えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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桜散り、青葉もまぶしくなってきた秋川渓谷を散歩しました。

阿伎留神社





日の丸


お地蔵さん


広徳寺



鯉のぼり


秋川


ほうとう


お地蔵さん


光厳寺


大桜


秋川



秋川の水の清さ、広徳寺の涼やかなたたずまい、ほうとうのおいしさ、御朱印をいただいた光厳寺のおばあさんの笑顔、光厳寺の大桜は葉桜になっていたけれど、いい散歩でした。

そして、お湯の良さは写真に撮れなく、撮っていないのだけれど、散歩のおしまいに寄った「瀬音の湯」の温泉、とてもいい湯でした。

大桜に満開の花が咲くころ、また来たいな。
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古民家nicoichiの花咲く桜の樹の下で歌いました。木の精が死者たちとともに現れて、ぼくはとぼくのまわりのみんなが祝福を受けていたような気もしていました。





能の舞台のような、大野一雄の舞踏のような、生だけではなく、死があって生があるような、高校生のころ読んだ梶井基次郎の「桜の樹の下には」を思い出してもいたのです。

 桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。なぜって、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺(おれ)はあの美しさが信じられないので、この二、三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。

 どうして俺が毎晩家に帰って来る道で、俺の部屋の数ある道具のうちの、選(よ)りに選ってちっぽけな薄っぺらいもの、安全剃刀(かみそり)の刃なんぞが、千里眼のように思い浮んで来るのか―お前はそれがわからないと云ったが―そして俺にもやはりそれがわからないのだが―それもこれもやっぱり同じようなことにちがいない。
 一体どんな樹の花でも、いわゆる真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気(ふんいき)を撒(ま)き散らすものだ。それは、よく廻(まわ)った独楽(こま)が完全な静止に澄むように、また、音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように、灼熱(しゃくねつ)した生殖の幻覚させる後光のようなものだ。それは人の心を撲(う)たずにはおかない、不思議な生き生きとした、美しさだ。
 しかし、昨日、一昨日、俺の心をひどく陰気にしたものもそれなのだ。俺にはその美しさがなにか信じられないもののような気がした。俺は反対に不安になり、憂欝(ゆううつ)になり、空虚な気持になった。しかし、俺はいまやっとわかった。
 お前、この爛漫(らんまん)と咲き乱れている桜の樹の下へ、一つ一つ屍体が埋まっていると想像して見るがいい。何が俺をそんなに不安にしていたかがお前には納得が行くだろう。
 馬のような屍体、犬猫(いぬねこ)のような屍体、そして人間のような屍体、屍体はみな腐爛(ふらん)して蛆(うじ)が湧(わ)き、たまらなく臭い。それでいて水晶のような液をたらたらとたらしている。桜の根は貪婪(たんらん)な蛸(たこ)のように、それを抱きかかえ、いそぎんちゃくの食糸のような毛根を聚(あつ)めて、その液体を吸っている。
 何があんな花弁を作り、何があんな蕋(ずい)を作っているのか、俺は毛根の吸いあげる水晶のような液が、静かな行列を作って、維管束のなかを夢のようにあがってゆくのが見えるようだ。
―お前は何をそう苦しそうな顔をしているのだ。美しい透視術じゃないか。俺はいまようやく瞳(ひとみ)を据(す)えて桜の花が見られるようになったのだ。昨日、一昨日、俺を不安がらせた神秘から自由になったのだ。
 二、三日前、俺はここの渓(たに)へ下りて、石の上を伝い歩きしていた。水のしぶきのなかからは、あちらからもこちらからも、薄羽かげろうがアフロディットのように生れて来て、渓の空めがけて舞い上ってゆくのが見えた。お前も知っているとおり、彼等はそこで美しい結婚をするのだ。しばらく歩いていると、俺は変なものに出喰(でく)わした。それは渓の水が乾(かわ)いた磧(かわら)へ、小さい水溜(みずた)まりを残している。その水のなかだった。思いがけない石油を流したような光彩が、一面に浮いているのだ。お前はそれを何だったと思う。それは何万匹とも数の知れない、薄羽かげろうの屍体だったのだ。隙間(すきま)なく水の面を被(おお)っている、彼らのかさなりあった翅(はね)が、光にちぢれて油のような光彩を流しているのだ。そこが、産卵を終った彼らの墓場だったのだ。
 俺はそれを見たとき、胸が衝(つ)かれるような気がした。墓場を発(あば)いて屍体を嗜(たしな)む変質者のような惨忍(ざんにん)なよろこびを俺は味わった。
 この渓間ではなにも俺をよろこばすものはない。鶯(うぐいす)や四十雀(しじゅうから)も、白い日光をさ青に煙らせている木の若芽も、ただそれだけでは、もうろうとした心象に過ぎない。俺には惨劇が必要なんだ。その平衡があって、はじめて俺に心象は明確になって来る。俺の心は悪鬼のように憂欝に渇(かわ)いている。俺の心の憂欝が完成するときにばかり、俺の心は和(なご)んで来る。
 ―お前は腋(わき)の下を拭(ふ)いているね。冷や汗が出るのか。それは俺も同じことだ。何もそれを不愉快がることはない。べたべたとまるで精液のようなものだと思ってごらん。それで俺たちの憂欝は完成するのだ。
 ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている!
 一体どこから浮んで来た空想かさっぱり見当のつかない屍体が、いまはまるで桜の樹と一つになって、どんなに頭を振っても離れてゆこうとはしない。
 今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒が呑(の)めそうな気がする。
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Tom RobinsonがTom Robinson Bandで"Power In The Darkness"を歌っています。最高です。中学生のころアルバムを買って聴いた。大好きになった。今、聴いても、かっこいい。

