えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
ウィル・グラック監督のミュージカル・映画「アニー」を見に、新百合ヶ丘の映画館、イオンシネマ新百合ヶ丘に行った。楽しい、いい映画でした。となりにすわっていた高校生の女の子は、ラストのハッピー・エンドにうれし涙の号泣をしていたし。
何か、ぼくの大好きなミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」を思い出したりした。「サウンド・オブ・ミュージック」での堅物のクリストファー・プラマー演じるゲオルク大佐が、「アニー」でのジェイミー・フォックス演じる誰にも心を開かない衛生恐怖症か何のような大富豪の社長で、「サウンド・オブ・ミュージック」での赴任し来た家庭教師のジュリー・アンドリュースの演じるマリアが、「アニー」でのクワベンジャネ・ウォレス演じるアニー、「サウンド・オブ・ミュージック」でのゲオルク大佐に抑圧されている子どもたちが、「アニー」での資本主義で本当は人生で何が大切なのかわからなくなっている大人たち、そんなことを映画を見た帰りの電車の中で考えてしまった。
「アニー」での大富豪の社長を演じるジェイミー・フォックスもおもしろくてよいのだけど、この映画の魅力はアニーを演じるクワベンジャネ・ウォレスのまぶしい歌と演技につきるでしょう。本当にかわいい、いい子なんだわ。そして、もう一人、この映画には特別な主役がいて、それはニューヨークの街そのものが本当の主役なのかもしれない。映画の大きな画面とサラウンドの音につつまれれて、今のニューヨークに行けてしまえるような感じ。だから、ニューヨークに行きたくなってしまいます。
映画は今の社会を移す鏡のようなものでもあると思えるのだけど、「アニー」の冒頭のシーンが第二次世界大戦前のフランクリン・ルーズベルト大統領の「ニューディール政策」を称揚する大胆なミュージカル・シーンで、今のアメリカ合衆国の社会の空気はこうなっているのかな、などと想像した。
映画のエンドロールを見ていると、プロデューサのウィル・スミスの名があった。DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスのラッパー、フレッシュ・プリンスがウィル・スミスという役者となり、今はプロデューサです。出世したなぁ。
家族で楽しめるミュージカル映画の傑作として、ジュディ・ガーランドの「オズの魔法使い」、ジュリー・アンドリュースの「サウンド・オブ・ミュージック」に続き、クワベンジャネ・ウォレスの「アニー」が付け加わりました。
もう一つ余談で、アニーの飼い始める犬がしっぽがくるくる巻いている日本犬でかわいいです。
http://www.annie-movie.jp
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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