えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ



山梨県の忍野村の桂川で釣りしに旅をしました。
忍野村に着いてすぐに、フライフィッシングのプロショップ「リバーズエッジ」でついに忍野ネットと呼ばれる柄の長いおよそ人の丈のほどもあるランディングネットを手に入れました。かっこいい。なんでもこれを作る人がいなくなったか、やめてしまったかで、店頭に並んでいるものおしまいになるそうで、大事に使ってください、と手渡されました。手に入れられて、とてもよかった。忍野ネット、かっこいい。
昼前から釣りを始めましたが、強い風に苦戦しました。昼過ぎから、小雨が降り始め、午後の三時ごろには本降りで風もやまず、寒くなってくる。無心に竿を振り続け、二匹ほどフックできたけれど、取り込み途中であっけなくバラしてしまい、ボウズとなってしまいました。
夕方の五時過ぎに寒さに震えながら、宿「忍野高原ホテル」に向かいます。お風呂に入り、食堂で夕飯を食べていると、給仕をしているおかみさんが三人組の男の人たちと話をしています。そのお三方も釣りの旅らしく、それぞれ一匹づつ釣り上げたとのこと。釣り歴は一人は二十年、一人は十年、一人は三年だとのこと。おかみさんにボウズであったことを話すと、一年、二年じゃ忍野では釣れなくて当たり前なのよ、バラシが二匹でよかったじゃない、けれど、明日は天気もよさそうだし、釣れるわよ、と言われ少しほっとしました。
さて翌日も釣りです。朝は靄がかかり、少しづつ晴れてきて、また曇り。フライフィッシャーマンに、魚、少ないですね、などと声をかけられます。確かに少ないですね、とぼくも答えます。魚たち、どこへ行ったんだろう? そんな中、少し魚が溜まっているようなところを見つけ、フライを振り込むと、魚がその毛鉤を何度も覗き込むけれど、パクリとやってくれません。そうこうしてるうちに、ぼくは魚の少ない、理由を見つけたのです。あるところで、鱒たちがメダカの学校みたいに、大きな群れをなして、目の前を通り過ぎていったのです。放流したばかりの魚は底の方で群れのようになっているという話をどこかで聞いたことがあるような気がするけれど、驚くべき光景を目にしました。けれども、そのうちカップルができたり、こんな大群の中にいたんじゃおいしいものを食べれないよ、とかって思って、少しづつばらけてくるのでしょうか?
二日目もボウズでしたが、次こそは、遊漁券は年券を買ったし、忍野ネットもあるし、忍野村の桂川にまた来るぞ。魚たち、待ってろよ。
忍野村に着いてすぐに、フライフィッシングのプロショップ「リバーズエッジ」でついに忍野ネットと呼ばれる柄の長いおよそ人の丈のほどもあるランディングネットを手に入れました。かっこいい。なんでもこれを作る人がいなくなったか、やめてしまったかで、店頭に並んでいるものおしまいになるそうで、大事に使ってください、と手渡されました。手に入れられて、とてもよかった。忍野ネット、かっこいい。
昼前から釣りを始めましたが、強い風に苦戦しました。昼過ぎから、小雨が降り始め、午後の三時ごろには本降りで風もやまず、寒くなってくる。無心に竿を振り続け、二匹ほどフックできたけれど、取り込み途中であっけなくバラしてしまい、ボウズとなってしまいました。
夕方の五時過ぎに寒さに震えながら、宿「忍野高原ホテル」に向かいます。お風呂に入り、食堂で夕飯を食べていると、給仕をしているおかみさんが三人組の男の人たちと話をしています。そのお三方も釣りの旅らしく、それぞれ一匹づつ釣り上げたとのこと。釣り歴は一人は二十年、一人は十年、一人は三年だとのこと。おかみさんにボウズであったことを話すと、一年、二年じゃ忍野では釣れなくて当たり前なのよ、バラシが二匹でよかったじゃない、けれど、明日は天気もよさそうだし、釣れるわよ、と言われ少しほっとしました。
さて翌日も釣りです。朝は靄がかかり、少しづつ晴れてきて、また曇り。フライフィッシャーマンに、魚、少ないですね、などと声をかけられます。確かに少ないですね、とぼくも答えます。魚たち、どこへ行ったんだろう? そんな中、少し魚が溜まっているようなところを見つけ、フライを振り込むと、魚がその毛鉤を何度も覗き込むけれど、パクリとやってくれません。そうこうしてるうちに、ぼくは魚の少ない、理由を見つけたのです。あるところで、鱒たちがメダカの学校みたいに、大きな群れをなして、目の前を通り過ぎていったのです。放流したばかりの魚は底の方で群れのようになっているという話をどこかで聞いたことがあるような気がするけれど、驚くべき光景を目にしました。けれども、そのうちカップルができたり、こんな大群の中にいたんじゃおいしいものを食べれないよ、とかって思って、少しづつばらけてくるのでしょうか?
二日目もボウズでしたが、次こそは、遊漁券は年券を買ったし、忍野ネットもあるし、忍野村の桂川にまた来るぞ。魚たち、待ってろよ。




