えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ある飲み会でどんなタイプが好きかと問われて、くちびるの厚い人と答え、ぼくはくちびるフェチかもしれないと言ったら、みんな、どん引き。ぞくぞくしてきたとも言われた。どういうこっちゃ? さらに調子に乗って、目がパッチリ大きい人と言ったら、さらにどん引き。鼻がに少しぶたみたく上を向いてる人と言うと、さらにどん引き。それで、その飲み会界わいでの色恋ざたは、これからは起こりえることもなくなったわなぁ。きっと、さらに変な人、あぶない人と思われていること必死。けれど、これでいいのだ。そして、これには何か邪悪な香りもただよわす気がする。どうしてだろう?

最近、「ロバート・ジョンソン クロスロード伝説」という本をRobert JohnsonのCDをかけながら、読んでいる。Robert Johnsonはミシシッピー出身の1930年代に活動した十字路で悪魔に魂を売ったと言われる伝説の実在のブルーズマンで、禁酒法時代にMOONSHINE(月の明かり!)と呼ばれる密造コーン酒好きのアル中の酔っ払いで、好きな女のあとを追いかけ、毒を盛られ死んだとされ、大切なものを失うことの失望を超えた恐怖すら歌った。その本当の足跡は深い霧につつまれている。ある精神分析医は彼の歌を聴き、統合失調症、昔の言葉で言うと精神分裂病の診断を下す。

いつもRobertの歌を聴くと、悪魔に憑かれているようだと思いながら神聖な最上のゴスペル、霊歌のような響きも感じ、打たれていた。放浪する彼は最後のメモ書きにこのように書いたそうだ。

「ナザレのイエス、エルサレムの王、わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられ、わたしを墓から呼ぶだろう」

Robert Johnsonは苦悩の歌ばかり歌ったけれど、勝利者なのだ。すべては良し。

この本の表紙を見ると、死んだ友だちとそっくりだと思う。やさしいやつだったなぁ、、、
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えいちゃん
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音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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