えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作「戦火の馬」を橋本の映画館「ムビックス」で見た。映画館の大きな画面とサラウンドの音響システムで見るべき映画らしい本物の映画であった。スピルバーグが最も尊敬する映画監督が、確か、日本の誇る黒澤明であったことを思い出した。「戦火の馬」は叙事詩的で大いなるヒューマニティに溢れて、そんなことからも黒澤映画を思い出したのであったと思う。

この映画、原題を"War Horse"という。直訳すれば、「戦馬」。青年と馬の友情物語なのかと、見はじめたら、途中から、青年はスクリーンから姿を消し、ひたすらある一頭の馬の第一次世界大戦の戦前と戦中と戦後の人生を追い続けて、ある一頭の馬が描かれる。その一頭の馬は騎馬兵の戦馬として苦役を課され、さまざまな人や事件と出会う。果たして、育ててくれた、戦争によって引き裂かれた、あの青年との再会はあるのかは、映画をご覧下さい。三時間ほどがあっという間に過ぎていきます。

動物が走っている姿って美しくて、好きだなぁ。ラスト・シーンはこの前に見た新藤兼人監督の「一枚のハガキ」のラスト・シーンと共通性があるのかもしれないと感じた。ミレーか何かの一枚の美しい絵画のようだ。死体が積み重なっていく戦争シーンはリアル。起伏に富んだ物語の中で人間が本来持つの深い善性を思い起こさせる。スピルバーグ、最高です。
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山梨の方へドライブしに行ってふらりと山梨県立美術館に立ち寄った。ここで、よく知らないフランスの画家、モーリス・ドニという人の展覧会が開かれていて、入ってみた。この展覧会は「モーリス・ドニ いのちの輝き、子どものいる風景」とタイトルを付けられているのだけど、モーリス・ドニという人は、19世期末から20世紀を生きた人で、教会に飾られる宗教的な題材の絵画を描いた人で、その人が、たくさんの家族、母や子どもたちの絵を描いてもいる。敬虔なカソリックのクリスチャンだったというドニの宗教的な絵画にも自らの、もしくは、近しい子どもたちが描かれている。

ところで、昔、写真家の荒木経惟がインタビューに写真とは何ですかと問われて、こんな風に答えていた。写真というのは、好きな人と楽しい時を過ごして、それを写真に残して、あとで、この時はこうだったねって、その好きな人と見る、写真って、そういうものですよ、と言っていたのだけど、モーリス・ドニの絵を見ながら、その荒木氏の言葉を思い出した。ほとんど期待しないで見はじめた展覧会だったけれど、ピンクや薄い青や緑とたくさん使ったその絵は美しく、また愛にあふれていて素晴らしかった。

それから、山梨県立美術館ではたくさんのミレーなどのバルビゾン派の絵画が常設展示されています。これも素晴らしい。


山梨県立美術館のページ
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/index.html
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明日(2011年12月24日(土))成績桜ヶ丘の音楽バーLoose Voxのオープンマイクで3曲歌うのです。クリスマスの前夜だから、オリジナルのクリスマスソングも歌うつもり。数年来、ここのオープンマイクでは気が向いたら歌いに行っています。他にどんな人が来ているかな?

20:00 start
place:Bar Loose Vox
アクセス
京王線聖蹟桜ヶ丘駅東口2分
東口を出てまっすぐ歩くとミスタードーナッツが、あります。でそこから右斜め前方に見えるパチンコ屋のビル5階です。
東京都多摩市関戸2-40-2興進ビル5F
TEL. 042-375-6291

LOOSE VOXのホームページ
http://loosevox.iii.vc/
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明日、bar School of Rockでの「忘年ライブパーティー2011」というイベントで歌っています。2011年12月17日(土)と2011年12月18日(日)の2日間にわたっていろんな人が歌ったり演奏しているみたいです。ぼくは2011年12月18日(日)に歌っていますよ。

入場料1000円(2日有効、ワンドリンク付き)、ドリンクすべて500円

12月17日土曜日

17時オープン、18時スタート

18:00 Js Identity
18:30 P&O
19:00 The Coral Garage Rainbow Lovers
19:30 TUYU
20:00 中入り
20:30 Mr.Wisper.Z
20:00 B.D.Badge
21:30 THE NAOKI

12月18日日曜日

17時オープン、18時スタート

18:00 ザ♂ゴージャシックス
18:30 高雄文
19:00 大見剛
19:30 中入り 
20:00 えいちゃん(<-わし)
20:30 山本慎太郎
21:00 生活便利Goods

スクール・オブ・ロックのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
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『きららフェス』 OPEN 14:00-