親戚のある行事で九州に行きました。半世紀近くぶりだろうか、福岡県の北九州市の小倉駅から日田彦山線で父の実家のあった田川郡の真崎の最寄り駅、豊前川崎駅に向かう。
会えば、親戚は懐かしいと歓待してくれます。親戚はみんな九州におり、ぼくの父だけ関東に移り住んだという歴史もあって、従兄弟から車の中で、すぐに空になるビール瓶とお酒の徳利、日本酒の一升瓶が一本づつならぶ父の六人兄弟の豪快きまわりない大酒の宴会の話を聞き、酒井家が小倉藩の武士の出であり、維新の戦争の時に負け、田川の山の中で半商半農で身を立てる話も聞く。
日田彦山線のここら辺りは、明治以降に炭鉱となり、八幡製鉄所とともに、近代化、第二次世界大戦後の復興を支える、屋台骨ともいえる地域となる、そんな数奇な運命の所。
帰りの雨降る列車の中、二日酔い気味ながら、田舎の風景を見て、ぼくはとても穏やかな気持ちになりました。


二度目の山梨県の忍野村の釣りの旅行をしました。台風が熱帯低気圧に変わって、降ったりやんだりの中、釣竿を振っていました。
釣りをする川から、歩いて5分の忍野高原ホテルに泊まりました。その宿の人と朝食の時、こんな会話がありました。
「何をしに忍野まで来たんですか」
と宿の人。
「実は釣りをしに来たんです。フライフィッシングの初心者なんですけど」
とぼく。
「それは釣れないわ。あそこの川はベテランみたいな人しか釣れないのよ。釣り人が多くて、魚が賢くなって、初心者の釣りの人なんて魚にバカにされるのよ。すぐ近くに寄ってきて、わざとらしくすーっと逃げたりして」
よく分かっていらっしゃる。
釣れなかったけど、夕まづめのライズはすごかった。何度か当たりはあったのだけど、毛鉤をかけられなかった。フライフィッシングって難しいなぁ。そこも、とても面白いのだけど。
朝、散歩がてら、釣竿を宿から川に行ってみた。朝まづめもすごいかな、と思っていたけれど、それほどでもなく、昨日の夕まづめは本当にすごかったんだ。朝食を食べて、宿を出発し、昼まで釣りをした。毛鉤を藪や木に何度もひっかける。昨日、川で出会った人とこんな会話もありました。
「久しぶりに忍野に釣りをしに来て、様子を見に来たんだけど、藪で投げにくそうだね。昔は、結構、ちゃんと草が刈られて、手入れされていたんだけどな」
そうか、そんなところでもあったのか。
昼ごろ、近くのさかな公園にある森の中の水族館を見物しました。子どもがいっぱい。そして、ぼくの釣れなかった魚がたくさん泳いでいました。
帰りに柄の長い忍野の釣りの専用のランディングネット、忍野ネットを買って帰ろうと思って、忍野村のフライフィッシングの専門店兼レストラン、リバーズエッジに寄ってみたのだけど、「今日の開店は午後3時からです」という看板がさげられ、閉まっていました。忍野ネットは次の春までお預けだな。というのも、10月から2月まで、長い禁漁期間に入るのです。その間、フライフィッシングの愛好家はタイイングという毛鉤巻きにいそしむ。いろんな意味で、なんて贅沢な遊びなんでしょう。足腰が弱っているのも気づき、もっと若いころ、フライフィッシングを始めればよかったのにと思いつつ、人生の時を過ぎてきた今の自分だからこそ感じれる楽しみや幸せもあるのだと思うぼくなのです。
釣りをする川から、歩いて5分の忍野高原ホテルに泊まりました。その宿の人と朝食の時、こんな会話がありました。
「何をしに忍野まで来たんですか」
と宿の人。
「実は釣りをしに来たんです。フライフィッシングの初心者なんですけど」
とぼく。
「それは釣れないわ。あそこの川はベテランみたいな人しか釣れないのよ。釣り人が多くて、魚が賢くなって、初心者の釣りの人なんて魚にバカにされるのよ。すぐ近くに寄ってきて、わざとらしくすーっと逃げたりして」
よく分かっていらっしゃる。
釣れなかったけど、夕まづめのライズはすごかった。何度か当たりはあったのだけど、毛鉤をかけられなかった。フライフィッシングって難しいなぁ。そこも、とても面白いのだけど。
朝、散歩がてら、釣竿を宿から川に行ってみた。朝まづめもすごいかな、と思っていたけれど、それほどでもなく、昨日の夕まづめは本当にすごかったんだ。朝食を食べて、宿を出発し、昼まで釣りをした。毛鉤を藪や木に何度もひっかける。昨日、川で出会った人とこんな会話もありました。
「久しぶりに忍野に釣りをしに来て、様子を見に来たんだけど、藪で投げにくそうだね。昔は、結構、ちゃんと草が刈られて、手入れされていたんだけどな」
そうか、そんなところでもあったのか。
昼ごろ、近くのさかな公園にある森の中の水族館を見物しました。子どもがいっぱい。そして、ぼくの釣れなかった魚がたくさん泳いでいました。
帰りに柄の長い忍野の釣りの専用のランディングネット、忍野ネットを買って帰ろうと思って、忍野村のフライフィッシングの専門店兼レストラン、リバーズエッジに寄ってみたのだけど、「今日の開店は午後3時からです」という看板がさげられ、閉まっていました。忍野ネットは次の春までお預けだな。というのも、10月から2月まで、長い禁漁期間に入るのです。その間、フライフィッシングの愛好家はタイイングという毛鉤巻きにいそしむ。いろんな意味で、なんて贅沢な遊びなんでしょう。足腰が弱っているのも気づき、もっと若いころ、フライフィッシングを始めればよかったのにと思いつつ、人生の時を過ぎてきた今の自分だからこそ感じれる楽しみや幸せもあるのだと思うぼくなのです。


