えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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島キクジロウ & NO NUKES RIGHTSのアルバム"DANCE IN LOVE"を聴きました。かっこいいダンスチューンばかりが並ぶ。今の戦争の世(いくさのゆ)、そんなこの世界におれも抵抗し、反抗し、愛の中で踊りたい。ライブも見たい。爆音の中で反戦と平和のために踊りたい。
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11月25日は三島由紀夫の命日で、1970年の燎原の火のように学生たちの叛乱の広がり、それが少しづつおさまりつつあった時の切腹による自害だった。本当は、三島はその叛乱に治安部隊の先頭の私兵の隊のそのまた先頭で、叛乱する無数な学生たちに突入し、無数の角材にめった打ちにされ、三島の愛するイタリアのファシスト、詩人、作家、劇作家、ガブリエーレ・ダンヌンツィオの「聖セバスチャンの殉教」よろしく、「天皇陛下万歳」とのたまいながら、殺され、散華し、自らの霊を前の大戦で死した無念の仲間らのもとへ走らせたかったのではないか?

時は経ち、1990年ぐらいの瀬戸内寂聴さんのインタビューで、この三島由紀夫に懇意にしていた女流の大作家にして僧侶は、こんな時代になっちゃって、三島さん、死なない方がよかったんじゃないのって思うのよ、と答えていた。時はバブル景気と「Japan as Number 1」のころであった。もしも、その後も生きていれば、大谷崎のように奇怪、変態な小説をたくさん書いて、三島由紀夫は谷崎潤一郎と並ぶ、気持ちの悪い大作家、世界的文豪となっていたのじゃないかしら? 残念でならない。言葉は剣よりも強し。ぼくは三島由紀夫が死者を忘れていく戦後を、その腐臭に鼻をつまみながらも、忘れることのできない無念の死者とともに、生きていって、書いてくれていったならと思ったりするのです。
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吾妻光良 & The Swinging Boppersの最新アルバム "Sustainable Banquet"を聞きました。ユーモアとペーソスとポイズンをちりばめた愛たっぷりのジャイブ・ミュージックをありがとう。ちなみに、このアルバムの11曲目の「誰もいないのか」はNHKラジオのラジオ深夜便の「深夜便のうた」に採用された、ぼくみたいな今の時代について行けないおじさんが主人公の歌で、とても笑えます。
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竹内まりやの2008年のベスト・アルバム"Expressions"を聞きました。デビュー30周年を記念したこのアルバムのどの曲もポップ・ミュージックとして天才的に最高です。しかも、年代順に並べられたこのアルバムを聞くと、竹内まりやさんの人生の30年間の走馬灯を見るかのようでもあります。
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ERIC CLAPTONのついこの前に出されたライブ・アルバム"TO SAVE A CHILD AN INTIMATE LIVE CONCERT"を聞きました。ガザで爆撃により殺されていく子どもたちへの追悼のためのような哀切にみちた演奏から始まり、いつかブルースナンバーの連続となり、ささくれだった、やさぐれた、戦争をするやからへの怒りの演奏になり、それがとてもかっこいい。ラストの"Prayer of a Child"に涙です。
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車で10分ぐらいの所に相模原ギオンアリーナという総合体育館の施設があって、そこに武道場もあり、個人でも利用できるということを知り、行ってみました。行けば、広い施設にぼくひとり。明日は、習っている合氣道の道場での演武会で、そこで披露しなくてはならない、心身統一合氣道の五級の技を一人稽古しました。まだ五級で歩みの遅いことに加え、五級の技の一つの片手交差取り呼吸投げを忘れてしまっていて、もう一つの披露の技、片手取り転換呼吸投げとともに何度も一人で稽古するも、相手がいないので、片手交差取り呼吸投げは正しく相手を氣を出して、投げられているのか心許ないけれど、二時間近く稽古をしつづけると、気分は爽快です。よし、氣が出ている。藤平光一先生の本『普及版 氣に合するの道』を読むと、こう書いています。

右手の氣を一寸でも引くとBの氣を受けてしまう。氣を出したままBの氣を導くことが肝要である。

よし、氣を引っ込めずに、はりきってやっていきましょう。そのうち誰かがこの武道場に入って来て、その人がとてもいい人で、おや、合氣道ですか、受け身でお相手しましょうか、などとなるかもしれないと妄想もしましたが、ついにぼく一人でした。けれども、この武道場は使えます。もっと早く来ればよかった。また来ようと思います。

帰りの足で亀ヶ池八幡宮に寄り、お参りをし、心身健全をお願いし、世界平和をお祈り申しあげ、御神籤をひくと大吉でした。

「第三十四番 御神籤

 かき曇る
 空さえ晴れて
 さしのぼる
 日かげのどけき
 我こころかな

 こころをすなおにし
 身もちを正しくすれば
 ますます運よろしく
 何事もおもうままになるでしょう
 欲を離れて人のためにつくしなさい
 大吉

 運勢 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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石橋学さん、板垣竜太さん、神原元さん、崔江以子さん、師岡康子さんの著した『「帰れ」ではなく「ともに」―川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち』を読了しました。板垣竜太さんの書かれた「第4章 在日朝鮮人にとっての「帰れ」ヘイト」や崔江以子さんさんの書かれた「第6章 「帰れ」ではなく「ともに」」を読むと、この国にある外国人への差別は苛烈で、読み進めるのに、心は苦しく、辛くなる。

さて、自分に立ち戻れば、ぼくは人生のどこかで差別をしたり、そのような言葉を発しなかったかと問えば、何か胸苦しい。ぼくは確かに日本に生まれ、育ち、生活している日本人だけれども、今、ぼくはどこであらうと、外国人への差別の言葉を聞くと、その差別の言葉を発した人とは、やはり友だちにはなれないのだろうと諦めて、すーっと遠ざかり、距離をとってしまう。ぼくには友だちはいないような気もしてくる。自分の人生にとって、これがいいことなのか、よくないことなのか、正しいことなのか、正しくないことなのかも判然としない。昔、そのような言動を聞いて、行かなくなったバーもあった。もっと心を開いて、差別はいけないといったらどうだろうかとも、ふと思うのだけれども、そのようなことをする勇気も度量もない、心貧しいぼくは、差別のなくなることを願うばかりで、この本『「帰れ」ではなく「ともに」』に肯き、ページを閉じたのです。

「帰れ」ではなく「ともに」 - 株式会社 大月書店 憲法と同い年
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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