このビデオ、途中でマーガレット・サッチャーが登場して、オーディエンスは、口をあんぐりあけ、そして、くすくす笑い。いいぞ。







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この前の日曜日は「秦野さくらばたけ祭」でした。この「秦野さくらばたけ祭」、お花見の会であるのとともにヨガ道場の先生でもあるきららさんの舞踏を囲む昼下がりの会でもあったのです。








毎年、開かている桜畑での集いでのきららさんの踊りを見つづけては、その踊りは、毎年毎年、深くなっていくようなのだ。あー、年を経て、歳をとることもいいもんだ。
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Harold Melvin & The Blue Notesの"Wake Up Everybody"って1975年のヒット曲だけど、今の世界、日本のために歌われているような曲に思えて、ちかごろよく聴いています。もっともこの時代を代表するアフリカン・アメリカンのレコード・レーベル"Philadelphia International Records"は、ペンシルベニア州フィラデルフィアにあって、たくさんのヒット曲や名曲を生み出し、愛と平和のメッセージも発していたんだ。この"Wake Up Everybody"もそんな一曲。意訳してみました。

♪♪♪
みんな、目を覚ませ
昔のことばかり考えて
泣きながらベッドで泣いてるばあいじゃないぜ
明日を思おう

今や世界はあのころから
こんなに変わってしまって
なんて多くの憎しみと貧困
そして、戦争

すべての先生、教師たち、目をさませ
新しいやり方を教える時さ
本当のことをなら
子どもたちは聞き分けてくれる

世界はこれからやってくるものたちの
手の中にあるもので
いろんなことをできるかぎり
教えてあげなきゃ

ほっておいたら
世界はちっともよくならない
世界は少しもよくならないのなら
おまえとおれだけでも
世界を少しでもよくしようとする

世界の医師たちよ、目覚めておくれよ
地獄のふちに立たされて
苦しんでいる
年老いた人たちを見捨てるな

裁きの時まで
そんなに長くはなくったって
きっと幸せに
すごし、過ぎていけるのさ

ビルディングを建てる人たちよ
新しい土地を耕して、新しい台地に家を立ててくれ
おれたちならできる
やりとげられるはずさ

やらなきゃいけないことは
心を一つにあわせること
どんなときだって
確かにやりとげられる

ほっておいたら
世界はちっともよくならない
世界は少しもよくならないのなら
おまえとおれだけでも
世界を少しでもよくしようとする

変えていく
変えていく
おまえとおれで
変えていく

こんなことひとりぼっちじゃできないぜ
ひとりぼっちじゃできない
おまえの助けが必要さ
ひとりぼっちじゃできない

みんな、目を覚ませ
みんな、目を覚ませ
助けが必要さ
おまえのすこしの助けが必要さ

おまえが必要さ
こんなになってしまった
世界を変えるには

ひとりじゃできない
ひとりじゃできない
助けておくれ
助けておくれ

みんな、目を覚ませ
立ち上がれ
立ち上がれ
みんな、目を覚ませ

みんな、目を覚ませ
あたらしいやり方を教えておくれ
そうすれば
子どもたちも聞いてくれるさ

みんな、目を覚ませ
昔のことばかり考えて
泣きながらベッドで泣いてるばあいじゃないぜ
明日ことを考えようぜ

みんな、目を覚ませ
おれはヤクの売人のことも言ってやる
中毒患者にもう薬なんか売るな
薬なんかするな

目覚めてくれ
うそにうそばかり
うそばかり説教して
うそばかり教えて
目を覚ませ

説教師
ちゃんと教えてくれ
真実を話せ
目を覚ませ、そこで演説している説教師

すべてのうそをつくもの
政治家たち、総理大臣、大統領