山梨県の忍野村の旅をしました。
忍野村には流れている桂川はフライフィッシングがとても盛んだそうで、ぼくも竿を振って毛鉤を川に流したいと思った次第。
忍野村に着き、有名なフライフィッシングのプロの人のお店、リバーズエッジに訪ね、遊漁券を購入。こじんまりしたお店の中にはあの柄の長いランディングネット(取り込み網)、忍野ネットが売られています。これがあの忍野ネットかと思いました。忍野村の桂川にはかなり土手の高い岸辺があって、この2メートル近い忍野ネットが作られたのだそうです。
さて、夕まづめまで釣りをするぞ。しかし、生い茂る木立や草でなかなかフライフィッシングのロッドを振って毛鉤をうまく飛ばせません。何度、木や草に針や糸をからめたのだろう? そんな中、2回、確かな当たりが来たのだけれど、合わせるのに失敗してしまい、釣れなかった。夕暮れ近くになり、雨が降ってきて、魚はにわかに活気づいてきていたのだけれども。ある時、降りだした雨の中、うらたんざわ渓流釣場で釣りをしていて、へたくそで初心者で未熟者のぼくが5匹も連続して釣ったことがあるのです。適度な雨は魚の食い気をやる気にさせるらしい。
さて泊まったところは富士学園という、昔、杉並区民の保養所だったらしいところで、今でも杉並区の小学校の林間学校に利用されているらしい。楽しい子どもたちのヴァイブス(気)の残りをなんだか感じてしまう。
夕食を食べるレストランでは、オルゴールでポップスがかかっておりました。鮎を食べながら、日本酒を飲んでいると、聞き覚えのあるメロディーが流れてきて、その旋律をたどっていると、Vincent Fordが作詞・作曲し、Bob Marleyが歌った"No Woman, No Cry"。その"No Woman, No Cry"であることに気づきました。なぜか何度もこの曲がリピートで流れていて、ぼくはアフガニスタンの女性たちのことが心配になってくる。Everything's gonna be all right! Everything's gonna be all right! Everything's gonna be all right! So, woman, no cry. No, woman, no cry. Oh my little sister, don't shed no tears. No, woman, no cry.
そして、今日、この広いろころに泊まっているのは、ぼく一人。
次の日も桂川に釣りに行く。ここらへんの魚は、みんなプロの魚という感じで、なかなか毛鉤をくわえてくれない。一か所、魚の吹き溜まりのようなところを見つけて、毛鉤を流したのですが、魚たちは興味深そうに近づきつつも、ぷいと逃げてしまいます。
釣果はゼロだったけれど、釣りは楽しい。川べりをうろうろと歩くのも楽しい。今度、来たらリバーズエッジで忍野ネットを買うぞ。魚たちよ、待ってろよ。
近ごろ、釣りの歌を作りました。題して"Blue Fishing Blues"。この歌を早くどっかで歌いたいな。
忍野村には流れている桂川はフライフィッシングがとても盛んだそうで、ぼくも竿を振って毛鉤を川に流したいと思った次第。
