えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png

ほねごり杜のホールはしもとにて『第25回さがみはら若手落語家選手権』の第2回予選会を見に行きました。見た演目を記します。はじめは予選枠外で開口一番ということで前座の柳亭すわ郎くんの「平林」、二つ目の桂小右治くんの「小間物屋政談」、二つ目の柳家あお馬くんの「風呂敷」、二つ目の三遊亭兼太郎くんの「堪忍袋」で仲入りとなりました。二つ目の三遊亭小とりくんの「すべて夢の中」、二つ目の金原亭杏寿さんの「たらちね」でした。

この『第25回さがみはら若手落語家選手権』は二つ目のコンクールで本選に進める人をお客さんの投票で決めます。ぼくは金原亭杏寿さんの「たらちね」に投票しました。「たらちね」は、寄席で何度も数限りなく聴いた、ありふれた耳馴染みの噺ですが、金原亭杏寿さんの「たらちね」は、コンクールにありがちな、人を無理に笑わせようとするような、嫌みなところもなく、一番、楽しく聴けました。全体の投票でも、金原亭杏寿さんが一番となり、本選に進むということでございます。おめでとうございます。しかし、若い人(といってもみんな三十過ぎだが)が夢を追いかけるのを見るのって、まぶしいものがありますな。

暗いこの世のつらさ忘れ、落語は心のオアシスです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

VODで小津安二郎監督の『浮草』を見ました。1959年の映画です。小津の映画としては松竹ではなく大映の映画で、松竹の雨はしとしと降るのだけど、大映の映画がざーざー降るのだな。二代目中村鴈治郎の演ずる旅芝居の一座の座長と京マチ子の演ずる一座の花形のどしゃぶりの雨の中、言い合いをする場面が激しくて、すごい。座長の隠し子をめぐって、何やかやと起こる。その隠し子を川口浩が演じています。その隠し子と恋仲になる一座の若い女役者が、若尾文子でとても可憐で素敵です。そして、京マチ子はあくまでも妖艶です。隠し子の母を杉村春子が演じていて、さすが大女優、やっぱ上手いなぁ。静かで淡々とした物語の多い小津作品の中で、この『浮草』は動の名作です。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

一月二十三日、新宿末廣亭にて令和八年一月下席昼の部です。見た演目を書き出してみます。前座のやなぎ弥七くんの「他行」、
二つ目の三遊亭遊子くんの「ぜんざい公社」、六華亭遊花師匠の「転宅」、山上兄弟のお二人の奇術、橘ノ圓満師匠の「つる」、神田陽子師匠の講談「中江藤樹と母」と「徂徠豆腐」、コント山口君と竹田君のお二人のコント 、三遊亭遊雀師匠の「熊の皮」、三遊亭遊之介師匠の「ふぐ鍋」、林家今丸師匠の紙切り、桂枝太郎師匠の「おすわどん」、三笑亭夢太朗師匠の「替り目」でお中入りです。桂三四郎師匠の「MOMO」、国分健二さんの漫談、三遊亭遊吉師匠の「天神山」、桂南なん師匠の「安兵衛狐」、ボンボンブラザースのお二人の曲芸、主任は三遊亭遊三師匠の「蛙茶番」でした。

今日は三遊亭遊三師匠の一門がたくさん出演しておられました。巨大ファミリーです。そんな中でコント山口君と竹田君のコント からつづく三遊亭遊雀師匠の「熊の皮」がぼくの笑いのピークでございました。三遊亭遊三師匠の「蛙茶番」は貫禄の大きなめでたし、めでたしの笑いにほぼ満席の末廣亭がつつまれておりましたね。あとで調べると「蛙茶番」は戦時中の禁演落語。三遊亭遊三師匠の「蛙茶番」はおおらか、猥雑、骨も筋もある、見事さでございました。

暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

VODで小津安二郎監督の『お早よう』を見ました。1959年の映画です。軽いコメディーです。当時の世相への批評精神もありますな。音楽はいつもの斎藤高順ではなく黛敏郎です。その音楽の軽みのある不思議さがこの映画にとても合っています。子ども中心のコメディーで、小津安二郎は子どもを撮るのがうまいなぁ。1959年という時代の風俗、うつりかわっていく何かも、たっぷりと映されています。俳優はいつもの面々で、その中に異色の闖入者のような若い夫婦の大泉滉と泉京子が異彩を放っています。とくに大泉滉はいるだけで怪しい。小津安二郎のこういう肩のこらない映画もいいなぁ。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

大きな素晴らしい絵馬を見たくて、菅原神社に参拝しました。御神籤をひくと「大吉」です。

「第三番 御神籤

 冬かれて
  休みしときに
 深山木(みやまぎ)は
  花咲く春の
   待たれけるかな

 運勢 大吉」

今年は早々、酔って転んで怪我をして、けれども、これからだんだんよくなるのだな。

ゆめゆめうたがふことなかれ
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

VODで大島渚監督の『愛と希望の街』を見ました。1時間2分の短い尺の1959年の大島渚のデヴュー作です。もとは「鳩を売る少年」とタイトルされていたのを、あまりにじみだということで、松竹の会社の意向で「愛と希望の街」となったそうです。貧困から詐欺まがいをして鳩を売る少年と上流の思春期の少女の美しい出会いが、今風にいえば、残酷な分断の救いのない結末になってしまう。もっとも早い松竹のヌーヴェル・ヴァーグのような大島渚の『愛と希望の街』はあまりに鮮烈なのであります。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

一月二十日、新宿末廣亭にて令和八年正月二之席昼の部です。見た演目を書き記します。前座の桃月庵ぼんぼりくんの「寿限無」、二つ目の桃月庵黒酒くんの「初天神」、林家ペーさんの漫談、桃月庵白酒師匠の「ざる屋」、鈴々舎馬るこ師匠の「東北の宿」、三遊亭歌武蔵 師匠の漫談、ストレート松浦さんのジャグリング、三遊亭圓歌師匠の「夜間工事中」、林家鉄平師匠の漫談、柳家花緑師匠の「つる」、ロケット団のお二人の漫才、金原亭馬の助師匠の演芸「百面相」、三遊亭歌る多師匠の「穴子でからぬけ」、ホームランたにしさんの漫談、柳家小里ん師匠の「親子酒」、柳亭市馬師匠の「粗忽の釘」でお中入りです。お仲入りのあと、三遊亭歌る多師匠の演芸「松づくし」、林家正蔵師匠の「雛鍔」、松旭斉美智さんと松旭斉美登さんのお二人の奇術、柳家小ゑん師匠の「ハンダ付け」、柳家小菊師匠の三味線弾きの、唄いの俗曲、主任は五街道雲助師匠の「厩火事」でした。

特に印象に残った噺です。柳亭市馬師匠の「粗忽の釘」の清潔な話しぶりに、大笑いしながら、落語の滑稽は何たるかを、なるほどと得心しました。そして、さすが人間国宝、五街道雲助師匠の「厩火事」は、春風亭一花さんが「NHK新人落語大賞」を受賞した噺で、その餞に、ど真ん中の人情噺を披露してくれたように思いましたよ。引きも足しもしないこれこそが落語でございます。

暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41] 
plugin_top_w.png
カレンダー
09 2026/10 11
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