えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
1. Into Something
メンフィスの弱小レーベル"Backbeat"からAl Green要するHiに移籍後のファーストアルバムなのだ。自信たっぷり。1曲目からラストまでDeep Soulの歴史をたどりかのような曲の数々。O. V.が歌うとこうなると見せつけているのだろうか? そして、バックのリズム陣は最強です。鈍重でしかもノリのあるタメがあって凄いです。3曲目の"Precious Precious"の訳なぞを披露。これは名曲だなぁ。
「愛してくれなくても生きのびるよ
必要でないいなら、なんとか合わせるよ
おまえがおれを欲しくなくても、大丈夫
そうしたくないなら、けんかなんかしない
おまえをを愛していることで満たされる
無視されたなら待ちつづける
おまえが大切さ」
2, The Bottom Line
ジャケット写真を見よ。いきなり痩せてしまった。けど、渋くてかっこいい。数年後の悲劇を予告しているかのようだ。声に前作の"Into Somethoing"のころの艶や強さがない。8曲目の"A Little More Time"は死を予感しつつ、もう少し時間が欲しいとつぶやくこの声は晩年のBillie Holidayのように生気が足りなく、痛々しい。このアルバムの中ではお気にいりは"That's The Way About Feel About Cha"です。こんな詞です。
「なにかがきみのドアをノックしたのなら
こたえは愛なんだ
ノックなんて
世界は十分ではないけれど
きみは傷ついたけど
誰でもよくあること
ぼくだってそうさ
きみがもとめているのは
これまでの生活を変えるってこと
本に書けるぐらい話してあげられるよ
無理解や失望に傷ついたことなら
ためいきまじりに愛を受けとめないで
もっとよく見て
深く見て
ぼくが感じている素敵な何か」
3. We're Still Together
ジャケット写真からO. V.がいなくなってしまった。この当時、とてもすさんだ生活をしていたという話もある。けれど、このジャケット、以外に好きです。ディスコの軽めのビートの曲もO. V.が歌うとディープ。(天からの使いが天に戻る時、まず声にそれが表れるという)天人五衰のような枯れた声の1960年代に戻ったかのような"Mirror Of My Soul"が気になります。これはもの狂いのプラトニックラブの歌なのかしら? シュールな詞なんだが、出だしはこんな詞です。
「きみはぼくの魂の鏡
見れば見るほど美しい
こんな愛の物語は聞いたこともない
愛を分からせてくれた」
この物語の続きを読みたい人はO. V. Wrightを聞きましょう。(Hiにたがわず、Backbeatレーベルも名盤揃いです。)
とりつかれたように愛を歌い、病となり、このアルバムをラストとして残し、(多分、薬の過剰摂取の原因の)心臓麻痺で逝ってしまった。
The Southern Deepest Soul Singer O. V. Wright!!
メンフィスの弱小レーベル"Backbeat"からAl Green要するHiに移籍後のファーストアルバムなのだ。自信たっぷり。1曲目からラストまでDeep Soulの歴史をたどりかのような曲の数々。O. V.が歌うとこうなると見せつけているのだろうか? そして、バックのリズム陣は最強です。鈍重でしかもノリのあるタメがあって凄いです。3曲目の"Precious Precious"の訳なぞを披露。これは名曲だなぁ。
「愛してくれなくても生きのびるよ
必要でないいなら、なんとか合わせるよ
おまえがおれを欲しくなくても、大丈夫
そうしたくないなら、けんかなんかしない
おまえをを愛していることで満たされる
無視されたなら待ちつづける
おまえが大切さ」
2, The Bottom Line
ジャケット写真を見よ。いきなり痩せてしまった。けど、渋くてかっこいい。数年後の悲劇を予告しているかのようだ。声に前作の"Into Somethoing"のころの艶や強さがない。8曲目の"A Little More Time"は死を予感しつつ、もう少し時間が欲しいとつぶやくこの声は晩年のBillie Holidayのように生気が足りなく、痛々しい。このアルバムの中ではお気にいりは"That's The Way About Feel About Cha"です。こんな詞です。
「なにかがきみのドアをノックしたのなら
こたえは愛なんだ
ノックなんて
世界は十分ではないけれど
きみは傷ついたけど
誰でもよくあること
ぼくだってそうさ
きみがもとめているのは
これまでの生活を変えるってこと
本に書けるぐらい話してあげられるよ
無理解や失望に傷ついたことなら
ためいきまじりに愛を受けとめないで
もっとよく見て
深く見て
ぼくが感じている素敵な何か」
3. We're Still Together
ジャケット写真からO. V.がいなくなってしまった。この当時、とてもすさんだ生活をしていたという話もある。けれど、このジャケット、以外に好きです。ディスコの軽めのビートの曲もO. V.が歌うとディープ。(天からの使いが天に戻る時、まず声にそれが表れるという)天人五衰のような枯れた声の1960年代に戻ったかのような"Mirror Of My Soul"が気になります。これはもの狂いのプラトニックラブの歌なのかしら? シュールな詞なんだが、出だしはこんな詞です。
「きみはぼくの魂の鏡
見れば見るほど美しい
こんな愛の物語は聞いたこともない
愛を分からせてくれた」
この物語の続きを読みたい人はO. V. Wrightを聞きましょう。(Hiにたがわず、Backbeatレーベルも名盤揃いです。)
とりつかれたように愛を歌い、病となり、このアルバムをラストとして残し、(多分、薬の過剰摂取の原因の)心臓麻痺で逝ってしまった。
The Southern Deepest Soul Singer O. V. Wright!!