ひまわりヨガどころの『きららフェス』の中の「出たとこ勝負ライブ」で何曲か歌います。出店とかも多数あり。夕暮れ時、ヨガの先生、きららさんが川辺で舞います。

ひまわりヨガどころのページ
http://www.walls-and-bridges.com/kirara/index.html
http://www.walls-and-bridges.com/kirara/himawariyogadokoro.htm


スクールオブロック 20:00-

そして、この日の夜、わしゃ、また、スクール・オブ・ロックで弾き語るぞ。見にきて、歌、聴いて、いっぱいお酒飲んでくんろ。タイバンはジャイブする歌謡弾き語り歌手、チャーリー坂本さんやら、ロックな歌謡のミケマドカさんに、なぜか、歌謡臭のしないぼくがまじってしまう。

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John Lennonのこのコンピレーションアルバム"LENNON PLASTIC ONO BAND SHAVED FISH"が大好きなのだが、Yoko Onoと駆け抜けた1970年から1975年というような軽い疾走感をいつも感じてしまう。人生は夢を映す走馬灯のようでもあるのだけれど、Yoko OnoとJohn Lennonが歌ったことは、2011年の12月8日の今夜も、何もかなっていなにのかもしれないから、まだまだ、後に続いて歩いていきたいとも思う。

さて、このアルバムの中の"Instant Karma!"はファンキーで神秘的なぼくの大好きな一曲で、今夜はそれを訳してみたいのです。

瞬間の因果応報がやってきた
頭に直撃だぜ
おまえ自身と仲良くした方がいいよ
そのうちすぐにくたばってしうんだから
おまえがこの世界の中で何かを考えて
愛を笑いものにするのなら
この地球の上で何をやろうとしているのかい
それはおまえのことさ

瞬間の因果応報がやってきた
もう顔色に出ているぜ
おまえ自身と仲良くしなよ
人類と手をつなぐんだよ
この世界をどうわかろうとしたって
おれみたいなばかをわらいものにするんだね
けれど、地球の上ではおまえだって
スーパースターさ
そうさ、お前がスターさ

おれたちはみんな輝いている
月や星や太陽のように
おれたちはみんな輝いている
みんな、やってこいよ

瞬間の因果応報がやってきた
足元から直撃だぜ
おまえの兄弟を認めた方がいいってことさ
おまえの会うすべての人が
なぜかこの世界にいるおれたちなのさ
痛みや恐れなしに生きるために
なぜかおまえはこの地球にいて
その時、おまえはどこにでもいて
おまえのわけまえを手にいれるんだよ

おれたちはみんな輝いている
月や星や太陽のように
おれたちはみんな輝いている
みんな、やってこいよ







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毎月第2気火曜日と第4火曜日は町田のウェスト・ボックスというライブハウスでセッションというのをやっていて、よく行くのだけど、今夜はRolling Stonesの"No Expectations"という曲を歌った。とても演奏時間が長くなってしまって、何か、やらかしてしまった。すみません。Rolling Stonesの"No Expectations"と村八分のメンバーだった加藤義明のカバーをまぜてやりたかったのだけど、ギターのHさんに「"Train, Train"は?」と言われて、もりあげようと思って、ああなってしまったのは、くだらない言い訳で、つかみどころなく、つぱっしてしまったらしいぼくであった。あぁ、セッションの醍醐味は人迷惑かもしれないと、ふと思うのでした。とほほ・・・。

"What's Going On"と名付けられた、このイベント楽しいです。楽器を弾きたい方、歌を歌いたい方、音楽を聞きたい方、是非、お立ち寄りください。

セッション"What's Going On"のページ
http://voxsession.web.fc2.com/index.html

今夜、ぼくが歌ったRolling Stonesの"No Expectations"、シンプルだけど美しいコード進行が印象的な隠れた名曲だと思う。ティーンエイジャーのころ、この曲が入ったアルバム"Beggars Banquet"は、レコードがすり切れるまで、何度も何度も聴きました。"No Expectations"の詞を日本語に意訳してみます。

駅まで連れてっておくれよ
列車に乗せておくれ
こんなところをやりすごすことなんか
とてもできっこないことさ

金持ちだったこともあるけれど
いまとっても貧乏だよ
こんなかわいいおいらの人生で
こんなにつらいのは初めてだよ

おまえの心はダイヤモンドで
豚に真珠をくれたんだね
おまえが去っていくのをじっと見つめたけど
おまえはおいらの心にフタをしたのさ

おれたちの愛は水のようで
石にぶつかりはじけちる
おれたちの愛は音楽のようで
ここにあったと思ったらどこかに消えている

だからおいらを空港まで連れて行けよ
飛行機に乗せておくれ
こんなところをやりすごすことなんか
とてもできっこないことさ
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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