えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
午後、『大人の遠足BOOK 駅からウォーキング 関東』の「多摩川の土手と城山公園」をたよりに散歩しました。



冬景色ですなぁ。読んだ句、四つ。

 自転車道枯れた薄に風の吹く(薄:すすき)

 アカシアの林の枝上烏睥睨

 寒椿落ちた花びら路の紅

 水路飛ぶ冬の白鷺魚跳ねる(魚:うお)

夜、相模大野のグリーンホールで『鈴々舎美馬二つ目昇進落語会』。


相模原で生まれ、育った鈴々舎美馬さんを応援しなきゃならねーんだ。蝶花楼桃花師匠の話す新作落語「こうもり」、鈴々舎馬るこ師匠の新作「ハングル寿限無」、大御所、鈴々舎馬風師匠の漫談に大笑いし、そして、二つ目となったばかりの鈴々舎美馬さんが話し始める。ぼくは美馬さんが真打ちに昇進し、花咲くときも、この世に生きていて、観られるだろうか、などと変なことも考えてしまう。落語は長講、一時間におよぶ古典落語、人情噺「文七元結」。グリーンホール中のお客さんが時にくすくすと笑いつつも、静まりかえって聴きいっている。そして、噺もめでたしめでたし。まんらいの拍手、拍手。鈴々舎美馬が真打ちになるのも以外に早くなるかもしれねーな。おいらもまだまだがんばらんと。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

鈴本演芸場に落語を聴きにいきました。林家正蔵師匠の「ぞろぞろ」の寿ぎの人情話、林家彦いち師匠の新作「熱血怪談部」、主任の春風亭一之輔師匠の「妾馬(八五郎出世)」とか素晴らしかったです。一之輔師匠の「妾馬」の枕は落語の自由の真髄を話しているようにも思えました。そして、爆笑の本編の後の落ちにつながる寿ぐ人情の機微が美しい。いいものを聞かせてもらいました。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

新百合ヶ丘の川崎アートセンターでシノニエ・チェクウ監督の『ティル』を見ました。川崎アートセンターはあつぎのえいがかんKIKIと同じぐらいよく見にいく独立系の映画館でとても重宝しております。

1955年のアメリカでの人種差別による「エメット・ティル殺害事件」を映画化したもの。後半の茶番のミシシッピーの法廷のことの後、主人公が町を去るシーンはよかったけれど、ハッピーエンドではなかった。

映画を観て、ぼくはこの世界が1955年から、どれほど変化し、進歩してあるのかと、疑問にも思ってしまう。映画に描かれた昔日のミシシッピ州は差別と憎悪が常態化し、あたかも今のイスラエル国のようだ。その今のイスラエルを支援し続けるアメリカ合衆国は、無差別な発砲事件が絶えず起こる、世界で最も野蛮な国の一つかもしれない。それに、国境とかの話の前に、一つの国の中では、いろんの人種、民族、いろんな宗教を信じる人が生活していて、誰もが平和に、自由に生きていっていいのだとも思うし、その権利が人にはあるのだと思う。

エンドロールでは憎悪犯罪を取り締まる「反リンチ法」がアメリカで成立したのが2022年という遅さで、アメリカも、アメリカ以外の世界にも、当然、日本にもそのようなことがまだまだ足りない、とぼくは映画の見ながら思っていました。

映画『ティル』
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

成人の日に町田天満宮に行ってみました。町田の街を歩いていると、成人式の晴れ着を着た人を見かけたりします。二十歳かぁ。(法律の変わった今でも十八才ではなく、成人式は二十歳が多いそうです。)ぼくは、今、還暦で、「二十歳から還暦のここまでくるのは、光陰矢の如しの速さ、早さだぞ」と若い人に知らせたくもあります。ぼくの過ぎて行った年月、いろいろ悔いることもあるけれど、これでよかったような気もするのは不思議ですな。なぜか「情けは人の為ならず」などということも思い浮かびました。これは「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にした方が良い」ということ。読んだ句一つ。

 天満のぺちゃくちゃお喋り咲く春着(春着:はるぎ)
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
ユダヤ系アメリカ人でホロコーストサバイバーを両親に持つノーマン・フィンケルシュタイン博士の有名な演説「ワニの涙」。

「私はもうそんなことには敬意を払わない。全く好きでもないし、敬意も払わない。ワニに涙にはだ。ワニの涙というのは、私はこれまでホロコーストを切り札にされることは嫌だったが、今からは言わざるえない。亡くなった私の父はアウシュビッツに入っていた。亡くなった私の母もアウシュビッツに入っていた。私の母はマイダネク強制収容所にいた。私の父方の家族は全員殺された。私の母方の家族は全員殺された。私の父も母もワルシャワ蜂起を経験した。だから正確かつ詳細にその両親が三人の子どもに教えたことがあるから、私は決してイスラエルに黙っていない。パレスチナ人に戦争犯罪を犯し、これ以上卑劣なことはないと私が思えるような彼らの苦しみ、殉教を利用して、自分たちの拷問、残忍さ、住居の解体、イスラエルが毎日行っていることを正当化するのであれば、金輪際、泣いても脅かしても無駄である。もし君にすこしでも心があるのなら、パレスチナ人のために泣いているはずだからだ。」

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

有楽町よみうりホールで「新春の賑わい 江戸の伝統芸能特選」を見ました。明けた年の寿ぎじゃったよ。上島敏昭さんひきいる浅草雑芸団の江戸伝統の大道芸、五代目松本源之助さんひきる松本源之助社中の江戸里神楽、林家一門、前座、林家ポン平さんの落語、お馴染みの「味噌豆」、二つ目で今年、真打となる林家つる子さんの落語、威勢よくすっ飛んでいく「反対俥」、林家正蔵師匠は古典落語の王道中の王道をいって「おすわどん」。泣きながら、でも笑って始めて、今年をいい年にしようじゃありませんか。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
最近、この世界とか世の中のこともあって、ギターを持って歌っていると、ムカムカと腹がたってきてしかたない。そして、次の日、腹が立った自分がいやになる。人間、穏やかに生活し、穏やかに生きねばなりません。早く無駄な恋とかの歌ばかり歌う呑気な歌手にもどりたい。世界に戦争があるというのは、精神衛生にも非常によろしくない。早く、世界中、誰もが普通に平和に生きれる平和な世の中になってほしいです。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44]  [45
plugin_top_w.png
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