えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た

「死んだ友だちにばったり相模大野の街で会ってしまう。友だちは車で機材を運んでくれないか、とぼくに頼む。東洋大学か高円寺のライブハウスにでもギターとかアンブを運んでくれと言うのだろうか? ぼくは、ああ、いいよ、と答える。彼は死んだはずだから、何か、すべて知りえないことも知っているのではないかと思い、おれって、(おれの人生の中で)結婚することってあるのかなぁと聞いてみる。友だちは何も答えない。けれど、ぼくの目に「1年」と彫られた銀のプレートが入ってくる。そのプレートはふられる前のサイコロ、引かれる前のタロットカードのようなもので、それが答えということではないことをぼくは知っていて、その銀のプレートをどうすればいいのだろうかと考える。ぼくは、もっとも気になっていることを友だちに聞きたくなる。おまえって死んだんじゃなかったの、と聞くと、友だちは見たこともないような暗い顔をし、うつむき、だまってしまう。ぼくは彼に体温があるのかどうか、それによって、何か分かると思い、彼にさわってみる。服ごしにほのかに体温が伝わってくる。?! 生きているのかも。」

そこで目が覚めた。すごくさびしかった。分析医の誰か、診断してください。
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強烈な香りのウィスキーです。クレゾールというか、消毒液というか、みたいなこの香りが、ふきさらしのアイラ島の海の泥から由来するのだろいうか? アイラ島のウィスキーの中でもこの香りは強烈だが、すぐにとりこになり、ぼくの中でナンバー1なのだ。味は甘いのにすっきりしていて、かすかかなトロみみたいなものを感じて、それが香りとともに舌に余韻を残す。などと書いていて、ふと、お酒の好みは異性の好みと通じているのかもしれないと思ったりする。みなさん、どうですか?
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ある飲み会でどんなタイプが好きかと問われて、くちびるの厚い人と答え、ぼくはくちびるフェチかもしれないと言ったら、みんな、どん引き。ぞくぞくしてきたとも言われた。どういうこっちゃ? さらに調子に乗って、目がパッチリ大きい人と言ったら、さらにどん引き。鼻がに少しぶたみたく上を向いてる人と言うと、さらにどん引き。それで、その飲み会界わいでの色恋ざたは、これからは起こりえることもなくなったわなぁ。きっと、さらに変な人、あぶない人と思われていること必死。けれど、これでいいのだ。そして、これには何か邪悪な香りもただよわす気がする。どうしてだろう?

最近、「ロバート・ジョンソン クロスロード伝説」という本をRobert JohnsonのCDをかけながら、読んでいる。Robert Johnsonはミシシッピー出身の1930年代に活動した十字路で悪魔に魂を売ったと言われる伝説の実在のブルーズマンで、禁酒法時代にMOONSHINE(月の明かり!)と呼ばれる密造コーン酒好きのアル中の酔っ払いで、好きな女のあとを追いかけ、毒を盛られ死んだとされ、大切なものを失うことの失望を超えた恐怖すら歌った。その本当の足跡は深い霧につつまれている。ある精神分析医は彼の歌を聴き、統合失調症、昔の言葉で言うと精神分裂病の診断を下す。

いつもRobertの歌を聴くと、悪魔に憑かれているようだと思いながら神聖な最上のゴスペル、霊歌のような響きも感じ、打たれていた。放浪する彼は最後のメモ書きにこのように書いたそうだ。

「ナザレのイエス、エルサレムの王、わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられ、わたしを墓から呼ぶだろう」

Robert Johnsonは苦悩の歌ばかり歌ったけれど、勝利者なのだ。すべては良し。

この本の表紙を見ると、死んだ友だちとそっくりだと思う。やさしいやつだったなぁ、、、
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自由ヶ丘のマルディ・グラでのCHAIRSのライブ、とても良かったとお客さんに言われたけど、当分はCHAIRSはお休みで、ライブはないもよう。今夜、聴いてくれたみんな、ありがとう。来てくれたお客さんからラストライブと言われて、ドキリとする。そんなことはないと思うけど、誰も明日のことはわからない。

来年はレコーディングしたいなぁ。自分の歌を残しておくのです。昔、山口冨士夫の「プライベート・カセット」というアルバムを聴いて、衝撃と深い感動をおぼえたことがある。シンプルな冨士夫のギターボーカルとチコ・ヒゲのパーカッションのコラボレーションであった。そのイメージが夢として、心に残っているのです。残しておけば、自分が死んだあと、聴かれるでしょう。ロバート・ジョンソンみたいなのだ。神様、ご加護を!