うそをつくのをやめろ

ビジネスマン
ばかにするな
お偉いさん
ばかにするな

目を覚ませ
目を覚ませ
目を覚ませ
目を覚ませ

もう気にするな
人種も宗教も肌の色も
みんな、お互いを必要としているんだぜ

みんな、目を覚ませ
わかるだろ
必要なんだ
みんな、目を覚ませ

みんな、目を覚ませ
昔のことばかり考えて
泣きながらベッドで泣いてるばあいじゃないぜ
明日ことを考えよう

すべての先生、教師たち、目をさませ
新しいやり方を教える時さ
本当のことをなら
子どもたちはわかってくれる

子どもたちに教えよう
子どもたちに教えよう
子どもたちに教えよう
子どもたちに教えよう
子どもたちに教えるのさ

やってくるものたちに
ひとつになった世界に
ひとつになった世界に♪♪♪





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「樹木希林さんからの手紙」を読みました。この前、逝去された樹木希林さんからいろんな人たちに宛てた手紙を集めたです。その手紙は長野の上田の私設の美術館「無言館」で行われた成人式での若い人たちに向けた、それぞれ一人ひとりへの手紙も収められ、樹木希林さんは、事前アンケートで自分の夢・目標を空欄で出した人に、こんな手紙を送っていて、びっくり。その手紙の一部をここでこの本からご紹介。

「将来の目標のところが空欄だった
わたしネ 偶然18才で役者の道に入ったけど
60才過ぎてやっと将来役者目ざすかなと
定まったのョ 口を利かない子供でネわたし
しゃべるのが苦手とありますが 逆に
人の言葉を聞く耳が育ちます
…」

さて、その後につづく文はこの本をお読みください。

この「無言館」、前の大戦で戦没した画学生の絵ばかりを集めた美術館で、一度、かなり昔、訪れたことがあります。ぼくが訪れた後、この美術館の中の記念碑「記憶のパレット」が何者かによって、赤いペンキで落書きされるという事件がおこったことに、怖い時代になったと嘆息しました。そういえば「無言館」の再訪する夢をこの前、見たのですが、その夢の中で落書きされた赤いペンキがきれいに修繕されて、ぼくは、ほっとしていたのです。本当に無言館には再び訪れたい。

「樹木希林さんからの手紙」にもどり、ぼくもいろんな人たちに手紙を書こうかなと思う。きれいごとを書かない樹木希林さんの手紙は、きれいごとではない清々しさがあって、なんだかとてもいいのです。けれども、ぼくには歌があるか。ぼくの歌はその時、聴いてくれているみんなではなく、それぞれ一人ひとりへの手紙なのかもしれないなどと思ってしまう。








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赤坂真理さんの著した「箱の中の天皇」を読む。想像力による答えのない思考実験のような小説だと思った。

たしか、中上健次は日本の物語について考えていくと、そこには被差別部落と天皇制に行き当たるというようなことを言っていたことがあったと思う。その「日輪の翼」を書いた中上健次は、そして、「英霊の聲」を書いた三島由紀夫は、「みずから我が涙をぬぐいたまう日」を書いた大江健三郎は、「風流夢譚」を書いた深沢七郎はどうこれを読むのだろうかなどと考えてしまうのも小説を読む楽しみの一つ。

同じ本に収められている「大津波のあと」はさらに良く、散文詩のようで、祭りの後のみんなが去ったような透明な読後感が心地よかった。







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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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