えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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月に一回の父の墓参りに行ってきました。お墓参りに行き、きれいに花を墓前に供えるというのは、供養ということもあるけれど、ぼくにとっては、自分のための大いなる慰めのためというような気がしております。帰りの足で亀ヶ池八幡宮に寄り、お詣りをし、御神籤をひくと「大吉」。

「第四十三番 御神籤

 風吹けば
  風吹く
   ままに
 港よしと
 百舟千舟
    うち
 つどいつつ

 何事も繁昌して心のままになるけれど
 心に油断があってはならない
 只今より来年の事をよくよく考えて
 やりそこなわぬ様十分の注意をしておきなさい

 運勢 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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伊豆半島の西の方を一泊の旅をしました。

土肥で「土肥桜まつり」という日本で一番早咲きの桜のための祭りをしていて、五つ神社仏閣、青雲寺、安楽寺、土肥神社、妙蔵寺、最福寺の御朱印を求めて、散歩をしました。土肥神社で御神籤をひくと、なんと「愛」で「運勢 吉」だったのです。

「第一番

 愛

 愛とは何か様々な形を変えてあなたの元にやってくるだろう
 人は誰もが愛する力を備えて生まれてくる
 その力を如何に活かすか
 あなたの人生愛に溢れている

 運勢 吉」

「ゆめゆめうたがふことなかれ」でございます。濃いピンクの桜は、ほとんどが蕾でありましたが、歩くのは楽しい。






泊まりの宿の伊豆まつざきホテルのある入り江の町、松崎を散歩しました。この町は三十年間、変わりません。とある山梨の山間の温泉の町は、あまりにすたれすぎてしまったけれど、松崎は変わらず、すたれず、うるさくならず、あのころのままなのが奇跡のようです。変わらないことが、ぼくには嬉しく、ほっとしてしまいます。宿からの夕日の美しさも三十年前のままなのです。何か、時を止めるかのような不思議な力が働いているのではないかしら? そして、宿の夕飯の地元でとれた魚の金目鯛の煮付けがおいしい。









次の日、黄金崎クリスタルパークでたくさんのガラスの美術品、工芸品を見ました。こんなに多くのガラスに魅せられた芸術家がいることを知りませんでした。ミュージアムショップで硝子の和風のコップを買ってしまいました。お店の人に、黄金崎にも行った方がいいですよ、といわれ、車で足をのばし、岬を散歩しました。海が美しい。





車を海岸線沿いに南に走らせて、やっと、うすぼんやりと見えた富士山。



旅には癒されます。
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エマニュエル・トッドさんの著した『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』を読了した。

この『西洋の敗北』読みながら、寺山修司がシュペングラーの『西洋の没落』を起点にし、1968年のフランスでの学制蜂起のスローガン「敷石の下は砂浜だ」を引用しつつ、西洋の歴史もただの敷石一枚だったと慨嘆したことを思い出した。けれども『西洋の敗北』はそんなロマンチックなものではなく、とても厳しくリアルなものらしい。

エマニュエル・トッドさんはウクライナの対ロシア戦争の敗北は、もう見えている、という。本当だろうか? アメリカ合衆国を含む西洋の倫理、道徳の崩壊によって、ニヒリズム、虚無主義が跋扈し、それが際限のない暴力と戦争をひき起こし、さまざまな統計を見れば、西洋は崩壊しつつあるのは明らかだ、という。

この『西洋の敗北』と文藝春秋の二月号でのエマニュエル・トッドさんのインタビュー『イスラエルは神を信じていない』を読めば、このフランスの先祖にユダヤ人の出自を持つ歴史人工学者、家族人類学者の目に何が見えているかは、明らかだ。イスラエルもアメリカ合衆国と同様に西洋で、西洋は「宗教のゾンビ状態」から「宗教のゼロ状態」に向かい、そのニヒリズムの腐敗は世界に堕落した暴力をもたらす、というのだった。そして、日本はかろうじて西洋からは逸脱しているらしいのだ。

米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる...『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』エマニュエル・トッド 大野舞 | 単行本 - 文藝春秋
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新国立劇場オペラパレスでリヒャルト・ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」を見ました。ワーグナーのオペラは大好きです。この「さまよえるオランダ人」からワーグナーのオペラは始まったのかなどと思う。もっとワーグナーのオペラを見たい。ワーグナーはドイツ文化の精華で、いつか、ドイツのバイロイト音楽祭に行ってみたいと思ってしまいます。
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FABIO GALLIANI & CANTALUNAの「Ciao Ocarina! The Best of Europian Folk Music」を聴きました。ヨーロッパのいろんな国の古いフォーク音楽をオカリナ、ギター、アコーディオン、ボーカルの四人で奏でています。アイルランド、イタリア、ギリシャ、イスラエル、スペイン、ポーランド、ウクライナ、パレスチナ、カタロニア、フランスの古い民謡が聞こえてきます。オカリナという楽器はイタリアで発祥したそうですな。癒されます。
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一月二十一日に鈴本演芸場での一月下席夜の部「三代目林家正楽 一周忌追善興行」にまいりました。見た演目を書き記します。二つ目の春風亭一花さんの「出来ごころ」、春風亭柳枝師匠の「初天神」、林家八楽師匠の紙切り、林家彦いち師匠の「本日営業中」、橘家文蔵師匠の「馬のす」宝井琴調師匠の講談「出世の春駒」、林家楽一師匠の紙切り、柳家花緑師匠の「頭山」でお仲入りです。柳家さん喬師匠の「時蕎麦」、林家楽一師匠と林家八楽師匠の紙切り、林家楽一師匠と柳家さん喬師匠、柳家花緑師匠の鼎談、林家楽一師匠の紙切り。そして、亡くなった林家正楽師匠の残したたくさんの紙切りの作品、切り絵が映しだされ、幕が閉じました。(林家二楽師匠は緊急入院のため休演ということです。くれぐれもご養生なさってください。)

林家正楽師匠の紙切りの芸は何度も見ました。懐かしく思い出されます。正楽師匠はインタビューで、私はコンピューターどころか免許も持っていません、趣味もこれといってありません、紙切りが楽しくて生きております、などと答えておられました。まさに紙切りの人であり人生であったようなのです。昨年の一月二十一日に亡くなったということですが、その二日前は新宿末廣亭に出演なさっておられ、一日前は千葉県船橋市の落語会に出ておられたそうです。亡くなったというより、ぼくには、ふと姿を消しているだけのようにも感じられます。けっして寄席で主任となることはない紙切りの芸ですが、今日は林家正楽師匠が主任をつとめておられたようなのです。
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朝ドラの『ブギウギ』と『虎に翼』がとても面白かったので隠居の身としては『おむすび』も見続けていたのですが、もう見なくてもいいかなと思ってしまいました。老人に一歩足を踏み入れたぼくには物語を駆動する「ギャルの魂」とか、よく分からないのです。若いころは誰でも自由を求めていたとも思いつつ、ギャルってなんだろうか? ふと、あの時代、携帯電話に小さい人形とかオーメントとかをめいっぱい付けていた高校生を思い出したりもしましたが、『おむすび』にはのれなくて、もう見なくてもいいだろうと思った次第です。どうでもいいことと半分は思いつつ、なんとなく書いてみました。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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