えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

「紅の巻」につづき、読んだ秋山真志さんの著した「職業外伝 白の巻」です。「白の巻」で紹介される職業は、イタコ、映画看板絵師、宮内庁式部職鵜匠、荻江流二代目家元、琵琶盲僧、蝋人形師、チンドン屋、流しの職業に就かれた八人の方々。目次を見るだけでわくわくしてしまいます。おもしろかった。チンドン屋、いまでも、健在なんですね。イタコはめっきり数が少なくなったそうだけど、沖縄のユタはどうなんだろう。
昔、ぼくもこの本が紹介するような職業に興味を惹かれたことがあって、一つはNHKのテレビで見た宮内庁での古文書やら古美術を修復する仕事、もう1つは宮大工。そんな仕事をする自分もあったろうに、その選択はしなかったのでした。好きなことを仕事をするのも、仕事にしてしまたことが好きで好きでたまらなくなるのも、最高なことだ。
あー、今日は成人式、みんな、これから素敵なことが待っているよ、いいじゃないですか。

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