忍野村に着き、有名なフライフィッシングのプロの人のお店、リバーズエッジに訪ね、遊漁券を購入。こじんまりしたお店の中にはあの柄の長いランディングネット(取り込み網)、忍野ネットが売られています。これがあの忍野ネットかと思いました。忍野村の桂川にはかなり土手の高い岸辺があって、この2メートル近い忍野ネットが作られたのだそうです。
さて、夕まづめまで釣りをするぞ。しかし、生い茂る木立や草でなかなかフライフィッシングのロッドを振って毛鉤をうまく飛ばせません。何度、木や草に針や糸をからめたのだろう? そんな中、2回、確かな当たりが来たのだけれど、合わせるのに失敗してしまい、釣れなかった。夕暮れ近くになり、雨が降ってきて、魚はにわかに活気づいてきていたのだけれども。ある時、降りだした雨の中、うらたんざわ渓流釣場で釣りをしていて、へたくそで初心者で未熟者のぼくが5匹も連続して釣ったことがあるのです。適度な雨は魚の食い気をやる気にさせるらしい。
さて泊まったところは富士学園という、昔、杉並区民の保養所だったらしいところで、今でも杉並区の小学校の林間学校に利用されているらしい。楽しい子どもたちのヴァイブス(気)の残りをなんだか感じてしまう。
夕食を食べるレストランでは、オルゴールでポップスがかかっておりました。鮎を食べながら、日本酒を飲んでいると、聞き覚えのあるメロディーが流れてきて、その旋律をたどっていると、Vincent Fordが作詞・作曲し、Bob Marleyが歌った"No Woman, No Cry"。その"No Woman, No Cry"であることに気づきました。なぜか何度もこの曲がリピートで流れていて、ぼくはアフガニスタンの女性たちのことが心配になってくる。Everything's gonna be all right! Everything's gonna be all right! Everything's gonna be all right! So, woman, no cry. No, woman, no cry. Oh my little sister, don't shed no tears. No, woman, no cry.
そして、今日、この広いろころに泊まっているのは、ぼく一人。
次の日も桂川に釣りに行く。ここらへんの魚は、みんなプロの魚という感じで、なかなか毛鉤をくわえてくれない。一か所、魚の吹き溜まりのようなところを見つけて、毛鉤を流したのですが、魚たちは興味深そうに近づきつつも、ぷいと逃げてしまいます。
釣果はゼロだったけれど、釣りは楽しい。川べりをうろうろと歩くのも楽しい。今度、来たらリバーズエッジで忍野ネットを買うぞ。魚たちよ、待ってろよ。
近ごろ、釣りの歌を作りました。題して"Blue Fishing Blues"。この歌を早くどっかで歌いたいな。


カレンダー


カテゴリー


最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]


最新記事
(07/15)
(07/14)
(07/14)
(07/11)
(07/11)
(07/11)
(07/07)


プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


ブログ内検索


最新トラックバック
