えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

片岡義男さんの著した「ロンサム・カウボーイ」を読了した。
片岡義男さんは忘れ去られつつある小説家ではなかったのだ。この「ロンサム・カウボーイ」は1976年の初版が出版され、2015年までの改版が出されるほどの息の長いロング・セラーなのを本の奥付を見て知った。
1970年代のアメリカのありふれた日常が切り取られて書かれているのだけど、なにげない日常ほど奥深く、胸に迫るものはないのかもしれないと、ぼくは読み進めて感じいる。アメリカとは自由とそのうらはらに死の国でもあるような読後感を持ってしまった。
FMラジオのDJ、エンターテイメント小説、ジョン・レノンのインタビュー集「回想するジョン・レノン」の翻訳者、アメリカ音楽の紹介者、エッセイスト、いろいろな顔を持つ片岡義男さんだけど、この「ロンサム・カウボーイ」という短編集はまぎれもない純文学の傑作だと思った。
片岡義男さんは忘れ去られつつある小説家ではなかったのだ。この「ロンサム・カウボーイ」は1976年の初版が出版され、2015年までの改版が出されるほどの息の長いロング・セラーなのを本の奥付を見て知った。
1970年代のアメリカのありふれた日常が切り取られて書かれているのだけど、なにげない日常ほど奥深く、胸に迫るものはないのかもしれないと、ぼくは読み進めて感じいる。アメリカとは自由とそのうらはらに死の国でもあるような読後感を持ってしまった。
FMラジオのDJ、エンターテイメント小説、ジョン・レノンのインタビュー集「回想するジョン・レノン」の翻訳者、アメリカ音楽の紹介者、エッセイスト、いろいろな顔を持つ片岡義男さんだけど、この「ロンサム・カウボーイ」という短編集はまぎれもない純文学の傑作だと思った。

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