪縁を絶ち良縁を結ぶというお寺でもあります。お参りをし御神籤をひくと吉でした。

「花みくじ

 あなたの花はガーベラです
 花ことば=神秘
 
 科学万能の世の中ですが
 無限の神秘なものが潜んでいます
 苦しく悲しい時には神仏にすがるのもよいでしょう
 神秘なるものにすがり心素直に幸運を待て」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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真鶴半島を散歩しました。








三島由紀夫の「潮騒」の舞台が三重の神島ではなくて、この小さな半島、真鶴であってもいいなどといつしか思っていました。海を見て、歩いていると、三島由紀夫にその作品がどことなく似ているようにも思われるジャン・コクトーの短い詩が思い浮かばれます。堀口大學の名訳で。

私の耳は 貝の殻
海の響を懐かしむ
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渡良瀬の地の旅をしました。

昔から行ってみたいと思っていた足尾鉱毒事件田中正造記念館に見学をしに行きました。昔、相模原に住んでいたという初老の紳士から田中正造と足尾鉱山の鉱毒事件について丁寧な説明を受けました。内村鑑三の書いたぼくが何度も読み返した名著に「代表的日本人」という本があるのだけれども、そこに五人の日本人が取り上げられている。西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の五人です。もしも六人目としてこの本に登場する人を明治以降の日本人から選べば、生涯をこの広い地、村々と人びととともに生きた田中正造が選ばれるのではないかいら。パネルの説明を受けながら、何度も同じ過ちを繰り返している日本人と近代が日本にもたらした病のようなものを思ってしまう。田中正造の没した 1913年(大正2年)9月4日からおよそ一世紀後のこの前の東日本大震災の時、廃坑となっている足尾鉱山の跡地から鉱毒が再び流れ出したというのです。


夕方の桐生の町をぶらぶら歩いてみました。人のいない古い神社、桐生西宮神社がいい風情でした。知らない町を歩くのもひさしぶりだな。夜も暮れぬころから居酒屋「左門」に入り、生ビールと日本酒をまぐろをつまみに飲みました。美味しかった。「左門」を出て、夜の小さな街を歩いていると「ヴィレッジ」というライブ・バーがあり、入ってみました。ぼくの知らないシンガー、我孫子智子さんのグループのライブの日でした。ジャズのスタンダードを中心にいろんな歌を演奏してくれます。知らない町で行き当たりで聞く生の音楽にいやされます。お店の内装に飾られた絵がまたいい。ひさしぶりにアイラモルトの名ウィスキー、ラフロイグのロックがおいしい。グラスには丸く削られた氷が入っていて、この店はできるな。ラストの曲はフランキー・ヴァリの歌ったスタンダード・ナンバーの名曲「君の瞳に恋してる」。楽しかった。




この旅の目的は鉄分補強だったのです。わたらせ渓谷鐵道を往復しました。わたらせ渓谷鐵道は渡良瀬川に沿って登ってゆきます。渡良瀬川では魚も住めるようになり、その流域は米も実るようになった。列車にゆられながら、いつのまにかうつらうつらしつつ、わしらのことを忘れんでくれてありがとなという苦しみを生きた昔に人の声を聞いたような気もしたのです。






桐生天満宮と宝徳寺に参り、帰って来ました。
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ドライブして奥多摩湖に行ってみました。






奥多摩湖のもう一つの名前は小河内貯水池で、多摩川を小河内ダムで堰き止められて湖となった。そういうダムの湖に訪れて、湖面を見ていると、ぼくはおかしいような想像にとらわれてしまう。あの湖面の下では、堰き止められたその時に時計の針は時を刻むのをやめ、時は流れるのを止め、その時のまま、景色はつづき、人々もそのまま営みをつづけているような気がする。小河内村。水の底は時が止まった村で、そこは水の中の村。残された古社、小河内神社には、ぼくの知らないあのころのままの昔の人が今でも訪れている気配も何か感じて、歩いていたのです。
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新宿から町田までの小田急線のロマンスカーに乗って、偶然、チケットが展望席で取れてしまった。乗り鉄の心ウキウキワクワクで、新百合ヶ丘から町田あたりまでムービーを撮りました。ご覧あれ。

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車でドライブがてら、座間神社にお参りした。

神社のすぐ隣はいわゆる米軍座間キャンプで、座間神社に来れば、複雑な気持ちにもなろう。今や、座間キャンプは東アジアにおけるアメリカ軍の総司令本部で、ロシアや中国、もしかして北朝鮮の核弾頭もここに向けて基地に設置されているのだろう。ドレッドフル、終末を感じさせられる恐ろしさです。改めて平和を求めていくしかない。

今年は新型コロナウィルス禍で座間市のひまわり畑のお祭りも中止。座間神社の元の由来は飯綱権現で、座間神社のホームページによればこんなことらしい。

「欽明天皇のころ(539年~)、座間の里に悪疫が流行し村人たちは大変苦しみました。その時白衣の老人(飯綱権現の化身)が現れ、山すそから湧き出る清水を使うようにと告げました。村人がそのお告げに従い湧き出る水を汲んで飲み水としたところ、悪疫がおさまりました。感激した人々が飯綱権現を祀ったのが、座間神社のはじまりと伝えられています。御神水は、座間神社の石垣の下、神社会館すいめいの右脇空き地の奥にあります。神社建立の由来ともなっているこの湧水は夏は冷たく、冬は温かい水です」

本殿に近くに立つシイの樹は強い気を発する御神木で、健康成就・病気平癒・延命成就などの御利益を授けてくれるという。

御神籤をひいたら大吉でした

「第二十七番 御神籤

 ときくれば
  枯木と
   みえし
 やまかげの
  さくらも
 花の
   さき
 においつゝ
 
 初めは冬の枯木の葉おちて花もなく寂しく此末如何なろうかと気遣うも其内に春となって花さく如く末よき運なり何事も慎み退屈せず時をまてば必ずよし」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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合氣道の道場での朝稽古の後、薬師池公園のハス田に行ってみた。数輪の蓮が花開いていた。美しい。


その後、町田市国際版画美術館で「インプリントまちだ展2020 すむひと⇔くるひと ―「アーティスト」がみた町田」と「シリーズ現代の作家 横尾忠則」。


「インプリントまちだ展2020 すむひと⇔くるひと ―「アーティスト」がみた町田」は町田に住んでいる版画家たちと、この町田市国際版画美術館に招かれて作品を作った人たちの展覧会。今回、招かれたのはインドネシアの若き新星、アグン・プラボウォさん。パンク・バンドのTシャツやステッカー製作で版画を始めたというアグン・プラボウォさんの版画はとても楽しく、しかも、何か、特別なものを感じさせられるもので、キース・ヘリングの絵を思い出してしまった。ぼくはアグンくんの版画をトロピカル・パンクと呼ばさせてもらうよ。(アメリカのすばらしい映画の映画評を真似して)100%フレッシュ!



同時開催されている「シリーズ現代の作家 横尾忠則」。横尾さんのシルクスクリーンやポスター。ポスターはどれか買って帰りたくなるが、売ってはいない。買って帰ったとしても、こんな存在感のあるポスターをどこに貼ればいいのだろう?


外の出て、芹が谷公園の巨大なオブジェの噴水のところまで歩く。子どもたちがずぶぬれになって遊んでいた。これ以上に幸せな光景はありません。


梅雨明けの今日の午前のお散歩でした。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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