えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ



黒澤明監督の「八月の狂詩曲」をレンタルDVDで見る。
この映画は黒澤組の最後の映画で、ラストの「終」の字を見ながら、黒澤明の壮大な何十年もかけて綴られた夢の世界も終わったのかと思い、なんともいえない感じ。そして、この映画は大林宣彦監督のふるさと映画の原型でもあるような気もし、平和への願いは今もかなえられずに、祈りのように静かにつづく。
夏休みに子どもたちがおばぁちゃんの田舎に家に帰ると、不思議なことがあるのは、ぼくも経験したことでもあるのです。
この映画は黒澤組の最後の映画で、ラストの「終」の字を見ながら、黒澤明の壮大な何十年もかけて綴られた夢の世界も終わったのかと思い、なんともいえない感じ。そして、この映画は大林宣彦監督のふるさと映画の原型でもあるような気もし、平和への願いは今もかなえられずに、祈りのように静かにつづく。
夏休みに子どもたちがおばぁちゃんの田舎に家に帰ると、不思議なことがあるのは、ぼくも経験したことでもあるのです。


本厚木駅から小田急線沿いに厚木駅に向かって歩いて5分ちょっとのところに「麺や食堂」があって、そこの味玉そばがおいしかった。醤油ラーメンのだしは魚貝系、麺はちぢれていない細麺。昭和風味に小さなこだわりが今風。店内は懐かしい風情。ごちそうさま。
麺や食堂(本厚木/ラーメン) - Retty




カビール・カーン監督の「バジュランギおじさんと、小さな迷子」を見ました。なんと、世界一の年間2,000本近く作られるインドの映画の中でも歴代3位の興行成績なのだそう。迷子の子どもを隣国、パキスタンに送り届けるヴィム・ヴェンダースのようなストーリーもインドの映画では歌あり、踊りありのもりだくさんで、あきなく楽しい。迷子のシャヒーダーを演じる子役のハルシャーリー・マルホートラがとてもいい。ラストの想像していたとおりのめでたしめでたしの物語もすばらしく、共感してしまう。ロード・ムービーでのパキスタンとインドにまたがるカシミールの美しさ。映画に込められたてらいもない真摯なメッセージ。そうさ、国境の壁も柵も鉄条網もなくなってしまえ。
バジュランギおじさんと、小さな迷子




黒澤明監督の「どですかでん」を見る。暗く救いのない話を美しい映像で描いていた。物語とかストーリーもほとんどなく、黒澤組初のカラー映画は、フランスのヌーベルバーグというよりも、色彩のあるイタリアのネオレアリズモという趣。そして、ラストのシーンはほんのかすかな曙光のよう。1970年代にたくさん作られたインディーズ、ATGの映画は、この「どですかん」がルーツだろうかと思わせる。「どですかん」の残酷さの中の一筋のヒューマニズムに、ぼくは当惑し、この映画のように、空想の家を作ったり、空想の汽車を走らせ、いつか命の木は等しく枯れてゆく。


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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