最近、ジョニーアダムスの"Reconsinder Me"を歌のレッスンで練習しています。この曲が吹き込まれたのがナッシュビルで、ナッシュビルというとカントリーミュージックのホームと言われているところだけど、1960年代から1970年代に"SSS International"というソウルミュージックのインディーレーベルがあったんだ。ニューオーリンズからナッシュビルまで出向き録音した楽曲を集めたのがこの"herat & soul"というアルバム。公民権運動からブラックパンサーまでをひた走ってきたこの時代の熱さと希望やら愛がタフさとともに、このアルバムには音として真空パックされている。
ぼくの練習する名曲の"Recosinder Me"だけど、こんなシンプルな歌詞で美しい。「愛」や「好き」ということに難しさはいらないのかも。訳してみました。
「こんにちは ぼくだよ
ぼくがわるかったよ
こんなふうにあらわれるなんて 驚いているかも
きみのドアのところで
翼のもげたヒバリのように歌っている
もどってきて きみにもう一度考えてとお願いしている
ぼくを考えなおしておくれ
きみの愛なしにはやっていけないって分かっているだろう
いつまでもきみを愛させてほしいんだ
ぼくを考えなおしておくれ
いい生活ってみんなが言う真実を学んだと思う
それは短すぎて夜通し灯していられないロウソクのようだって
いま、ぼくの心に夕やみがあって
きみに頼みたいんだ
きみにぼくの道を照らしてほしい きみにもう一度考えてとお願いしている
ぼくを考えなおしておくれ
きみの愛なしにはやっていけないって分かっているだろう
いつまでもきみを愛させてほしいんだ
ぼくを考えなおしておくれ」
最近、ぼくの歌詞で古いのが発見された。題して"One Love, One Heart"。
「こんなにたくさん 涙が あふれでるから
ぼくの汚れた 顔を ぬぐっておくれ
たった一つの 心だけど
いいかたは いろいろあるのさ
One love, one heart
One love, love, love, love, love
山を越えて 来ておくれ
川を渡って 来ておくれ
きみがドアを たたいてくれたら
ほんとにたくさん涙があふれでる
たったひとつの 心だけど
涙が 止まらなくなるのさ
One love, one heart
One love, love, love, love, love
One love, one heart
One love, love, love, love, love」
昔の自分は簡単ないい詞を書くなぁ。ぼくは変わってしまったのか? いいや、心は変わっておりません。というか、変われない。いいことなのかな? 反面、みなさん、ご迷惑をおかけしています。すみません。歌はジョニーにほんの少しでも近づきたいけど、これはこれは長い長い道のりだよ。
1960年代のアメリカ南部の所謂サザンソウルとジャマイカのロックステディはぼくにとって最高の音楽です。シンプルだし、愛に溢れているし、深いし・・・。思い出したよ。これからはMr. Happy Go Luckyになります。
音楽しかあまり好きなもの、趣味のないぼくは、暑い夏の夜の眠れなさを、音楽を聴いて過ごすのです。どんな音楽をかけているのでしょう? 最近、このふたつがお気に入り。
LUA E SOL / 首里フジコ
素敵なジャケットでしょ? 沖縄のこのシンガー、やさしい声だなぁ。ブラジルが琉球と出会ったようなトラディショナルナンバー「べーべー」や「月ぬかいしゃ」、オリジナルの「私はサカナ」は深い熱帯の海をゆっくり泳ぎ、中村八大・永六輔コンビの「私の好きなもの」、ラストは麻布あたりにあるジャズ喫茶を深く潜る。泳ぐことって、なんか自由で癒してくれるけど、ゆっくりとこのシンガーは泳いでいる。ああ、きみに、もっとゆっくり泳いだらっていってみようかな? きみは泳げるんだから。そしたら、知らないすてきなものを見れるかも。フジコの歌みたく。
Chora Cartola
ブラジルにカルトーラっていうサンバ・カンソンのシンガーであり、作詞作曲家がいたんだけど、その人の楽曲をショーロというブラジル独自のインストュルメンタル形式で演奏したアルバム。カルトーラは伝説のミュージシャンで、六十歳を越えてアルバムデビューして、数枚のレコードを吹き込んで逝ってしまった。今年で生誕百周年だという。ゆったりとシンコペイトしるサンバの複雑なリズムにのった今まで余り気づかなかったカルトーラのメロディーの美しさにため息が出ます。
