えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今月のぼくの歌う予定です。他にもオープン・マイクなどに出没します。遊びに来てね。

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頼富元宏さんの著した「密教とマンダラ」を読了した。曼荼羅の前提としての教養である密教について、本の頁数の半分以上は書かれていて、半分を過ぎたころに、やっと曼荼羅についてのことが読めた。こういうシンボリズムについての本、しかも、よくわからない仏や仏の化身の名前がたくさん出てきて、読んでいると、とても眠くなりました。

こんな本を読んだからには、とくに悟りの境地に至りたいとか思っていないけれど、どこか曼荼羅が飾られている静かな寺院に訪れ、一日中、曼荼羅を眺めたり、瞑想したりしてみたい。







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年に数曲、オリジナルの歌を作って、いつものようにどこかで歌います。というか、作るのではなくて、それは思いつくもので、ぼくはただの媒介で、空から振ってきたり、大地から湧いて出てくるものかもしれない。近ごろ、「悲しみのない星」という歌が降ってきました。どこかでまた歌うのです。こんな詞。

♪♪♪
悲しみのない星ににつれていってよ
あの娘はいつでもそういうから
おれたち二人で旅に出たのさ

悲しみのない星につれていってよ
あの娘はそんなおかしなことをいう
だから、おれたち二人、旅に出のさ

あーあ、さみしい町ばかり
あーあ、悲しい町ばかり

今夜も憎しみをだれかがあおっている
くたたになったいつもの帰り道
あの娘のことばかりが頭にちらついて

悲しみのない星につれていってよ
あの娘はそんなおかしなことをいう
だから、おれたち二人、旅に出のさ

あーあ、さみしい町ばかり
あーあ、悲しい町ばかり

(間奏)

あーあ、さみしい町ばかり
あーあ、悲しい町ばかり

この星の上、この空の下
この星の上、この空の下

もう少しだけ旅をつづけます

悲しみのない星につれていってよ
差別のない星につれていってよ
戦争のない星につれていってよ♪♪♪

何度も書いたけれど、詞というのは音楽のほんのごく一部で、音楽を成り立たせているものは、詞以外にのもたくさんあって、メロディーやリズム、編曲、音、響き、奏でられる場所、etc.、そして聴いてくれる誰かさん。みなさん、どこかで、この歌を、いつか聴いてください。
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こんな夢を見た。ぼくはある人と自分の家で結婚式をあげている。普段着の結婚式で、儀式らしきものはなく、二人の友だちらしき人とお互いの親がいるぐらいの少ない人数で紅茶を飲んでいるだけの結婚式。寂しげなその結婚式で彼女は、淋しさを感じていないだろうかとぼくは気になっている。三々五々、訪れた人は帰っていき、二人になり、彼女は白いソファーに座っていて、ぼくは部屋の隅から彼女の姿を見つめている。なにも話さず、何かおしゃべりした方がいいのかなと思いつつ、ぼくは、もともと無口なのだとだまって、彼女を見ているだけ。気がつくと、あたりは夜になっていて、二人はベッドにあぐらをかいて座っていて、ぼくは、結婚して初めての夜だねと話しかけると、彼女はなにもしゃべらず、自分で服を脱いでいく。ぼくは彼女を抱きしめる。

そこで目が覚めた。この夢は大正時代の耽美小説のような夢だな。夢を書けばぼくも小説家なのです。そうだ、天国の鈴木清順に映画にしてもらおう。
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真藤順丈さんの著したこの前の直木賞受賞作『宝島』を読了しました。541頁にも及ぶ第二次世界大戦後のアメリカ占領下の沖縄を舞台にした物語。

20年間に及ぶこの群像劇の小説の力によって底辺からの沖縄現代史を感じることもできたように思います。

文体が46歳で夭折した中上健次の晩年の大作『異族』をより豊かにしたようで、そこにも惹きつけられ、長編を読みおおせたのです。

いろんな錯綜する物語の糸がほぐれつつ、さらなる問いをなげかえるようなフィナーレの「第三章 センカアギヤーに帰還 1965-1962」の後半には感動し、泣いてしまいました。長編の小説を読む物語の愉悦とはこういうことをいうのだと思います。

沖縄に基地のない平和を。

真藤順丈さん、直木賞受賞、おめでとうございます。

『宝島』(真藤 順丈)|講談社BOOK倶楽部

真藤順丈さん『宝島』 | 小説丸

『宝島』——真藤順丈が - 現代ビジネス





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ブルース・スピーゲル監督のドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」を見た。ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスの生涯を残された動画や写真、本人を含むいろんな人たちの証言から描いていた。

生涯、逃れられなかった薬物依存、いくつかの恋、そして、音楽の人生。その音楽は本当に美しい。余計なものを何も足さず、必要なものを何も引かず、そんなビルのピアノの音楽に、ぼくは、仏教の禅を思い出してしまう。だから、その美しさは真実ということなのだろうか? 麻薬は、彼の人生に余計なものだったのだと、ぼくは映画を見ながら思い、そのぎりぎりの美の探求が、彼をそれに向かわせ、彼の人生をもついに奪ってしまい、それはやはり悲しいことだとも思う。もしかして、ビルが東海岸に向かい、そこで日本の禅に出会っていたら、もっと長く生き、美しい音楽をさらに奏でていたかもしれないと想像し、もしかして、その生涯にわたって、彼自身の希死願望に彼は苦しんでいたのかもしれないとも想像する。ビル・エヴァンスの美しいピアノの音楽は常に憂いを含んでいるのです。

映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』公式サイト
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この前、偶然、初めて小田急線のロマンスカーの展望室の先頭に乗りました。おー、ゲームの「電車でGO!!」みたいです。おもしろかった。スマホでムービーを撮りました。これは「ロマンスカーでGO!!」と名付けます。聞こえてくる子どもの声は、通路越しの向こうにに乗っていたお母さんと男の子でいい風情です。お楽しみください。

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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