えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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夏が暑いからレゲエなのかよと、思想的レゲエマニアからは怒られてすまうかもしれないが、一服の清涼剤のようでもあるビブラフォン奏者Lennie Hibbertの"CREATION"というアルバムは放射能ただようかもしれないこの夏の日本国首都の南にある県で、何度でもよくぼくは聴き、それは邪気祓いのような摩訶不思議な音のパワーすら感じたのだった。そして、この音楽はあまりジャマイカっぽくレゲエでありながら、ジャンルなんて越えていて、けれども、もしかして、もしかして、いきおいあまって、クールに"Jah Rsstafari!"と叫んでしまおうかと、思う。なんか、ぼくの感じ方が違うかもしれないけれども、愛聴盤になってしまったのです。








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最近、行けなかった町田のWest Boxのセッションに行ったのだった。ジャンルにこだわらないここのセッションで今夜、ぼくが歌った歌はアイルランドの名曲"Long Black Veil"。The BandでのRick Dankoのすばらしい歌は忘れられなく、アイルランドの音楽外交大使とも呼ばれるChieftainsをバックのしたMick Jaggerの歌も良かった。この歌を僭越ながら意訳してみようなどと思う。

10年前の寒く暗い夜
どこかの誰がが公民館の講堂で誰かを殺した
ささいな光景があって
立ち去る男がおれに似ていると同意してしまった

裁判官はおれにアリバイを求め
他の誰かでなければ、おまえは死ななくてはならないという
おれは何も言えなかった
その時、おれの親友の妻をこの腕に抱いていたから

彼女は黒い長いベイルをはおり、いくつもの丘を歩み
おれの墓を訪れると、夜の風がしくしくと、いたみ泣いている
誰も知らなく、誰も見ていない
誰も、おれ以外のだれも

死刑台の足場は高く、いつまでもそばにあって
彼女は人々の中に立っていて、涙をぬぐおうともしない
けれど、あの冷たい風がうめく特別のとき
黒くて長いべイールの中での彼女の泣く声が、おれの骨にしみわたる

ぼくはこの歌が大島渚監督の大好きな映画「愛の亡霊」ようだとも思い、愛とは何だろうと立ちつくす。もう一曲歌ったRobert
Nighthawkの"Eli's Place/Murdering Blues"はまたの機会に。ではおはすみZZZzzz.....

The Band- Long Black Veil

http://www.youtube.com/watch?v=dMbVXYQpJV8

The Long black Veil by the Chieftains and Mick Jagger

http://www.youtube.com/watch?v=RYE-x0Yje98
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スタジオジブリの最新作映画「コクリコ坂から」を見た。舞台は1963年の東京オリピックの前年の横浜、多分、山下か新山下あたりであろう。翌年の1964年は東京オリンピックで1970年は大阪万博で1972年が連合赤軍事件で、それからずっと見飽きた景色が続いているのかもしれないなどと思う。そうなれば、1963年は最後の夏だったのかもしれないなどと想像するのは、この映画のせいなのかもしれない。

この最新のジブリアニメの実直な若い恋のなりゆき、物語に三島由紀夫の「潮騒」という大好きな小説を思い出したといえば、このアニメ界のドン、宮崎駿は苦味つぶした嫌な顔をするだろうか。ぼくは、今の21世紀にあって、ノスタルジーこそ最も革命的ではないのかしらと思う。この映画のカルチェラタンと称する高校の自主運営のサークルの寄り集まった建物が、ぼくの学生時代のお化け屋敷のようなサークル連の建物を思い出させ、なんともにが甘い自由の記憶を呼び戻し、やはりノスタルジーこそ今の時代の革命なのだと思い、それはこの映画「コクリコ坂から」の隠しようもないテーマなのではないかしら。

古い記憶を紡ぐように描かれた高度成長とやらでいろんなものを失う前の1963年の背景に描かれた街並みの美しさが、映画の中で恋する少年と少女の純真さのように眩しいのです。
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長野県小布施の岩松院で鳳凰図を見た。この曹洞宗のお寺の本堂の二十畳もある天井を飾る鳳凰図は北斎の生涯のもっとも終りの名画であるという。この鳳凰は八方を睨んでいるというのだが、人によっていろんな風に見えるという。ぼくが天井を見上げて、寺院の空の方角の天井にいまします鳳凰さまは、やっているねという謎のような言葉をぼくの耳元で囁きかけ、ぼくを励まし、応援し、微笑しているようなのだった。その眼差しは何もかもを見通す仏陀の一瞥のようでもあった。ひまわり咲き誇る暑い夏の日のできごと、鳳凰は不死鳥であり、何度でもやってきて復活し、空を天翔るというのです。
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このライブアルバム"FAIRGROUND ATTRACTION KAWASAKI Live In Japan 02.07.89"を聴いて友だちがよくライブで歌う"Allelijah"がFAIRGROUND ATTRACTIONのナンバーであるのに気づいた。1980年代というとプラスティックなビートばかりのポップミュージックばかりとなって、ほとんどその当時の同時代アルバムは買って聞かなくなってしまい、再発されたり中古レコード屋さんで見つけたブルースやソウル、リズム・アンド・ブルースばかり聴いていたのだが、1980年代の終りの頃に発売されたこのFAIRGROUND ATTRACTIONの残したたった1枚のアルバムにはぐっときて、何度も何度も聴いたと思う。そんな彼らのライブアルバムを聴いて、なんとも芸達者であるソウルフルでイギリスっぽい音楽が永遠の神奈川県の川崎の音楽の夜でもあったと感じ入った。この音楽の幸せに身を浸します。

裏ジャケットの(多分)カワサキの古いバイクがおしゃれですな。おやすみZZZzzz.....

Fairground Attraction

http://www.youtube.com/watch?v=g8zJ6p6sCCc&feature=fvst







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遅い夜まで残業し、やっと家に帰り着き、真夜中かけるのがこのアルバム"RED GARLAND TRIO AT THE PRELUDE"。1959年のライブです。疲れた心がとっても癒され、休まります。スタイリッシュでムーディー。ブルースの曲を演奏しているわけではないのだけど、レッドのピアノにこんなにやさしくて、さりげないブルースの表明の仕方があるのかと、感心してしまう。








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今日(8/6)の夜、わしゃ、スクールオブロックで歌うんです。今年になってから3曲、新しい歌ができたし、聴きにきてはくれないか、おいらのロックンロールを・・・

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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