えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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インストゥルメンタル・レゲエを演奏するバンドMute Beatというバンドが1970年代後半から1980年代にかけてあって、とても人気があって、とってもクールな演奏だったのだけど、多分そのバンドのリーダーであったトランペッターのこだま和文さんの著作「空をあおいで」を読んだ。前半がエッセーというか、日々の感想で、後半が「スティル エコー」という題の少年時代を回想的の描いた私小説。とても深い言葉は、この本のタイトルにある晴れわたった空の青さのようだ。じゃがたらの故江戸アケミにならって、ぼくはこだまさんをこだまちゃんと、今、呼んでみて、こだまちゃんはやっぱオーガスタス・パブロのピアニカが好きなのかと声をかけてみたくなった。こだまちゃん、こどものころ、胸を引き裂かれる悲しいこともあったのだけど、それでも幸せで楽しかったのだね。こだまちゃんといつか一緒に独特の音楽を演奏してみたい。それはほんものの音楽だよ。読み終わったあとの余韻に青い空から江戸アケミちゃんの声も聞こえてきた、ガッツデノリキレ、ガッツデノリキレ。

Mute Beat guest 江戸アケミ from じゃがたら - Organ's Melody

http://www.youtube.com/watch?v=lYb9OYw0-KQ







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むずかしくて面白いことが書いてあるような気がして読み進めるうちに、これはイカれた坊さんの狂言やら戯言のような気がしてきた。そう思うことも面白い。禅という日本で根付いた無心についての鈴木大拙の講演をそのまま本にしたものなのだけど、無心を論理的に解説することは難しく、修辞法的になり、また論理的になり、そして修辞法的になり、ロジックとレトリックを行ったり来たり、ついには言葉で言い表せない領域なのだろうか? 坐禅組んで、修行しますか? この講演がなされたのは昭和十四年、1939年で米国との戦争が始まる1年前。結語に引用される本浄禅師の言葉。

「見聞覚知して障疑あることなし、
声香味触の裡にありて常に三昧なり。
鳥の空中にしもに翔ぶが如し。
取なし、捨なし、憎愛なし。
若し処に応じて本を無心となること会せば、
始めて名づけて観自在となすことを得む。」

おしょう、その心は? 喝!







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人が人にしうる最悪以上のことを、というより、もっと筆舌に尽くしがたい醜く恐ろしいことをヒットラーとやらナチスとやらは、ヨーロッパでユダとよ呼ばれる人たちにしたのだなとこの本を読んで思いました。と同時に同じ収容所の遠い別棟にいる妻を思う記述が強く美しい。ドイツのユダヤ人強制収容所を生き延びた精神分析医ヴィクトール・E・フランクの著した「夜と霧」を「世界がもし100人のだったら」で有名でもあるドイツ文学翻訳家の池田香代子さんが数年前に訳したその本を読了したのです。昔から、ぼくがティーンエイジャーのころから読みたいと思いつつ、読まずにいた本を読んだのです。著者のヴィクトール・E・フランクさんは本当に心に愛のある人です。これ以上はあるべくもない収容所体験から始まり、生きるとはどいうことかを短くて平易な文章から深く思いをいたされ、そして、感動します。









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昔、読んだ本を本屋で見かけ、つい手に取り買ってしまい、部屋の隅に置きっぱなしして、思い出したころに読んでしまうようなことがある。そのようにして読んだ本はアルジェリアの精神分析医、フランツ・ファノンの「黒い皮膚・白い仮面」。マルカムXの前にファノンがいたのだと思う。ファノン死後50年の今年、アラブ北アフリカでは変革の嵐のようなものが湧きおこっているのだろうか? と同時にアメリカ合衆国に黒人の大統領が誕生した21世紀にファノンの時代からの時の流れを感じてもしまう。にも関わらず、この本の第五章に書かれた「黒人の生体験」という論文にはその怒りの激しさを越えたやさしさ、自他を許すプライド、何かを求めこがれる一人のアフリカ生まれの人間の真摯でナイーブで不屈でもある魂に触れるようで、しかもそれが、表現されうる言葉としての詩的美しさを持っていて、泣き出したくなるほど感動してしまう。そして、何度でも読みかえしたくなってしまう。







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本棚にまた未だ読んでいない本を見つけて読んだしまった。辻内智貴さん著の「ラストシネマ」をある人のライブに行く、その行き帰りの電車の中で読了してしまったのだった。その物語は舞台は昭和40年のある地方の町で、映画好きの少年の前に体を壊して故郷に帰ってきた男が現れ、その人はその少年の呑んだくれの父親の古友だちで、少年は昔、俳優をしていたというその人から映画の話を聞きに、病室を訪れることとなる。ねたばらしになるので、物語の筋を語ることはこれで、やめておきます。読み終えて、もしかして、こんな物語が存在できて、こんな登場人物の生きれる昭和っていい時代だったのかなと思ってしまった。昭和40年に日本で公開された映画をウィキペディアで調べてみると、「マイ・フェア・レディ」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「わんわん物語」、「赤ひげ」、「シャイアン」、「網走番外地 北海篇」、「関東果し状」「網走番外地 望郷編」、「大列車作戦」とある。ところで、「サウンド・オブ・ミュージック」は大好きな映画です。







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ふと本棚を覗いてみると、紙のカバーをかけられた本があって、何だろうと思い取り出してみると、それは未だ読んだことのない小川洋子さんの著した「ミーナの行進」という本であった。こんな本を買ったことを全く忘れている。本当にぼくが買った本なのだろうか、誰かにプレゼントされたのだろうか、などと思い、読み始めたのです。

神戸の芦屋にあるお金持ち親戚の住む洋館の豪勢なお屋敷に一年間、ある事情で預けられた、朋子という名の少女のお話で、その朋子はその洋館に住む、マッチ箱集めと読書を趣味とする病弱なミーナと友だちとなる、その一年間のお話なのでした。カバのペットの話、ミューヘン・オリンピックの話、ジャコビニ彗星の話などいろんな話が出てきて、そんな話を読み進めていくうちに、ぼくは小学生のころの夏休み、九州の田舎の親戚の家に遊びにいって、楽しかったことを思い出す。過去が美しい永遠となり、それが生きる糧の一つになっているようなこともきっとあるんだ。

とても心温まる一冊で、どうしてこのような少女的本が家にあっただろうかとも思うのだった。







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ギターというのは不思議な楽器で、初めは鳴らなかった楽器も、何度も何ヶ月も何年も弾いているうちに、その年月とともに、弾いているその人に合わせて鳴り始めたりする。ぼくは実はギターの中に幽霊がいるのではないかと思ってもいる。

「ブルースギター大名鑑 写真と名器でたどる名器とブルースの世界」という本を眺め、読んでいる。Muddy Watersは赤いフェンダー社のテレキャスタで"Hoochie Coochie Man"を、"Got My Mojo Working"を、"Manish Boy"を奏でたのであるらしい。赤いテレキャスタは楽器屋さんやネットショップで要チェックだなぁなどと、思う。MGSのSteve Cropperもテレキャスタばかりを弾いて、Otis Reddingのバックで弾いたそうだ。Jimmy Reedが弾いていたのは通信販売で売られていた廉価なKayのギター。どんな音かは残されたレコードやCDを聴くとわかるのだけど、本物を触って弾いてその音を聴いてみたい。

この本はギター好き、ブルース好きの人に向けた素敵な大人の絵本ですな。






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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