えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

「農MUSIC 農LIFE RECORDS 岐阜県 森と川と円空 森羅万象と般若心経」というイベントが町田の万象房であって、ぼくはお隣にすわられた町田の曹洞宗の簗田寺の僧侶にこんなことを尋ねたのだった。それはぼくにとっては切迫した問題でもあって、仏教でよく唱えられる縁というものは、良いものか、悪いものかと尋ねたのだった。僧侶はその縁を受け取る人の心が良きものならば良縁となるし、悪いものならば悪縁となると言われたのだ。
ならば、ぼくは数えきれない悪縁がいままであったことになると思い、それに関しては、すべてぼくのせいだと確かに首肯せざるえなかった。
付け加えて、仏教の境地は「涅槃寂静」という言葉を聞き、天国とは寂しく静かなところなのかと説かれ、その光景を想像もし、寂しくて静かだという光景に、なんだか、そんなころには行きたくはないという暗澹たる気分にも陥った。そして、その時、飼っていた犬のレオがぼくの夢の中で語っていた言葉を確かに思い出しもした。
「えいちゃんは生きていて楽しくないの? ぼくは生きていて楽しかったよ。えいちゃんにも逢えたし」
その夢の中の「えいちゃんにも逢えたし」という言葉がぼくをのっぴきならぬところに導くようでもあった。
縁とはいいものなのか、よくないものなかと、僧侶と詰問しているうちに、禅のぼくの大好きなことばがなぜか、ありありと浮かび、そのことばはありとあらゆる風に受け取れるのだけど、ぼくはそれに泣きだしそうなりました。
「落花流水を送る」
ならば、ぼくは数えきれない悪縁がいままであったことになると思い、それに関しては、すべてぼくのせいだと確かに首肯せざるえなかった。
付け加えて、仏教の境地は「涅槃寂静」という言葉を聞き、天国とは寂しく静かなところなのかと説かれ、その光景を想像もし、寂しくて静かだという光景に、なんだか、そんなころには行きたくはないという暗澹たる気分にも陥った。そして、その時、飼っていた犬のレオがぼくの夢の中で語っていた言葉を確かに思い出しもした。
「えいちゃんは生きていて楽しくないの? ぼくは生きていて楽しかったよ。えいちゃんにも逢えたし」
その夢の中の「えいちゃんにも逢えたし」という言葉がぼくをのっぴきならぬところに導くようでもあった。
縁とはいいものなのか、よくないものなかと、僧侶と詰問しているうちに、禅のぼくの大好きなことばがなぜか、ありありと浮かび、そのことばはありとあらゆる風に受け取れるのだけど、ぼくはそれに泣きだしそうなりました。
「落花流水を送る」

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