えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

相模原市立博物館に「舘野鴻(たての ひろし)絵本原画展「ぎふちょう」」を見に行く。
舘野さんに初めて会ったのは、秦野のヨガの先生、きららさんの家の桜畑のお花見会でアルバート・アイラーを日本の土着の地に根付かせたようなフリーなテナー・サックスを吹いていた。
その後、何回か、お会いする機会に恵まれて、そのきららさん主催のパーティーで小さな虫や森の植物を精緻に描いた絵を見せていただき、驚いた。この博物館での展覧会でも、やはり感じたのだけど、小さい生きものたちへの愛のこもった畏怖のようなものすら感じてしまう。今日も舘野さんはどこかの森や山の中を歩きまわっていて、小さな生きものたちの大きな命に目を輝かせて驚いているのだろう。
最新刊の二作目の絵本「ぎふちょう」は一作目の傑作「しでむし」を更にしのぐほどの大傑作だとも思った。
さて、またどこかでお会いするのが楽しみです。

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