来年も地道に動こう。永遠に残る35分のための協力者、求めます。

真夜中の十字路で黒いスーツの紳士と取り引き・・・
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本当に久々のCHAIRSの集大成ライブです。お店もニューオーリンズ料理がおいしいし、最近のチェアーズの音楽は深みを増していて、ブルーズにみまわれてつづけるとろんした変な目付きの歌手のソウルとあいあまって、ロバート・ジョンソンのように、伝説の存在になること、必至です。
ぜひ、ぜひ、来てくだされ。

Live Information CHAIRS

Place: Marudi Gra 東京都世田谷区奥沢5-29-10 リブレB1 TEL. 03-3722-6892

Date & Time: 2008年11月30日(日)OPEN:19:00 START:20:00
http://www.jiyugaoka-mardigras.com/
東急東横線・大井町線自由が丘駅南口改札を出てすぐ右折。電車高架下をくぐった先のコンビニエンスストア「ampm」のあるT字路を左折。最初の信号の角に建っているクリーム色の4階建てビル地下。駅より徒歩3分。
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桜木町の野毛ジャンクにメイちゃんの歌を聴きに行く。すしずめのバーの中でハッピーで愁いをおびた歌を聴いた。

野毛ジャンクに初めて来たのが一年前。開店間もないころで、こんなにたくさんお客さんは、いなかったと思う。すっかり常連客も居着いたもよう。よかったのー。

このあたりの町、横浜あたりは不思議でおもしろい。平岡正明氏のいう中音量主義でいこうというのが、もっともだと思う。お客さんの会話と港の気配が消えぬほどの音量でジャズやリズム・アンド・ブルースが流れる時、もっとも後衛に位置するこれらの音と場所が、なぜか、もったも過激だというのも、なるほどだと思い、平岡氏の文を思い出し、半世紀以上も前のチャーリー・パーカーこそ、最前線の音であるかもしれないとも思う。中心もなく、いろんな音楽スポットが霜降り状態に点々とつづいて、特別な場所としてではなく、あたりまえにある。

近代以降の例えば基地があったように異物によって蹂躙されつづけてきたこの町の記憶がノスタルジーとないまぜとなって、また、新しい何かを引き寄せるのだろうか?

この町のよそ者のぼくは、今度、オリジナルジョーズにでもふらりと入り、スパゲッティとか食べようかなぁ。品川ナンバーの車を駐車したら、ボコボコにされるというのは、ベトナム戦争まっさかりのころ、本当によくあった話らしいけど、ぼくの車は相模ナンバーで、同じ基地と米軍の町だから、大丈夫でしょう。しかし、横浜の人って、何となく、あきっぽくて、まとまりがないんだよなぁ。でも、なんか、いざとなったら、パワーありそうで・・・
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山中湖にワカサギ釣りに行った。11時ごろついて午後の3時まで釣り船で糸をたらす。どんどん釣れた。何十匹も釣れた。魚釣りでこんなに釣れるのは初めて。晴れ渡った空に富士山。

釣果を持ち、バー・レモンパイに。今日はライブを演奏している日。ひさしぶりにスミミカちゃんの歌を聴いた。このところ見ない内に、ステージでの立ち振る舞いとか、貫禄ついちゃって、すごいなぁ。

で、ワカサギをどうするか? レモンパイでフライにして、みんなで食べちゃうんです。ある友だちから生き物を食うことはいいことだというのを聞いたことがある。思えば、口に入るすべてのものは、もともと生きていたもの。日本語には、そのことの感謝のことばがあるなぁ。

「いただきまぁぁぁす」
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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