素敵な音を聴いていられるなら、今夜は、眠れなくてもいいです。明日の夜も。けれど、いつか眠らしておくれ。
最強です。このニューオーリンズのソウルシンガー、R&Bシンガー、Johnny Adams。人は彼をTan Canary、褐色のカナリアとも呼ぶ。ニューオーリンズのクラブで声真似の競い合いであのBobby Mcferrinを負かしてしまったという伝説(?)もある。この声と歌いまわしは最高です。どちらかというと、ヒット曲にもあまり恵まれず、知る人ぞ知るシンガーであったJohnnyのキャリア前期の歌が一望で楽しめるのがこのアルバム。オーセンティックなアメリカ南部のソウルミュージックを正統なソウルマナーで歌っています。すげー声だ。すげー歌だ。彼の初期のヒット曲、"Recosinder Me"では「仲直りしよう ぼくは翼のもげたヒバリのように歌う きみなしではやっていけない」と歌っているけど、その地上におりてきた歌う小鳥であるJohnnyは1998年の秋、再び、はばたいて、知らない空へ行ってしまった。ニューオーリンズの人はJohnnyを忘れないだろうけど、ぼくも確かにこんなソウル・ミュージックがないとやっていけないよ。
Miles Davisってよくわからなかった。唯一好きだったのはGil Evansの編曲の"Birth of Cool"だった。"Birth of Cool"はMilseのアルバムではなく、実質、Gilのアルバムではないかなどと不遜な考えもしていた。この"Bags' Groove"ってアルバム、ジャズがコード進行のくびきから解放される、その革命前夜の晩餐という感じでもあるなぁ。凛とした異様な緊張感は、譲らぬ4人のということなのか? Miles Davis、Sonny Rollins、Milt Jackson、そして、Thelonius Monk。Monkの演奏が聴けるのは1曲目と2曲目の"Bags' Groove"だけだが、このセッションの最中、Monkはグループの演奏中にスタジオを出てどこかに行ってしまい、また戻ってきてピアノを弾いたという。1954年のクリスマス・イブのセッションに事件は起こったらしい。譲らぬミュージシャン、2人の喧嘩セッションとも言われ、のちにジャズ・ファンはMonk派とMiles派の2派に分かれるという説まで飛び出した。このセッション、Bud PowellとFats Navarroが1回だけ協演して奇跡の名演奏を残しているのに通じるのかも。ぼくはどちらかと言うと、Monk派だが、この"Bags' Groove"でもMonkらしい、弾かない、間合いの独特な、こんな風に言っていいのかわからないけど、吃音のような名ピアノであると思う。MilesとMonk、帝王と高僧などと日本で呼ばれる2人だが、お互い、認め合っていなかったってことなないと思う。
もう1枚、このセッションをとらえた"Miles Davis and the Modern Jazz Giants"というアルバムがあるのだが、未聴。聴いてみたいです。
こういうのを聴くと、1人ではなく、2人なんだと思う。そのケミストリー、科学反応は音楽を別次元に上昇させる。John ColtraneとMcCoy Tyner、Charlie ParkerとDizzy Gillespie、Billie HolidayとLester Young、Mick JaggerとKeith Richards、John LennonとPaul McCartney、Don DrummondとRoland Alphonso、Buddy GuyとJunior Wells、Joao GilbertoとAnrtonio Carlos Jobim・・・ジャンルに関係なくペアーの星たちが輝いていますね。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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