えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

東京国立博物館の「飛騨の円空 千光寺とその周辺の足跡」展を見に行った。円空というと片手に乗るぐらいの小さな木の仏像を想像していたのだけど、人の丈以上もある大きな仏像は迫力満点でした。木がそのまま神や仏に化身したかのような像に森や山を崇拝し、そして、目覚め、仏陀となるというようなことを思ってしまった。とても簡素、素朴な彫り方は、彫らないことで、何か自然の命を表しているかのようなのです。生涯、山や森を旅した円空の足跡は、例えば、岐阜を旅すれば、そこかしこにある。托鉢のお礼にとみんなの幸せを祈りに込めて木の仏像を置いていったそれは数え切れないらしい。
ぼくの心は昔の飛騨の山の森に入ってゆく。
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