えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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新国立劇場オペラパレスでリヒャルト・ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」を見ました。ワーグナーのオペラは大好きです。この「さまよえるオランダ人」からワーグナーのオペラは始まったのかなどと思う。もっとワーグナーのオペラを見たい。ワーグナーはドイツ文化の精華で、いつか、ドイツのバイロイト音楽祭に行ってみたいと思ってしまいます。
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FABIO GALLIANI & CANTALUNAの「Ciao Ocarina! The Best of Europian Folk Music」を聴きました。ヨーロッパのいろんな国の古いフォーク音楽をオカリナ、ギター、アコーディオン、ボーカルの四人で奏でています。アイルランド、イタリア、ギリシャ、イスラエル、スペイン、ポーランド、ウクライナ、パレスチナ、カタロニア、フランスの古い民謡が聞こえてきます。オカリナという楽器はイタリアで発祥したそうですな。癒されます。
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一月二十一日に鈴本演芸場での一月下席夜の部「三代目林家正楽 一周忌追善興行」にまいりました。見た演目を書き記します。二つ目の春風亭一花さんの「出来ごころ」、春風亭柳枝師匠の「初天神」、林家八楽師匠の紙切り、林家彦いち師匠の「本日営業中」、橘家文蔵師匠の「馬のす」宝井琴調師匠の講談「出世の春駒」、林家楽一師匠の紙切り、柳家花緑師匠の「頭山」でお仲入りです。柳家さん喬師匠の「時蕎麦」、林家楽一師匠と林家八楽師匠の紙切り、林家楽一師匠と柳家さん喬師匠、柳家花緑師匠の鼎談、林家楽一師匠の紙切り。そして、亡くなった林家正楽師匠の残したたくさんの紙切りの作品、切り絵が映しだされ、幕が閉じました。(林家二楽師匠は緊急入院のため休演ということです。くれぐれもご養生なさってください。)

林家正楽師匠の紙切りの芸は何度も見ました。懐かしく思い出されます。正楽師匠はインタビューで、私はコンピューターどころか免許も持っていません、趣味もこれといってありません、紙切りが楽しくて生きております、などと答えておられました。まさに紙切りの人であり人生であったようなのです。昨年の一月二十一日に亡くなったということですが、その二日前は新宿末廣亭に出演なさっておられ、一日前は千葉県船橋市の落語会に出ておられたそうです。亡くなったというより、ぼくには、ふと姿を消しているだけのようにも感じられます。けっして寄席で主任となることはない紙切りの芸ですが、今日は林家正楽師匠が主任をつとめておられたようなのです。
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朝ドラの『ブギウギ』と『虎に翼』がとても面白かったので隠居の身としては『おむすび』も見続けていたのですが、もう見なくてもいいかなと思ってしまいました。老人に一歩足を踏み入れたぼくには物語を駆動する「ギャルの魂」とか、よく分からないのです。若いころは誰でも自由を求めていたとも思いつつ、ギャルってなんだろうか? ふと、あの時代、携帯電話に小さい人形とかオーメントとかをめいっぱい付けていた高校生を思い出したりもしましたが、『おむすび』にはのれなくて、もう見なくてもいいだろうと思った次第です。どうでもいいことと半分は思いつつ、なんとなく書いてみました。
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Meshell Ndegeocelloがアフリカン・アメリカンの怒れる作家、James Baldwinの文学を音楽化した"No Morewater: The Gospel of James Baldwin"を聴きました。アバンギャルドでかっこいい。

Meshell Ndegeocello's "Can I Get a Witness: The Gospel of James Baldwin" | 2016 Fall
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国立能楽堂に能楽を見に行きました。舞囃子「淡路」、狂言「舟船」、能「芦刈」の前に関西学院の教授である金菱清さんの「災害と霊性論 生と死の〈はざま〉」と題されたお話があり、それがとても興味深く、よかったです。ぼくがどうして能、とくに夢幻能に惹かれるのか分かったような気もしました。初めて能を観たのが、世阿弥の作った夢幻能の稀代の名作といわれる「井筒」であったことも思い出しました。

今日、見た能の「芦刈」は夢幻能ではなく、現在能であったけれど、没落して離れ離れになってしまった夫婦が再会し、改めて絆を結ぶという話の喜びと寿ぎに、嬉し嬉しの泪すら溢れそうでもあります。ところで、いつも、能楽堂を出る時、外国の人が、なんとも神妙な表情をされておられ、ぼくはいつか尋ねたくもあるのです。「How do you feel?」と。
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堀口茉純さんの著した『大江戸24時 浮世絵で庶民ライフを物見遊山』を読みました。全ページカラーで有名な浮世絵を手引きに、江戸時代の江戸の暮らしを解説した楽しい本です。江戸前の古典落語やNHKの大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を見ている人にはお薦めです。けれども、野暮なことを承知で、江戸の栄華が、豪農というような人もいながらも、地方の農村の過酷な犠牲によって成り立っていることも忘れてはならないと思う。吉原の花魁言葉の成り立ちからしても、そのことは明らかだろう。などといいながらも、ぼくは一度、タイムマシーンか何かに乗って江戸の町に行ってみたいなぁと『大江戸24時』を読みながら、思った次第です。

大江戸24時 浮世絵で庶民ライフを物見遊山
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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